魔 道具 師 ダリヤ は うつむか ない

7歳の頃にカルロへ白い刺繍ハンカチを贈っている ・初等学院は8~9歳で入学? (ドライヤー制作時※6歳に「再来年入学」セリフあり) ・高等学院卒(卒業後2年学院研究室でリーナ教授の助手) ・4年前に天狼の牙を貰った(学院生) →ダリヤ21歳(仮定)-4=17歳の時はまだ学院生=17歳で卒業? ・学院時代に美形の同級生がいた ・一歳違いの種違いの弟がいる ・前世で飼っていた犬の名前はコテツ ・お酒はわりと飲める/王蛇(キングスネーク)→ワインはどっちかというと赤 ・とりあえずスライムを使いたくなる病 ・料理上手 ・ネーミングセンスが壊滅的(安直タイプ) ・ヴォルフに贈られた金のイヤリングを冬以降いつもつけている ・称号 赤髪の魔女/赤猫/靴の番人/食の改革者/職人の女神/黒字の女神/水虫からの救いの女神を略し、水虫の女神 ・好きな色は白/水色 ・好きな菓子はシュークリーム/ベイクドチーズケーキ/クレープ (グイードの調査記録より) ・コーヒーは砂糖なし派 ・クルミパンが好物 ・好きな花はいい香りの花→バラ/ガーデニアなど ・好きなタイプは作業着が似合う人(ファザコン気味) ・名前の由来→花のダリアから 古い読み ※ダリアは隣国から来た花であり、隣国語で一輪だと「ダリア」植物園のように群生して咲くと「ダリヤ」と呼ばれる ※たくさん花咲くように、共にいる人が多いようにとカルロが命名した ・Dahliya Rossetti(住川先生版漫画2巻/104頁/をアルファベットに変換) ネタバレ? 魔導具師ダリヤはうつむかない - 317.友の来る家. クリックで開きます+ - ・前世の最期/カルロの死去/トビアスの浮気などの経験により自分から人が離れていくこと、独りになることに強い不安を抱いている ・ただ、ヴォルフがいつか自分から離れることがあってもしがみつく事なくきちんと一人で立っていたいという願いも持っている ・母似の容姿から自分も母のように「結婚し子供をもうけてもいつか気持ちが変わってしまう」かもしれないと怯えている ・紆余曲折の末、ヴォルフとファーストダンスを踊った ⬛︎前世 ・家族構成 両親(晩酌好きの父、料理好きの母) きょうだいはなし ・20歳から一緒に酒を飲み始め、就職1年目は先輩/同期と飲んでいた ・犬を飼っていた(コテツ) ・一人暮らしをしていた ・亡くなったのはお正月からお盆の間? ・生前使っていた冷蔵庫は野菜室が真ん中 ・乙女ゲームや転生もの小説を嗜んでいた ・家電メーカー就職後、製造を希望するも2年目でクレーム対応部署へまわされ激務と心労がたたり深夜の残業中に心筋梗塞?で死去
  1. 魔導具師ダリヤはうつむかない - 317.友の来る家

魔導具師ダリヤはうつむかない - 317.友の来る家

コミカライズ『魔導具師ダリヤ』3巻発売のお知らせ 2020年 12月20日 (日) 22:37 お読み頂いてありがとうございます。 月刊コミックガーデン様・WEBコミックMAGCOMI様で連載中の『魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~』3巻(住川惠先生)が1月9日発売となります。 MAGCOMI様 公式ページはこちら 「女神の福音は足元から!? 冷凍庫つき冷蔵庫に多重付与の「人工魔剣」――ダリヤの魔導具製作は試行錯誤の連続! そんな中、とある試作品に予想外の反響が……!? 転生魔導具師による異世界ものづくりライフ、第3巻!」 今巻は人工魔剣制作開始と魔物討伐部隊の登場です。 本編はもちろん、おまけ、カバー下と大変素敵に仕上げて頂きました! 特典情報は公式サイトでご覧ください。 特典情報はこちら 月刊コミックガーデン様の一月号では、表紙&センターカラーとなります! こちらも1月9日発売です。 月刊コミックガーデン様 公式サイトはこちら よろしければお手にとってご覧頂ければ幸いです。 たくさんの応援を頂いていることに、心より感謝申し上げます。 続き制作に頑張って参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 甘岸久弥

「どうぞ、ドリノ!」 「えっと……お邪魔します……」 ドリノは困惑を抑え込みつつ、ヴォルフの部屋に足を踏み入れた。 冬祭りから新年にかけての待機が終わり、休みになって二日目。 ドリノは羊の漬け込み肉の平樽を二つ持ち、スカルファロット家の別邸にやってきた。 ヴォルフが以前に食べ、気に入ってくれたらしい羊の漬け込み肉。 兄とヨナス先生のために購入したいとのことで、二つ返事で受けた。 硬めの羊肉を塩と香辛料に漬け込んだ庶民の味が、ヨナス先生達の口に合うか、少々気になるところだ。 なお、食堂を営む父に『隊の友達のところへ持って行く』と言ったところ、無言で平樽が一つ増やされた。 馬車でスカルファロット家の別邸前に来て、ドリノは思わず固まった。 屋敷は真っ白な壁に青い屋根の三階建て。やたら大きい上に広い。 ドリノの実家の食堂がいくつ入るのか、これで別邸というのだから理解しがたい。 なんとか門番に挨拶し、使用人に羊肉の平樽を渡して帰ろう――そう思っていたところ、平樽は預かってもらえたが、そのまま中に通された。 どうしていいかわからずにいると、いい笑顔のヴォルフが駆け出てきた。 そのまま彼の部屋に案内され、足を踏み入れたのが今である。 ドリノは普段着で来たことを深く後悔した。新年でおろしたてなのがせめてもの救いだが。 「ドリノ、えっと、コーヒーでよかった? なんなら紅茶でもエールでも好きなものを――」 「いや、コーヒーがいい」 テーブルの上には、湯気の上がるコーヒーが二つ。 それと共に、マフィンにプリンにクラッカーと、おいしそうな軽食が並べられている。 このまま数人で茶会や飲み会に変更できそうな量だ。 ヴォルフがここまで楽しげなのは、もしや、ダリヤを待っているのではないか。 このままでは邪魔になるかもしれない。早めに退散を――そう思いつつ、声をかける。 「ヴォルフ、これから誰か来るのか? ダリヤさんとか」 「いや、誰もこないよ。ランドルフも呼ぼうかと思ったんだけど、今日は牧場に馬を見に行くって」 斜め向かいに座った友は、答えながら笑顔でチーズマフィンを勧めてきた。 それは自分の好物で――ブラックペッパーまぶしのクラッカー、焦がしカラメルのプリン、テーブルの上、すべてが自分の好物であることに、ドリノはようやく理解する。 日取りと共に羊肉の平樽を届けると告げた自分に、ヴォルフは『家に来てくれ』と言った。 ドリノは、自分がスカルファロット家に届ければいいのだと受け取った。 だが、あれはヴォルフが『自分の家に呼んだ』という意味で―― ここまで気づかなかった自分の頭をひっぱたきたくなった。 ドリノは椅子の上で姿勢を崩すと、勧められたマフィンを遠慮なく大口で食べる。 甘さ控えめ、いいバターとチーズをたっぷり使われた焼き立てのそれは、とてもおいしかった。 「めちゃめちゃうまいな、このマフィン!」 「よかった!
June 1, 2024, 2:55 am