世界の貧困問題 レポート
データの更新頻度はどのくらいですか? A1. 世界開発指標 は年1度、4月に更新されますが、オンライン・データは年4回(4月、7月、9月、12月)に更新されます。 オンライン貧困データ分析ツール PovcalNet は年1回4月に更新されます。 Q2. 貧困統計がそれぞれの国に対して必ずしも毎年発表されていないのはなぜですか? A2. 多くの国で貧困測定に必要な世帯調査が毎年行われていないため、ほとんどの国の貧困統計は、毎年最新版を発表していません。このような理由で、オンラインデータベース上ではデータが欠損している年が多くあります。調査年は国によって異なりますが、一覧で指標をご覧になる場合には、世界開発指標(WDI) の書籍版PDF、又はオンライン・テーブルをご覧ください。 世界開発指標(WDI) 書籍版 世界開発指標(WDI) オンライン・テーブル Q3. 基軸とする年の全ての国の貧困率データがない場合、世界または地域別の貧困統計はどのように算出されているのですか? A3. ある年の調査データがない場合には、貧困測定は直近の調査年よりデータを補間しています。 詳細はこちらをご覧ください。: Estimation of Internationally Comparable Poverty Measures (PDF) Q4. 購買力平価(PPP)とは何ですか?どのように決定されるのですか? A4. PPPを使うと、各国の所得や消費のデータをグローバルに比較できる数字に転換することが可能です。PPPは、世界各国の物価データを基に割り出されます。その年のPPPを決定する責任は、国際比較プログラム(ICP)が担います。ICPは独立した統計プログラムであり、世界銀行の開発データ・グループの中にICPグローバル・オフィスが設けられています。 詳細はこちらをご覧ください: International Comparison Program (ICP) Q5. 【世界の貧困】3つの原因と解決のヒント. 国際貧困ラインとは何ですか?また、国際貧困ラインを基準とした場合、世界にはどれくらいの極度の貧困層が存在しますか? A5. 国際貧困ラインとは、貧困を定義するためのボーダーラインで、2011年の購買力平価(PPP)に基づき1日1. 90ドルに設定されています。2015年には、極度の貧困層は、世界人口の10%となる7億3, 600万人に減少しており、25年間で11億人以上が極度の貧困から脱出しています。 Q6.
アフリカの貧困の原因は?子どもたちの暮らしや教育事情、私たちにできる支援とは?
世界には「 生命の危機」や「困窮」に直面している子ども達 が多くいます。 そういった子ども達に、この コロナ禍でも国内・海外問わず支援を続けていける団体 があります。 この団体の支援活動をgooddoと一緒に応援しませんか? あなたの応援が活動団体の力になり、その先の子ども達の未来につながります!まずは、応援する活動団体を見つけるところからはじめてみませんか \子ども達を応援!/
【世界の貧困】3つの原因と解決のヒント
メディアでよく取り上げられているSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsの17の目標のなかの1つ目に挙げられているのが、「貧困をなくそう」というものです。 「貧困」という言葉自体を耳にすることは多いと思いますが、貧困が起こる原因は何なのか、また貧困によってどんな問題が起こるのか、といったことについては、イメージが付きにくい方もいらっしゃると思います。 そこで、今回は貧困問題の現状や原因、そして解決するために私たちにできることについて書きたいと思います。 貧困問題の現状 現在、世界中で7億6700万人、つまり10人に1人が極度の貧困状態(一日当たり1. 9ドル以下で生活している人)にあると言われています。しかも、そのうちの約半数、3億8500万人が子どもであり、世界中の子供たちの5人に1人がそういった状況に置かれています。 出典: 1.
貧困問題とは?現状と原因、解決のためにできること
近年、日本国内でも非正規雇用層の増大やシングルマザー世帯の増加を受けて、貧困層の拡大が問題になっています。しかし世界では、日本に住んでいる私たちとは異なる貧困問題があります。 この記事では、アフリカにフォーカスを当て、貧困の原因、子どもたちの暮らしや教育事情、私たちができる支援について解説します。 アフリカの貧困が子どもたちに与える影響は?どんな支援が行われている? 「コロナに負けず頑張っている子ども達」 を応援できます! 世界には「 生命の危機」や「困窮」に直面している子ども達 が多くいます。 そういった子ども達に、この コロナ禍でも国内・海外問わず支援を続けていける団体 があります。 この団体の支援活動をgooddoと一緒に応援しませんか?
なぜ最新の貧困データは2018年ではなく2015年なのでしょうか? A10. 貧困データの統計は、164ヵ国を対象にした世帯調査に基づいており、調査は各国の政府によって約3〜5年ごとに実施されています。データの収集、分析は複雑で時間を要するため、2015年が世界全体での貧困データ統計の最新年となっています。また、このようなギャップが存在することを考慮し、世界銀行グループは2年ごとに貧困データの統計を行っています。次回は2020年に2017年の統計を発表する予定です。 Q11. 以前に出した貧困率の予測と、今回発表された貧困率の数値が違うのはなぜですか? A11. 2015年に発表した、2015年の貧困率9. 6%という数値は、予測に基づく数値でした。最新の世帯調査によるデータを収集し分析した結果、10. 0%という数値を発表しています。また2016年には2013年の貧困率を10. 貧困問題とは?現状と原因、解決のためにできること. 7%としていますが、同様の理由で11. 2%に変化しています。 Q12. 2030年までに極度の貧困を撲滅することは出来ますか? A12. ここ数年、貧困削減のペースには減速が見られます。2013年から2015年にかけての年間貧困率の減少は0. 6ポイントとなっており、また2018年の8. 6%という予測は、2018年から2015年にかけては0. 5ポイント以下に低下することを想定し算出されています。2030年までに極度の貧困撲滅を達成するには、所得の下位40%の人々を8%以上にまで所得拡大させる必要があります。現在のペースのままでは、2030年までに極度の貧困率は5%を超えることが予想されています。