米 を 鍋 で 炊く
そう思えるおいしさでした。意外なほどに時間がかからないのも魅力です」(山川) 二人ともすっかり、鍋で炊くごはんに魅せられたようす。 「どんな鍋でも炊けるようになるには、レシピなんかに頼っちゃだめ。肝心なのは、鍋の"ころあい"を把握して、自分だけの炊飯術を身に着けることですぞ。いつもながら、身に着けるためには引き続き実践あるのみでっす!」 「はい、早速やってみます!」(高橋・山川) 監修=魚柄仁之助 取材・文=玉木美企子 撮影=坂本博和(写真工房坂本) 構成=編集部
【コンロのプロ直伝】意外と簡単! お鍋を使った「ご飯の炊き方と美味しい理由」 | 東京ガス ウチコト
羽釜の利点は、①丸い鍋底のためきちんと対流が起きること ②分厚い木のふたの保温力でしっかりと蒸らせること、ぐらい。この状況を再現できれば、羽釜もおうちの鍋も『ふた付きの鍋』であることには変わりなし!」
どちらも同じ、ふた付きの鍋。対流の発生と保温力の違いは魚柄流のワザでカバーできる
魚柄さんの力強い言葉に、二人とも不安が吹き飛んだよう。
「鍋で炊飯なんてなかなかしないから、ずっと昔のイメージにとらわれていました」(山川)
「確かに、精米技術も進化しているし、ガスレンジやIH機器になって火加減の精度も上がっている。僕たちも、炊飯の常識をアップデートしなければいけないんですね!」(高橋)
水加減にレシピなし!? 「マイベスト」の炊き上がりを探るべし
と、いうわけで、気を取り直して鍋の準備から。米を浸しておいた水を捨て、新たに冷水を入れて水加減を調整する。
「水は、お米の何センチ上がいいんでしょう?」と山川が尋ねても、「そんなの、分かりませんよ~」と、魚柄さんはにべもない返事。
しかし、これにも理由があった。
「あくまでも『目安』なら、米の1センチ上ぐらいです。でもね、ここでそう伝えたら、みんな定規を持ってきて測りだすでしょう? 【コンロのプロ直伝】意外と簡単! お鍋を使った「ご飯の炊き方と美味しい理由」 | 東京ガス ウチコト. それこそが失敗のモト。決めたところで、鍋の厚さや米の水分、その日の湿度なんかでも炊き加減は変わってしまうんですから。ま、ここは気楽に、固めが好みなら水は少なく、軟らかめなら多めに入れて、あとは炊き上がった状態を見て次回から調整したらいいんでっす!」
そして火にかけ、まずは強火に。
「『はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもふたとるな』というのは、かまど炊きで火をいきなり強くしたり弱くしたりするのが難しかった時代のコツなんです。今は簡単に火の強弱が調整できるんだから、いきなり強火でいいんですよ」(魚柄さん)
「なるほど……」(高橋・山川)
沸騰前のふつふつした状態になったらふたを開ける
ガラスぶたから中をのぞき込み、ふつふつと沸き始めたところで魚柄さん、鍋のふたをパカッ。何やらスプーンで鍋底をサッとさらうようにかき回している。
鍋の底をさらうようにかき回す。ぐるぐるとかき混ぜるのはNG
「えっ! ふたを取ってもいいんですか!
片手鍋(雪平鍋)でご飯を炊く 作り方・レシピ | クラシル
02 じっくり 浸す 03 やさしく ほぐす 粒をつぶさないようしゃもじを切るように入れ、釜の底から掘りおこすようにふんわり優しく混ぜほぐします。
Description 炊飯器より早く炊けて便利♪お鍋の方が甘みが出て美味しく炊けます✨ 材料 (一合分(テフロンの片手鍋18cm使用)) お米 一合(150g) 水 1カップ(200ml)★手順11参考 コツ・ポイント お米を研ぐ時は優しく。研いだあとはしっかりざるで水切りしてください。あと鍋の蓋がカタカタなるようだったら上に大き目の茶碗などを置いて下さい。 このレシピの生い立ち うちの炊飯器は一升炊きなので二合からしか炊けない…。でも鍋で炊けば好きな分量でおいしく炊ける!
May 19, 2024, 11:50 am