夜 の ハイ キュー プラス 赤 葦
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【赤葦プラス? 01】 いやあぁ!! 「っと‥‥どうしたんですか急に」 赤葦にしがみ付きながら訴える。 か、肩に‥‥蜘蛛が‥‥! 「あぁ」 さっと払ってくれた赤葦。 お礼を言おうとしたら 「そのまま。動かないで」 じっと見つめられて。 あ‥‥赤葦‥‥? 「‥‥涙目で見上げられるの最高ですね」 全力で突き飛ばした。 【赤葦プラス 02】 「また一人で悩んでますね?」 唐突に京治に言われた。 ‥‥何で分かったの 「悩んでる時、必ず眉間にシワが寄ってるんですよ」 抱き寄せられ、京治の腕の中へ。 「あなたはまず人に頼る事を覚えてください。頼られないというのも、彼氏としては寂しいんですから」 ‥‥努力します 「ぜひ」 【赤葦プラス? 03】 「トリックオアトリート」 赤葦。ミイラの仮装か 「はい。これが中々蒸れて‥‥」 あはは、大変そう! 「でも良い事もあります」 その心は? 「この包帯を使えばすぐにでもあなたを縛れます」 誰かー!変質者居るんですけどー! 「お菓子を貰えなかったので悪戯していいですね」 いやあぁ!助けて木兎おぉ! 【赤葦プラス 04】 「猫飼い始めたんですね」 私の部屋に上がった京治が言う。 そうよ、ねーケイジ 「は?」 この子の名前、ケイジっていうの。 まるで返事のように『にゃあ』と鳴いたケイジを抱き上げ頭を撫でていると、 肩をぐっと掴まれて。 ‥‥もしかして妬いたの?京治 「悪いですか?」 深く口付けられて。 「あんたがその名前で呼ぶのも愛おしげに見つめるのも、俺だけでいい」 【赤葦プラス 05】 赤葦先輩と一緒に下校。 すっかり寒くなりましたね 「そうだな」 手を擦り合わせる先輩。 先輩、手貸してください 「?」 私は先輩の手を取ると息を吹き掛けて温めた。 途端に抱き締められ混乱する。 「‥‥可愛い」 え? 「あんまり可愛すぎて、今すぐ襲いたくなる‥‥」 耳を舐められ、体が熱くなった。 【赤葦プラス? 06】 下駄箱前で靴を履き替えていると呼ばれた名前。 振り返れば見知らぬ男子。 「俺、二年の赤葦京治って言います。俺を貴女の彼氏にしてもらえませんか?」 あまりに平然と言われて理解が追い付かず。 何で、私? Pin on お気に入り. 「‥‥貴女の耳の形が好きで‥」 この人ヤバい人だ‥‥!! 【赤葦プラス 07】 キッチンで夕食を作る京治を後ろから眺める。 手際良く料理が作られてゆく様は見ていて楽しい。 本当に料理上手だよね 「貴女だって上手じゃないですか」 京治には負けるよ‥‥なんか悔しい 「拗ねないでください」 頬にキスをして。 「貴女の喜ぶ顔が見たくて作ってるんですから」 【赤葦プラス 08】 やっぱり京治が淹れてくれる紅茶が一番美味しい 「そうですか?」 うん。執事になれそう 「嫌ですよ」 えー?
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#6 夜のハイキュープラス2 | ハイキュープラス - Novel series by 炭日 - pixiv
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【赤葦プラス 17】 「これは‥‥なんと絶景か」 嬉しそうな顔すんな赤葦! 「まさか貴女から押し倒されるとは思ってもみず」 事故だから!躓いた先にあんたが居たりするから‥‥! っていうか腰に手まわすな! 「事故だろうと何だろうと、この状況を楽しまないわけないでしょう?」 彼の手が妖しく体を撫でた。 【赤葦プラス? 18】 額、頬、瞼‥‥順番に唇を落とせばとろんとした表情になる彼女。 あと残るは‥‥ここ、ですね。 彼女の唇をやわやわと親指の腹で押す。 「ん‥‥ちょーだい?」 もう一度、可愛くおねだりしてくれたらしてあげます 「いじわる‥‥」 「鼻血出てるけどどうしたの赤葦」 ちょっと貴女で妄想を 「あ?」 【赤葦プラス? 19】 「誕生日おめでとうございます」 ありがとう‥‥で、なんで私は押し倒されてるの? #ハイキュープラス Instagram posts (photos and videos) - Picuki.com. 「勿論、俺が貴女をお祝いしたいからですよ。俺の全身で、貴女の奥まで」 うん、そういうのは恋人とヤってね赤葦くん 「はい。ではお祝いしますね」 人の話聞こう?! 「いいからヤらせろ」 それが本音か! 【赤葦プラス? 20】 「京治、行っちゃヤダ」 「わがまま言わないでください。俺だって‥‥あんたと離れたくはないんですよ」 「京治‥‥」 「いい子だから、待っててください。ね?」 「‥‥ちゅーして」 「‥‥しょうがない人だ」 「便所行くのにいちいちそんなやり取りしてんのかお前ら」 「「木兎(さん)邪魔」」 【赤葦プラス 21】 「どうぞ、先輩」 赤葦から手渡されたココアの缶。 温かいそれを手の中で持て余す。 「何で私、フラれてばっかなのかなー‥‥」 またじわりと涙が浮かんでくる。 「俺にしてくれれば、もうフラれませんよ」 「‥‥え?」 そっと握られる両手。 「俺は、ずっとあんたの事しか見てないんです」 【赤葦プラス? 22】 「先輩に相談したい事があるんですが」 真剣な表情の赤葦に言われ、体育館裏へ出た。 「それで?相談って?」 「‥‥最近、先輩を見ていると胸が苦しいんです」 「うん‥‥?」 「苦しくて、でももっと先輩に近付きたくて‥‥」 まさか‥‥ 「なので、とりあえずヤりましょう」 「なんでだよ!」 【?? ?】 「なぁ赤葦‥‥彼氏持ちの子を好きになったらどうしたらいいんだ?」 「木兎さんらしくないですね、そんな事で悩むなんて」 「そんなに好きなら奪えばいいでしょう」 「そうだよな!でさ、俺が好きになったのってお前の彼女なんだけど」 「ふざけんなコロスぞ」 「赤葦?
「俺が世話を焼きたいのはあんただけだし、それに‥‥」 私の後頭部に手を回して引き寄せる京治。 「執事とご主人様だと、こういう事も出来ないでしょう?」 貪るように口付けられ 【赤葦プラス 09】 「赤葦って結構ロマンチストだよね」 そうですか? Pin on 夜のハイキュープラス. 「だって何回目?プラネタリウムデート」 ドーム天井に映し出される星々を眺めながら笑う彼女。 ‥‥何回来たって感動します。 この広大な宇宙の中、同じ惑星に生まれ、貴女と巡り会えた事に。 彼女の手を握り締めた。 「‥‥本当に素敵だね」 【赤葦プラス 10】 京治にいきなり壁ドンをされたわけだが。 「女子はこれに弱いって聞いたんですけど、どうですか」 いや無表情で言われても 「ときめきませんか」 ませんね 「そうですか」 別に無理しなくても、いつもの京治が好きだよ私。 途端に顔を片手で覆う彼。 今めっちゃときめいた 「何でですか」 【赤葦プラス 11】 「赤葦!」 何ですか先ぱ、い゛っ! 「誕生日おめでとう!それプレゼント!」 そう叫びながら走り去った彼女。 プレゼントを顔面に投げつけられたのは初めてだな‥‥ 開けてみると中にはハンドクリームとメッセージカード。 カードに書かれていたのは‥‥最高のプレゼントだった。 『好きです』 帰り際、昇降口で赤葦に会った。 というより待ち伏せされてたっぽい? 「帰りますよ」 私の腕を取って歩き出す赤葦。 ‥‥プレゼント、もう開けて見たのかな‥‥ 「本当に貰っていいんですね?」 な、何が? 「貴女の気持ちです」 ‥‥貰って、くれるの?