はじめての民事訴訟法 | はじめての法

司法試験では民訴法は独立の科目である上、 民法 の出題は紛争= 民事訴訟 を前提としており、 会社法 も会社訴訟= 民事訴訟 を前提とし、 憲法 ・ 行政法 も具体的出題は 行政訴訟 の場面が多く、行訴法7条により基本的に民訴法に定める手続によることから公法系・民事系に全て関わる重要科目です。更に手続思考の基礎であることから、刑訴法(刑訴を通じた刑法も)との相互理解の重要性も見逃せません。 私は、「 民事訴訟 法を制する者は司法試験を制する 」と考えています。 したがって、民訴法を得意にすると司法試験に極めて有利です。 民訴法を深めるー高橋・重点講義と判例学習を同時に などで「 高橋・重点講義(上) 」「 同(下) 」を使った勉強を勧めているのはそのためです。 しかし、民訴法はそもそもとっつきにくい科目であり(古くは「眠訴」と揶揄された)、 民訴法のとっかかりで躓いてしまっているロー生は極めて多い のも事実です。 実は私も民訴法は最終的には得意科目・得点源になったものの、勉強の初期ではものすごく苦労した1人です。 そこで民訴法に躓いてしまった人の勉強法の視点について、以下書いておきます。なお、私自身が試行錯誤したため、少し雑多な視点となっています。したがって、下記が全部必要というわけでなく、 自分に有益と思った視点をつまみ食い的に参考にして下さい 。 1.

  1. 民事訴訟法・民事執行法・民事保全法をわかりやすく解説 | リラックス法学部
  2. 民事訴訟法 - Wikipedia
  3. 民事訴訟法のイロハをまとめてみました! - 神戸の弁護士松田昌明
  4. わかりやすい民事訴訟法概説(新版) - 信山社出版株式会社 【伝統と革新、学術世界の未来を一冊一冊に】

民事訴訟法・民事執行法・民事保全法をわかりやすく解説 | リラックス法学部

気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます! 令和元年度司法試験予備試験合格 / 日大鶴ヶ丘高校→日大法学部→日大ロースクール

民事訴訟法 - Wikipedia

条文 第二百四十七条 裁判所は、判決をするに当たり、 口頭弁論の全趣旨及び証拠調べの結果をしん酌して、 自由な心証により、事実についての主張を真実と認めるべきか否かを判断する。 わかりやすく 裁判所は、判決をする時には、 口頭弁論や証拠調べの結果を考慮して、 自由な心証によって、主張が真実かどうか判断する。 ということです。 解説 本条文は、「自由心証主義」について規定しています。 自由心証主義とは、裁判での事実認定の際に、 裁判官は原則として、 「自由に心証を形成」 できるという考え方のことです。 裁判官は、様々な制約を受けることなく、 自由に判断し、心証を形成して良いのです。 裁判官と言えど、組織人である側面がありますので、 真に「制約を受けることなく」というのも難しいかもしれません。 しかし、原則は、 制約を受けることなく、自由に 判断して良いのです。

民事訴訟法のイロハをまとめてみました! - 神戸の弁護士松田昌明

九州大学出版会から来年2月に本が出版される予定です。共著で内容は日本と中国の民事訴訟法の比較研究です。私が下関におりましたころから九州大学で日中の学者間で研究会が開かれていました。両国の訴訟法を比較検討し、その研究成果を書籍にしようと15年越しの計画でようやく発刊にこぎつけました。その間、私もですが九州にいた諸先生方も多くは移動され、中国の著名な民事訴訟法の研究者であられた楊先生も亡くなられました。それでも、実現の運びとなりましたことをとても嬉しく思っています。 中国の民事訴訟法を専門に研究されているのですね?

わかりやすい民事訴訟法概説(新版) - 信山社出版株式会社 【伝統と革新、学術世界の未来を一冊一冊に】

条文 第百五十九条 当事者が口頭弁論において相手方の主張した事実を争うことを明らかにしない場合には、その事実を自白したものとみなす。ただし、弁論の全趣旨により、その事実を争ったものと認めるべきときは、この限りでない。 2 相手方の主張した事実を知らない旨の陳述をした者は、その事実を争ったものと推定する。 わかりやすく 当事者が、相手の言う事実を争うかどうか明らかにしない時は、その事実は認めたものとする。 知らないと言った時は、事実を争ったものとする。 ということです。

本学のロースクールに入って来る学生さんは「民衆のための弁護士」という理念を持っていて、その理念を実現しようと学んでいるので、本当に頼もしい限りです。皆さん、いろいろな思いを抱いていて、家庭状況も様々ですし、私が想像もつかないような辛い思いを経験して法科大学院に入って来る人もいます。 特に、裁判というのはアクションを起こす方が大変な仕組みになっています。困っている人が大変になるという仕組み、傾向があり、訴えられた方がある意味、楽だと言えます。藁をもすがる思いで裁判をする、そういう人を助けたい、助けられる弁護士になりたいと強い思いを抱いているのは、学生さんの生い立ちや体験からも来ると思います。 弱い立場にいる人が裁判に近寄れなくて、泣き寝入りするのは防ぎたいと思います。しかし、公平ということになりますと、双方とも「私人」ですので、別ルールというわけにはいきません。先ほどの医療過誤だとか特別な類型の事件だと、ようやく弱者を救うような理論が出て来ているというところです。ちなみに、中国は、弱者保護ということを打ち出した民事訴訟法を目指したのですが、そのために裁判官が全てを担うことは今後ますます難しくなるでしょう。 主な著作、論文の内容をまとめて仰っていただけますか? これまで書いた本としては、中国の建国後初めての民事訴訟法の改正にあわせて出した国際比較法シリーズ『現代中国民事訴訟法』(1992年,晃洋書房)や、その後、改革開放が進んだ後の中国の民事訴訟について概観した『現代中国の民事裁判─計画から市場へ、経済改革の深化と民事裁判─』(2006年,成文堂)などがあります。 『民事訴訟の仕組みと理論』(2014年,北樹出版)はロースクールの講義録を少し易しくまとめたもので、これを使って学部でも通教でも教えています。あとは論文等になります。 現在、日々教えているのは日本の民事訴訟法ですが"中国民事訴訟法の小嶋さん"と言われています(笑い)。 単著『現代中国の民事裁判…』(2006年)を要約していただけますか? 計画から市場へと改革を進める中国において、民事紛争はどのように解決されてきたのか。第1部では、急務となった司法と審理方式の改革を我が国との比較において論じ、第2部は、法条と運用、最高法院の解釈等錯綜し、制定時とは大きく異なる中国民事訴訟の概要を解説しました。 丁度、計画から市場への転換に伴い、司法改革が始まった時の中国の審理方式の変革が、日本のように穏やかでなく、余りにも急激なので目を引かれました。丁度変わっていく激動の中でのことでしたので。 ①見えにくかった中国の民事裁判を少しでも見えやすくして、比較出来たらという視点で書きました。②経済と社会の変化によって民事裁判がどう変わるのか。国の考え方によって民事裁判がどう変わるのか。実際にそれが機能していくのか、見極めたいと思いました。また、調査の時にご協力いただいた中国に進出している企業にとっても興味深いのではと考えました。 中国の研究者の方々との交流は、今でも続いていますか?
June 1, 2024, 5:29 pm