北海道ガーデン「十勝千年の森」/北海道 十勝 清水町

子っこ馬のポンコが行く。 ポンコは女の子── 山のふもとのだれもいない草っ原を、歩いていく。 去年、北海道の乳牛牧場で生まれた。つぎの年牧場を逃げだして、いまひとりで生きている。だからここは〈ポンコの森〉だ。 ここで、ポンコはほんとうに自由だ。すきなところへ、すきなように歩いていく。草っ原の歩きかたも自由。 一直線にまっすぐ走りぬけたり、いきなりストップして横にとんだり……目をとじて眠ったふりをしているうちにほんとうに眠くなって、立ったまま眠ったり……。 *** 加藤多一さんの物語『 エカシの森と子馬のポンコ 』(絵・大野八生)の冒頭部分です。 『エカシの森と子馬のポンコ』 扉絵より(一部トリミング) わたし(編集担当)は、はじめて原稿を受け取って読んだときから、ずっとこの物語のはじまり部分が大好きです。 そして、10代になりたてのこどもたちに向けて書かれたこの物語を読むたびに、「あの頃のわたし」を思い出します。 *** 10代になりたてのあの頃…… 学校では委員会活動なんかもはじまって、低学年のお世話係なんかもやって、ずいぶんと「お姉さん・お兄さん」に見られるようになった。 6年生なんかになると、「来年は中学生。電車もバスもおとな料金」なんてこともいわれて、そのときどきでこども扱いされたり、おとな扱いされたり。じゃあ、いまのわたしはこどもなの? おとななの?

切り裂かれた不思議の森 : 創価の森通信

と思わずにはいられませんでした。 好きなもの、趣味としてずっと続けていきたいものはあるけれど、 それを職業として選ぼうとは思いませんでした。 好きなことで生きていくってきっととても楽しいだろうし ものすごい喜びや充足感を得られるのだろうけれど、 それに劣らず葛藤や挫折や辛いこともあるだろうと思うと、 決心がつかなかった、というか逃げたというか。 でも、何があっても、「努力をしているとも思わずに努力」できなかった時点で、 それは柳さん的にいうと「才能がなかった」ということなのでしょうね。 「天才とは1パーセントのひらめきと99パーセントの努力である」とか 「努力するのも才能のうち」と、昔からいいますものね。 そう考えるとちょっとへこみますが、でもだからこそ、 登場人物たちの真摯な生き方に感動し、エールを送りたいと思いました。 ~♪~♪~♪~ ここからは映画の感想~♪~♪~♪~ 主役の 山崎賢人 は、山育ちの純朴な少年というにはキラキラオーラが出まくっていまし たが、まっすぐ見つめる綺麗な瞳がとても印象的。 控えめな中にもぶれない芯を持ち、 不器用ながらも懸命に努力する主人公を好演していたと思います。 和音と由仁を演じた上白石姉妹は、連弾するときなどの息の合った感じはさすが姉妹!

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May 9, 2024, 1:11 pm