おんりえどごんぐ浄土とはどういう意味ですか? - 厭離穢土欣求浄土... - Yahoo!知恵袋

厭離穢土とは、この世をけがれた世界として厭(いと)い離れることです。 源信の『 往生要集 』には、大文第一を厭離穢土、第二を 欣求浄土 (ごんぐじょうど)とし、この思想を浄土信仰の基本としています。その中では、穢土の内容を地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道と規定して、浄土での十楽を願い、穢土を厭い離れることをすすめています。 また、戦国時代、徳川家康の馬印に「厭離穢土欣求浄土」が使われていました。松平元康(後の徳川家康)は、桶狭間の戦いで今川義元討死の後、菩提寺である三河国大樹寺へと逃げ、その時13代住職の登誉が「厭離穢土欣求浄土」と説きました。以後、戦国の世を穢土とし、平和な世を浄土として「厭離穢土欣求浄土」を旗印と定めました。 (厭離穢土欣求浄土・徳川家康・姉川合戦図屏風(反転)) 💡あなたにおすすめ💡 お坊さんが戒名や故人名を含む法要実施→仏事証書で確認(3000円)。法事や葬儀告別供養、祈願、ペット供養、OPで戒名授与、開眼、閉眼、動画で確認も可能 -----2----- << 戻る

厭離穢土(おんりえど)

早いもので真田丸もそろそろ佳境に差し掛かってきました。 本当に一年経つのが早いですね。 ついに徳川家康との最期の大戦 大阪夏の陣が始まります。 ところで中盤から徳川家康が台頭し、しばしば徳川家康のシーンが登場しますが、 必ず旗に描かれた「厭離穢土欣求浄土」という文字が目に入ります。 私は昔から何が書いてあるのか? ずっと思っていただけで全く調べることをしなかったし、 何度か人から聞いたことがあったのだが耳に入らなかったようだ。 厭離穢土欣求浄土 おんりえどごんぐじょうど と読むようです。 どちらも仏教用語でして、「厭離穢土」は「穢(けが)れた国土を嫌う」という意味。 「欣求浄土」は「仏の世界を,心から喜んで願い求める」といった意味です。 それでは何故この言葉を大切にするようになったか? かつて家康は桶狭間の戦いで織田信長と戦って首をはねられた今川義元の人質生活をしておりました。 この状況に絶望し、自殺しようとしますが、お寺の住職に止められます。 この時にその住職が言ったのが「厭離穢土欣求浄土」だそうな。 「戦国の世は、誰もが自己の欲望のために戦いをしているから、国土が穢れきっている。 その穢土(えど)を厭(いと)い離れ、永遠に平和な浄土をねがい求めるならば、 必ず仏の加護を得て事を成す」 黒田官兵衛のラストで家康が 「天下は一人の天下にあらず、天下ためのの天下でなければならない」 というシーンがありグッときました。 どうも真田丸の家康にはちょっとがっかりさせられることが多いですね。 やはり家康は狸ですね。(こう思っている時点で大河歴史マジックにどっぷり。。) 16代当主敬白

意味 例文 慣用句 画像 ごんぐ-じょうど【欣求浄土】 極楽浄土に往生することを心から願い求めること。▽仏教語。「欣求」は喜び求める、積極的に願い求めること。「浄土」は極楽浄土の略。 用例 なにとぞ欣求浄土の誓願に免じて、この希望を叶えていただけないか<辻邦生・西行花伝> 類語 安楽浄土 あんらくじょうど 厭穢欣浄 おんえごんじょう 対義語 厭離穢土 えんりえど ごんぐじょうど【欣求浄土】 死後、西方にある極楽浄土で生まれ変われるように心から願い求めること。 注記 仏教のことばで、特に阿弥陀仏 あみだぶつ を信仰する浄土宗や浄土真宗の基本的な思想を表すもの。「欣求」は、心から願い求めること。 厭離穢土 おんりえど ごんぐ‐じょうど〔‐ジヤウド〕【 × 欣 ▽ 求浄土】 仏語。極楽浄土に往生することを心から願い求めること。「厭離穢土 (えんりえど) 欣求浄土」の形で用いられることが多い。 [補説] 書名別項。→ 欣求浄土 欣求浄土 のキーワード 欣求浄土 の前後の言葉

June 1, 2024, 3:41 pm