妊娠中期 おりもの 水っぽい

10 産科 第4版」(メディックメディア)p. 172-173

【医師監修】妊娠中期のおりものの特徴は?受診するのはどんなとき? | マイナビ子育て

2018年5月1日 監修専門家 助産師 佐藤 裕子 日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 監修記事一覧へ 赤ちゃんのうんちは、回数、色、状態、においなど、大人のものと異なります。月齢によっても変化するので、初めて子育てをするママやパパは戸惑うことも多いですよね。そこで今回は、赤ちゃんのうんちの回数や色などについて、赤ちゃんの月齢別にご紹介します。 新生児・赤ちゃんの正常なうんちを知っておこう 新生児や赤ちゃんのうんちは、健康のバロメーターです。うんちの状態を見れば、なんらかの病気にかかっていることがわかる場合もあります。ただし、月齢や食べるものによって、うんちの状態や回数も変化するので、その時期にあった正常なうんちを理解しておくことが大切です。 以下で説明する正常なうんちと違うことがあれば、小児科を受診してくださいね。 新生児~生後1ヶ月頃の赤ちゃんのうんちは? 母乳やミルクを飲んでいる時期は、水っぽいうんちになります。大人であれば下痢のように見えるので、お腹を壊していると思ってしまいますが、生後1ヶ月の赤ちゃんにとっては正常なので安心してくださいね。 うんちの回数 1日5~7回が目安です。ただ個人差もあり、1日1回出ていれば良いとされています。赤ちゃんによっては10回以上することもありますが、回数が多いからといって心配する必要はありません。 授乳の度におむつ替えが必要になるので、こまめにおむつをチェックして清潔な状態にしてあげましょう。 うんちの色や状態 黄色や緑色で、水っぽい状態です。固形物を摂取していないため、ほんのり酸っぱいにおいがします。 生まれて間もないうちに真っ黒なうんちが出る場合がありますが、これは「胎便」という生理現象で、病気ではありません。胎内にいた頃に赤ちゃんが飲み込んでしまった羊水などが元となっていて、問題のないうんちですよ。 生後2・3・4ヶ月頃の赤ちゃんのうんちは? 生後2ヶ月を過ぎると、うんちにも個人差が出始めます。他の子と比べるのではなく、日頃からうんちの状態を観察して、いつもとの違いを見極めてくださいね。 徐々に腸が発達するので、うんちの回数も少なくなります。1日4回ほどが目安です。ただし個人差が大きいので、1日4回以上する赤ちゃんもいれば、丸1日うんちが出ない便秘気味の赤ちゃんもいます。回数が多い分にはそれほど問題はありませんが、便秘気味の場合は解消してあげるようにしましょう。 色や状態は生後1ヶ月頃と同じで、水っぽく、黄色や緑色です。うんちのなかに鼻水のようなネバネバしたものや白いつぶつぶが混ざることがあります。ネバネバしたものは腸の粘膜、白いつぶつぶは消化しきれなかった母乳やミルクの脂肪分なので、特に問題はありません。 生後5・6ヶ月頃の赤ちゃんのうんちは?

赤ちゃんのうんちの回数が多いことも気になりますが、逆に何日も出ないと大丈夫か心配になりますよね。基本的に食欲もあり機嫌もいいのであれば、2〜3日に1回のペースでの排便でも問題はありません。 ただし、便秘でやや不機嫌なのであれば、綿棒を使って浣腸をしてあげるのがおすすめです。 それでもうんちが出ず、3日を過ぎても排便がみられないようであれば、小児科を受診して浣腸をしてもらいましょう。すっきりして赤ちゃんの機嫌も良くなるはずですよ。 新生児・赤ちゃんのうんちが多い・少ない、硬い・水っぽいはそれぞれ 大人でも便秘体質の人もいれば、毎日快便の人もいるのと同じで、赤ちゃんのうんちも個人差が大きいものです。 他の子のうんちと見比べる機会は少ないので、大丈夫なのかどうか気になることもあるかもしれませんが、今回ご紹介した月齢別の正常なうんちの特徴を参考に見極められるようになるといいですね。日頃からおむつ替えのたびに赤ちゃんのうんちをしっかり観察しておきましょう。

June 2, 2024, 12:49 pm