婚約破棄が目標です! (3)- 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア ブックライブ

この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。 会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます もう少し読書メーターの機能を知りたい場合は、 読書メーターとは をご覧ください

  1. 婚約破棄……望むところです。

婚約破棄……望むところです。

!」 「2か月前、彼女の部屋に放火をした罪! !」 「1か月前、彼女に毒を飲ませた罪! !」 「「「その他にもいろいろあるんだぞ! !」」」 「3,2,1で見事に合わせられるその仲の良さってすごいですねぇ」 「「「「そこじゃねぇーーーーーーー! !」」」」 のほほんと笑って言ったリューミナス公爵令嬢に対して、周囲でその光景を見守っていた全員が「違う、そことは全く違うんだ! !」というような感想を同時に抱き、ツッコミを入れた。 とりあえず、なんか婚約破棄の会場にしてはツッコミのオンパレードが多かったので、皆一旦休憩して話を戻した。 「さてとリューミナス公爵令嬢!!これらの罪も兼ねて、この次期国王ともなれるこのケボルシファーが貴女の爵位を取り上げ、なおかつ国外追放へ断罪を下す!!証拠もそろえているし、身分が違うとはいえこの愛しきリュリオンにやらかしたのは非人道的な事ばかりだ!!言い逃れはさせんぞ! !」 バァン! !と効果音が聞こえてきそうなほど堂々と指をさしてくるケボルシファー第1王子に対して、リューミナス公爵令嬢はそっと小さなカードのような物を取り出した。 「・・・という事らしいわよ。聞こえていたかしらお爺ちゃん」 『さすがにそんな歳と言われたくないのだが・・・・・まぁ、しっかりと聞こえていたよ』 そのカードに尋ねかけたリューミナス公爵令嬢に続けて、そこから声が漏れ出て皆に伝わった。 声だけでも、その感情は深い怒りを込めているかのような・・・・そんな恐ろしさがある。 「なんだその小さなものから聞こえるのは! 婚約破棄……望むところです。. !」 不思議に思ったケボルシファー第1王子はリューミナス公爵令嬢へ問いかけた。 「ああ、これですか?私のお爺ちゃんからもらった『薄型カード版携帯電話』とかいう 魔道具 ( マジックアイテム) らしいですよ。この舞踏会場に入った時から、念のために常に聞こえる状態にしていたのです」 「 魔道具 ( マジックアイテム) だと・・・?」 「そんでもって、そのあて先は俺だという事だ」 「「「「! ?」」」」 いぶかしむケボルシファー第1王子の疑問の声の後、すぐにリューミナス公爵令嬢のそばに現れた男に会場にいた人たちは驚きで目を見開いた。 全体的に白いような印象を抱かせつつも、来ている服装はこの場を意識してか正装のタキシードのようである。 「だ!誰だ貴様は!

日ごろのご愛顧、誠にありがとうございます ただいま一時休店中です。 2021年8月1日より再開予定です。 申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。 なお、駿河屋ヤフー店へのご連絡は、下のボタンからお問い合わせください。 駿河屋ヤフー店とご連絡つかない場合は、 こちら からYahoo! ショッピングにお問い合わせください。 また、返金に関するヘルプページは こちら になります。

May 9, 2024, 11:20 pm