肺腺癌 治療 ガイドライン

2021. 7 2020年版ver. 1. 1を公開しました New 2020年版ver. 1について ▮ 第2部. 悪性胸膜中皮腫診療ガイドラインの改訂 ◖Ⅱ. 治療>3. 内科治療に,新たに CQ11 を追加し,以降のCQ番号を繰り下げた。 ▮ 第3部. 胸腺腫瘍診療ガイドラインの改訂 ◖Ⅱ. 薬物療法の, CQ20 , CQ21 の内容を更新した。 ガイドライン修正のお知らせ を掲載しました 2020. 11 2020年版を公開しました *システマティックレビューを公開しています( 薬物療法及び集学的治療小委員会が担当する一部の領域 ) * 本ガイドラインからの転載利用について

肺癌診療ガイドライン:特定非営利活動法人 日本肺癌学会

日本癌治療学会,日本癌学会,日本臨床腫瘍学会(3学会合同作成) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とがん診療について(医療従事者向け)Q&A 1. 疫学的なこと(がん患者さんのリスクなど) 【臓器別】 2. 免疫とウイルス感染との関わり Ⅰ. 血液腫瘍 3. 検査 Ⅱ. 肺がん • COVID-19流行期におけるがん関連の検査について Ⅲ. 食道がん • がん患者におけるCOVID-19検査について Ⅳ. 胃がん・GIST 4. 外科的治療 Ⅴ. 大腸がん 5. 放射線治療 Ⅵ. 肝胆膵領域の悪性腫瘍 6. 薬物治療 Ⅶ. 耳鼻咽喉科・頭頸部領域のがん • 細胞傷害性抗腫瘍薬 Ⅷ. 口腔がん • 分子標的薬 Ⅸ. 泌尿器がん • 免疫チェックポイント阻害薬 Ⅹ. 婦人科がん • ホルモン治療 Ⅺ. 乳がん 7. 補助療法(輸血など) 8. 肺癌診療ガイドライン:特定非営利活動法人 日本肺癌学会. 緩和ケア 9. 治療後の経過観察や通院 10. その他 Ⅱ.肺がん 肺がんについては、本Q&A以外に日本肺癌学会よりCOVID-19 パンデミックにおける肺癌診療:Expert opinionも公表されており、そちらも診療方針を考える上で参考となります 1) 。 1) 1)COVID流行期の肺がん手術に対して基本的にどのように考えれば良いですか?

肺がん | がん診療ガイドライン | 日本癌治療学会

J Thorac Oncol, 2020, DOI 10. 1016/ 8) Uzzo RG, Kutikov A, Geynisman DM: Coronavirus disease 2019 (COVID-19): Cancer care during the pandemic, 2)フェーズIIIであっても行うべき手術にはどのようなものがありますか? フェーズIIIであっても行うべき手術として下記のようなものが挙げられます。 ・気道が脅かされ窒息のリスクがある場合 ・腫瘍に伴う敗血症 ・致死的になり得る外科手術の合併症 出血、気道の縫合不全など 3)フェーズIIであっても行うべき手術にはどのようなものがありますか? このフェーズではたいていの待機的手術は延期が推奨されますが、以下は早く行う必要があります。 ・腫瘍関連の感染症 ・血胸、膿胸、感染したメッシュなど 4)フェーズIの時の優先度の高い手術にはどのようなものがありますか? フェーズIの時の優先度の高い手術として下記のようなものが挙げられます。 ・充実主体(>50%)の腫瘍、2cmより大きい腫瘍であるがリンパ節転移陰性。腫瘍倍加時間<400日 ・リンパ節転移陽性(切除可能なN1/N2で治療前または導入治療終了後) ・治療方針決定のためのステージングのための小手術(縦隔鏡、胸膜播種診断のための胸腔鏡) ・臨床試験に組み入れられた患者のプロトコル治療としての手術 ・肺がん関連の膿瘍、膿胸、心タンポナーデに対する手術。 5)フェーズIの時の優先度の中程度の手術にはどのようなものがありますか? 肺がん | がん診療ガイドライン | 日本癌治療学会. フェーズIの時の優先度の中等度の手術として下記のようなものが挙げられます。 ・T1N0あるいは2cm以下の腫瘍 ・腫瘍の体積(part-solidの充実部)>500mm3 ・腫瘍倍加時間<400日 ・Solid成分が出現した腫瘍 6)フェーズIの時にも優先度の低い手術にはどのようなものがありますか? フェーズIの時でも優先度の低い手術として下記のようなものが挙げられます。 ・GGO主体の結節 ・緩慢な組織型(カルチノイドなど) ・増大が緩慢な腫瘍(倍加時間>600日) ・ネオアジュバント治療によって手術の延期が可能な場合 ・定位放射線治療が治療選択肢として十分成り立つ場合 ・非侵襲的方法でも代替可能な場合のステージング目的の小手術 7)手術後の病理病期がIII期でした。術後補助化学療法を行うべきでしょうか?

抄録 肺癌は日本人のがんによる死因の第一であり,克服しなければならない多くの課題がある.近年,放射線治療方法が物理学的に飛躍的に向上するとともに,化学療法との併用方法も工夫されるようになってきた.これらの研究成果が診療上応用するに十分なevidenceがあると考えられ,まとめられたのが肺癌診療ガイドラインである.筆者らは2005年の初回改訂版の改訂作業にかかわったことから,改訂の要点ならびに改訂後の重要なevidenceについて放射線治療の立場から概説する.

June 1, 2024, 11:08 pm