社会保障制度とは わかりやすく

更新日:2019年10月28日 この記事の目次 社会保障制度ってなに?どんな制度?

  1. ベーシックインカム 社会保険料 社会保障 【コラム】 | Tokyo Web Writer

ベーシックインカム 社会保険料 社会保障 【コラム】 | Tokyo Web Writer

なぜこんなことをするのか? なぜこんな回りくどいことをするのか? そう思いませんか?

5万円だった社会保障費は、1980年には24. 8万円まで上がっています(図2)。 図2:社会保障給付費の推移 3) 社会保障費が高くなったのには、少子高齢化が影響しています。高齢化が進み高齢者人口が増えると、社会保障費のうちの「年金」が高くなります。また、高齢になるほど医療費も高くなる傾向がありますので、年金は社会保障費全体のなかでも、高い伸び率で推移しています。今後も少子高齢化はさらに進行する見込みですので、社会保障費はさらに高くなると予測されます。このままでは、現在の現役世代もさることながら、私たちの子供世代に多大な負担をかけることになります。 そういった中で日本が抱える問題として、「2025年問題」があります。いわゆる昭和22年(1947年)から昭和24年(1949年)の3年間に生まれた「団塊の世代」が一斉に後期高齢者(75歳)になるという問題です。しかしその先には「2040年問題」があることが分かってきました。 2040年問題とは、高齢者人口がピークを迎え、現役世代1. 社会 保障 制度 と は わかり やすしの. 5人で高齢者1人を支える人口構造になるという問題です。また、就職氷河期と重なった「団塊ジュニア世代」が安定した職を得ることなく高齢となり、団塊ジュニア世代の貧困化が進むとともに、当然ながら社会保障費は現在よりも高くなり、それら支える現役世代の負担もさらに大きくなります。 そこで、我が国では団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年を見据え、今後、国民誰もがより長く元気に活躍できるよう、厚生労働大臣を本部長とする「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」を2018年10月に設置し、以下の取組を進めることになりました(リンク1)。 多様な就労・社会参加の環境整備 健康寿命の延伸 医療・福祉サービスの改革による生産性の向上 給付と負担の見直し等による社会保障の持続可能性の確保 リンク1 2040年を展望した社会保障・働き方改革本部 厚生労働省(外部サイト)(新しいウインドウが開きます) 参考文献 厚生労働省 公的年金制度はどのような仕組みなの? (外部サイト)(新しいウインドウが開きます) 厚生労働省 なぜ公的年金制度は必要なの? (外部サイト)(新しいウインドウが開きます) 厚生労働省 なぜ今、改革が必要なの? (外部サイト)(新しいウインドウが開きます) 新型コロナウイルス感染症対策について 新型コロナウイルス感染症の感染が再び拡大する可能性がある状況で、毎日ご不安に感じられている方も少なくないと思われます。特に高齢者の方におかれましては感染予防を心掛けながら健康を維持していくことが大事です。 そこで高齢者およびご家族に向けて健康を維持するための情報をまとめました。ぜひご覧いただき毎日の健康の一助となれば幸いです。 新型コロナウイルス感染症対策 無料メールマガジン配信について 健康長寿ネットの更新情報や、長寿科学研究成果ニュース、財団からのメッセージなど日々に役立つ健康情報をメールでお届けいたします。 メールマガジンの配信をご希望の方は登録ページをご覧ください。 無料メールマガジン配信登録

June 12, 2024, 7:48 am