僕 だけ が いない 街 伏線

『僕だけがいない街』の緻密な伏線をまとめていきたいと思います というのも この漫画の凄いところは 全体の構成がしっかりしていて セリフや思惑の伏線をしっかり回収していくところなんですよね それが主人公の成長にも繋がっています なので読み返す程新しい発見があり 読めば読むほど面白いスルメ漫画(かな?) そちらを私なりにまとめていきます ※6巻現在の情報で記事を書いております それ以降の情報はまた後々追記していきますね ――――――――――――――――― 1.言った言葉は本当になっていく ・1巻 #1【走馬灯 2006. 05】 初リバイバルで事故った時のシーン 愛梨「『言葉』ってさ 口に出して言ってるうちに 本当になる気がする 」 悟「( その言葉は 何だかとても懐かしい感じがした )」 悟「(思い出す事が出来ない 少女の『言葉』 を 再び彼女自身の口から聞く事 になるとは この時はまだ知る由も無かった)」 ・2巻 #8【私だけがいない街 1988. 02】 悟と加代の会話 加代「・・・うん あたしも 演じてるうちに『本当』になる気がするよ 」 悟「(これだ・・・!! 懐かしいと感じたアイリの言葉・・・) 」 ↑これは序の口ですが 1話目からバリバリ伏線入れてます ――――――――――――――――― 2.ゴミ捨て場に捨てられた加代の服 ・1巻 #2【死刑囚 2006. 05】 リバイバル前 悟がゴミ捨て場を通った時の回想 悟「( 母親は笑っていた 娘が行方不明になって 10日後 何となく その道を通った ゴミ袋の中に 見覚えのある服が見えた )」 ・3巻 #13【ホワイトアウト 1988. 03】 リバイバル後 ゴミ捨て場を通った時 悟「(娘の失踪からわずか 10日後 母親が捨てたゴミ袋の中には・・・生死も定かではないハズの 娘の服 ・・・そして 編みかけの毛糸の手袋 が入っていた)」 ↑ 母親が笑っているところまで同じ そして懸命のリバイバルの結果が 編みかけの毛糸の手袋 悲しいです 2話目でこの伏線回収を考えてたとすると 1回目のリバイバルは失敗する事決まってたんですね ――――――――――――――――― 3.上野は電車一本で行ける? ・1巻 #2【死刑囚 2006. 映画【僕だけがいない街】伏線考察ネタバレ。結末まであちこち張り巡らされた伏線だらけがスゴイ | CLIPPY. 05】 佐知子が悟の家に押し掛けて来た時 佐知子「悟 上野って電車一本で行ける? 」 悟「行けねぇ やっぱ観光かよ」 ・4巻 #19【ラストチャンス 1988.

映画【僕だけがいない街】伏線考察ネタバレ。結末まであちこち張り巡らされた伏線だらけがスゴイ | Clippy

『僕だけがいない街』はご存知いくつも伏線が張り巡らされていますが、回収のされ方も絶妙で、中には一から読み直したり、しっかり考察をしないと気付かないものもあります。そこでこのブログでは複雑な伏線の解説をしていきます。 今回は、1巻4話の重要なあのシーン。佐知子がパーカーの男に感じた「気持ち悪さ」の正体についてです。 スポンサードリンク 伏線の概要 1巻の4話【誘拐未遂 2006. 05】にて。 悟が母・佐知子と買い物を終え駐車場を歩いているとリバイバルが起きる。悟は違和感を探すも見つけられないので佐知子に周りの注意を促す。佐知子が子供の手を引くパーカーの男と目が合うとリバイバルが終了。 後で佐知子は、パーカー男が誘拐犯であることに思い至ると同時に、『あの目の男を…あたしはしっている。覚えているのは「気持ち悪さ」とペアだからだ』と考える。 伏線の解説 この伏線のヒントは、 5巻27話【誘拐の条件 1988. 03】 にあり、 答えは 31話 に書かれています。 27話で、悟は中西彩の尾行中に佐知子に会い、 その後八代の車と遭遇します。 このタイムラインは、 雛月加代を救い終え、次にターゲットとされる中西彩を守るために悟は尾行していましたが、 オリジナルのタイムライン(佐知子が違和感を感じたタイムライン)では悟はこの時尾行していません。 実はこの時中西彩は八代学に誘拐され、 その現場を佐知子は目撃していたのです。 そのため、この時の光景を重ねあわせて、 4話で佐知子はパーカー男(おそらく八代)に気持ち悪さを感じたのです。 31話では、 『リバイバル以前、お袋がスパーから出てみた景色は全く違ったものだったはずだ…!』 とあり、八代が中西彩を誘拐する現場と佐知子がその現場を一瞬見る絵が描かれています。 気付きにくいですが、一応この描写が4話の伏線の答えになっているのです。 あとがき 以上、佐知子が感じた「気持ち悪さ」の正体についてでした。 この伏線はほんと見事で、三部けいさんの構成力の高さが伺えますね。 27話以降じゃないと分からない謎でしたが、 27話の時点でこれに気づいた人は果たしているんでしょうか? この作品にはまだまだすごい伏線が色々あるので、 また伏線をピックアップして解説していきたいと思います。

02】 再リバイバル 悟が佐知子を見て安心した時 悟「ホントはさ 『 上野には電車一本で行ける 』んだ」 佐知子「? ? 何じゃそりゃ?」 ・6巻 #33【目覚め 2003. 08】 悟が植物状態の時 佐知子が悟の言葉を思い出す 佐知子「そういえば 悟がいつか言ってたっけ」 悟「(ホントはさ 上野には電車一本で行ける んだ)」 佐知子「ホントだ あの言葉は 何だったんだべ・・・」 ↑僕街の教訓:上野には電車一本で行ける 結局最後まですれ違っているのが物悲しいですね ――――――――――――――――― 4.佐知子の心情と勘違い ・1巻 #2【死刑囚 2006. 05】 佐知子が酔っ払って口を滑らした時 佐知子「 悟・・・あんた 危ないトコだったんだよ 」 ↑この時点で佐知子が ユウキさんが犯人だと思っているからこそのセリフ 後に真犯人に勘付き 息子を信じられなかった事を悔やみます ――――――――――――――――― 5.カレーは便利な食べ物 ・1巻 #4【誘拐未遂 2006. 05】 悟 佐知子 スーパーに買い物 悟「二人分でいいのに何でこんなに買い込むんだよ」 佐知子「二人分?ま カレーは何日も食べれるっしょ 」 ・4巻 #23【輪の外へ 1988. 03】 加代を悟の家に匿う際のカレー 悟「誰も来なかったらどーする気だったの?この量」 佐知子「ま カレーは何日でも食べれるっしょ 」 ↑佐知子は 誰か家に来る気がする時はカレー 18年前から変わっていないお袋 ――――――――――――――――― 6.佐知子 18年振りに誘拐を目撃 ・1巻 #4【誘拐未遂 2006. 05】 佐知子 誘拐未遂を目撃したシーン 佐知子「こっちを見た・・・いや 『気づいた』?」 ・6巻 #31【敗北 1988. 03】 佐知子 中西彩誘拐を目撃したシーン 悟「中西彩誘拐実行の日 お袋が スーパーから出てみた景色 は・・・」 ↑5巻も前の話をしっかり回収する作者様 素晴らしい 共通点:18年前も現在も 『 スーパーを出た直後 』 『 大量の買い物袋を抱え 』 『 誘拐(未遂)を目撃 』 がポイント 推理力の高い人は27話の時点で ・悟 中西彩を尾行 ・八代が『偶然』通りかかり買い物を手伝う ・佐知子が出会っている を元に 『佐知子が誘拐犯をここで目撃していた!」 に気付けるのでしょうか ヒントを出し続けてる僕街は凄いですね・・・ ――――――――――――――――― 7.愛梨の夢はカメラマン?

May 17, 2024, 11:02 pm