竹馬の友 - 故事ことわざ辞典

【読み】 ちくばのとも 【意味】 竹馬の友とは、竹馬に乗って一緒に遊んだ幼い頃からの友達。幼ななじみ。 スポンサーリンク 【竹馬の友の解説】 【注釈】 垣温は殷浩と並び称されるのが不満で、子供の頃殷浩は自分が乗り捨てた竹馬を拾っていたのだから、自分のほうが上だと主張したという故事から。 「竹馬の友」でも、時には気が合わないこともある。本来はライバルという意味だった。 「竹馬」=馬に見立て、先端にたて髪をつけた竹の棒でのこと。子供たちはそれに跨って、走り回って遊んだ。 「たけうま」とは別の物で、日本では「春駒」と呼ばれた玩具である。 【出典】 『晋書』殷浩伝 【注意】 「竹馬」を「たけうま」とは読まない。 【類義】 騎竹の交わり/鳩車竹馬の友/竹馬の好 【対義】 - 【英語】 【例文】 「私には30年来の友人がいる。竹馬の友だ」 【分類】

「竹馬の友」の意味とは?読み方や語源、類義語も(例文つき) | Trans.Biz

「竹馬(ちくば)の友」という言葉があります。 竹馬の友ってどんな友なんでしょうか? 竹馬の友達だから、木馬のこと? 考えていたら「竹馬の友」ってどんな意味なのか、知りたくなっちゃいました。 今からお伝えする内容は、「竹馬の友」の意味、由来、そして類語を紹介しています。 「 竹馬の友」の由来は今使われている言葉の意味とはまったく違ったものなんですよ。 また「竹馬の友」という言葉をすぐに使えるように例文も紹介しますね。 竹馬の友の意味 竹馬の友の意味は、あなたがまだ幼かったころに、仲良く遊んだ友達のことです。 幼なじみのことなんです。 竹馬で遊んだことが無い? 竹馬で遊んだことが無くても、幼いころにいろんな遊び方で、仲良く遊んでいれば、「竹馬の友」です。 あれ? なぜ竹馬で遊んだことがなくても幼なじみのことを「竹馬の友」と言うのでしょうか? 「竹馬の友」の意味とは?読み方や語源、類義語も(例文つき) | TRANS.Biz. それは次の「竹馬の友」という言葉の由来に秘密があるんです。 竹馬の友の由来 「竹馬の友」という言葉の由来は古く、古来中国にあった晋王朝。 その晋王朝について書かれた史書の「晋書」から由来しています。 「晋書」に登場する共に政治家であり軍人でもあった桓温(かんおん)と殷浩(いんこう)。 殷浩が官爵を剥奪されて失脚したときに、その失脚の原因をつくった桓温が言ったエピソードがあります。 「殷浩とわしとは子供の頃、竹馬で遊んでおったが、いつもわしが乗り捨てた竹馬に殷浩が乗って遊んでおった。 そんなわけで、彼が私の下風に立つのは当然なのだよ」」と言ったとあります。 (『晋書』殷浩伝より) 今のような「幼なじみ」という意味とはちょっと違う意味の由来ですね。 「竹馬の友」はライバルという言葉の意味で使われていたんですね。 「竹馬の友」という言葉の由来がこんなエピソードから来ているとはちょっと驚きです。 今、私たちが「幼なじみ」として使っている「竹馬の友」という言葉の使い方。 この使い方の方が、人間らしい暖かみがあって私はすてきだと思うんです。 あなたはいかがですか? さてさて、「竹馬の友」ってあんがい類語が多いんですよ。 どんな類語があるのか? これは知りたくなってきちゃいました。 ということで、次に「竹馬の友」の類語を紹介しちゃいます。 竹馬の友の類語 竹馬の友というのは幼なじみということで、昔からの友人ということですから 竹馬の友の類語はそういう意味合いを持っている言葉になります。 ちなみに類語とは類義語とも言い、 意味が似ている言葉 のことです。 幼友達 幼なじみ 昔馴染み 旧友 騎竹(きちく)の交わり 知己 友垣(ともがき) 莫逆の友(ばくぎゃくのとも) 盟友 金蘭の友(きんらんのとも) 悪友(あくゆう) 多くの類語がありますね。 この類語の中で、ちょっとわかりにくい言葉を説明しますね。 騎竹の交わりの「騎竹」とは竹馬に乗ることを意味します。 子供のころから竹馬に乗って遊んだ友のことです。 莫逆の友(ばくぎゃくのとも)の莫とは訓読で「ない」と読みます。 逆(さか)らうことなしということで、心が通った親友のことです。 金蘭の友(きんらんのとも)の金蘭とはなんのことなんでしょうか?

ことわざ「竹馬の友」の意味と使い方:例文付き – スッキリ

「彼とは竹馬の友だ」と日常会話にもよく使われるのが「竹馬の友」ですが、深い由来と意味のあることわざとして意識したことは少ないのではないでしょうか?

言葉 今回ご紹介する言葉は、ことわざの「竹馬の友(ちくばのとも)」です。 言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。 「竹馬の友」の意味をスッキリ理解!

June 2, 2024, 8:57 pm