確定 申告 領収 書 保管 期間
税理士 石橋將年(いしばしまさとし) 少し前に顧問先様から「たまった 書類 を 廃棄 したいんだけど、どれを捨てればいいの?」というご質問を頂きました。 事業をされている方は、日々、 領収書 や請求書、はたまた税務 申告書 がどんどん貯まっていきます。これらの書類は、時期を見て廃棄しませんと、会社や自宅の中が書類で一杯、という状況になってしまいます。 今回は、書類の捨て方や捨てる時期、捨ててはいけない書類まで、色々と解説していきたいと思います。 どの書類から捨てれば良いのか?
- 領収書の保管期間は5~10年!知らないとまずい基礎知識 | jinjerBlog
- 確定申告書類の保管期間と方法は?領収書や証憑類の保存はいつまで?
- 確定申告が終わっても 領収書を捨ててはいけません! – マネーイズム
領収書の保管期間は5~10年!知らないとまずい基礎知識 | Jinjerblog
領収書の保管方法 これまで述べてきたように、領収書は確定申告書の提出期限の翌日から5~10年間保管しておく必要がありますが、その保管方法には決まりがありません。 税務署から要請があった際に、速やかに提出できるようになっていれば問題ないのです。各自や各社で保管や検索がしやすい方法を選ぶとよいでしょう。 ここでは、領収書を紙で保管する場合と電子データで保管する場合とに分けて見ていきます。 4-1. 紙で保管する場合 領収書を紙で保管する場合は、紛失を防ぐためにも、別紙に貼ってバインダーに綴じる、クリアファイルや封筒に入れるなどの工夫をおすすめします。 また、分け方としては、月別や費目別などわかりやすいと思えるように仕分けるとよいでしょう。枚数が少なければ、分けずに時系列で整理しておくだけでも問題ありません。 事業年度末には、年度分をファイルなどにまとめて保管しておきましょう。その際、保管期間終了日を記載しておけば、いつまで保管しておけばよいのかが一目でわかるので、廃棄時の手間が削減できます。 4-2. 電子データで保管する場合 領収書は、1枚1枚は小さくスペースを取らないものです。しかし、5~10年分を保管しなければならないとなると、かなりのスペースを占領してしまうことになります。 そこで、すべての領収書を電子データ化して、社内サーバーやクラウドに保管するのもおすすめです。 紙で受け取った領収書は、スキャナだけでなく、デジカメやスマホなどで撮影した画像データも認められるため、電子データ化のハードルも高くありません。 保管スペースが削減できるだけでなく、検索性も紙にくらべて格段に向上するのも大きなメリットです。 なお、領収書を電子データ化して保管するためには、以下のポイントに注意しましょう。 電子データでの保存を開始する3ヵ月前までに税務署へ申告し、承認を受ける 紙で受け取った領収書は3日以内に電子化し、タイムスタンプ(電子署名)を付与する 電子化した領収書は、第三者による定期検査が終わるまで保管する必要がある 5.
重要な書類はもちろんですが、あまり重要でない書類も、 捨てる前にスキャン (パソコンに読み取って保存しておくこと) しておくと、後々トラブルになったときも安心です。 (弊事務所でも、書類スキャンを積極的に活用しています) スキャンするデータの形式ですが、主に「 PDF方式 」と「 ドキュワークス方式 」の2種類があります。それぞれの特徴をご説明しておきます。 スキャンするデータの形式 (1)PDF方式 PDF方式は、世界で一番普及している方式です(お役所がホームページで書類を配布する際も、この方式を採用しています)。そのため、PDF方式は 汎用性は一番 なのですが、いかんせん データが重く 、ファイルサイズも大きくなってしまうのが難点です。 (2)ドキュワークス方式 ドキュワークス方式とは、ゼロックスが提唱しているファイル保存方式です。利点は ファイルサイズが小さく、かつ動作も軽い ことです。ですが、 スキャンには専用の読み取り機が必要ですし、閲覧用のソフトも必要になります。 税理士事務所で、ドキュワークス方式を採用しているところは多いです(弊事務所でもドキュワークス方式を採用しています)。導入コストはかかりますが、慣れたらこちらの方が作業が早いです。是非お試しください。 どうやって捨てるべきか?
確定申告書類の保管期間と方法は?領収書や証憑類の保存はいつまで?
それに感化されたのか、この方も"ハカ顔"を・・・。
2020年度の電子帳簿保存法改正(2020年10月1日施行)によって、領収書の取扱いや経費精算のあり方が大きく変わります。端的に言うと、キャッシュレス決済の場合は紙の領収書は不要になり、利用明細のデータが領収書の代わりになります。 従来から電子データによる領収書の保管が認められていましたが、そのためには領収書をスキャン、もしくはスマホで撮影したうえで、電子データに対してタイムスタンプを付与する必要がありました。今回の改正によって、データを受け取ったユーザーが自由に改定できないシステムを利用していれば、タイムスタンプを付与することなく電子データで保存できるようになりました。 ここで言う「自由に改定できないシステム」とは、一定の要件をクリアした会計システムや経費精算システムなどが該当します。これらのシステムとクレジットカード、Suica、PayPayなどの決済情報を連携することで、利用明細を領収書代わりとすることができます。 電子帳簿保存法については、以下の記事で詳しく解説しています。 >> 電子帳簿保存法とは?導入のメリットと導入手順を解説 – pasture ■まとめ~領収書は保管期間を守ってスマートに管理しよう! 領収書の管理がずさんだったり保管期間を守っていなかったりすると、税務調査が入ったときに苦労することになり、場合によってはペナルティを科されてしまいます。領収書は法律の規定に則り、きちんと保管・管理するようにしましょう。 領収書だけでなく、請求書や納品書、注文書や契約書も一定期間の保管が必要です。それぞれの書類の保管期間などは、以下の記事で詳しく解説しています。 >> 注文書・発注書の保管期間は?電子保存の方法を解説 – pasture >> 請求書の保管期間はいつまで?管理方法を紹介 – pasture >> 納品書の保管期間はいつまで?保管方法についても分かりやすく解説 – pasture >> 契約書の保管期間はいつまで?法律上の保管期間と保存方法を紹介 – pasture フリーランスとの取引が多い企業には、フリーランスへの発注・請求を一元管理できる「pasture」がおすすめです。電子化した発注書や請求書をワンクリックで作成・送信できる 「pasture」の詳細はこちら 。
確定申告が終わっても 領収書を捨ててはいけません! – マネーイズム
原則としては、「原本を保管」「コピー不可」です。 とはいえ、1年分の添付書類となると枚数が多く、整理できなかったり置き場に困ることもあるかと思います。 そのため自分でコピーしてまとめたり、スキャンする人もいるかもしれません。しかし覚えておくべきなのは、 「コピーの領収書は、確定申告において原則証拠書類と認められない」 ということです。 国税庁からは、具体的な添付書類の保管方法は指定されていません。 しかし申告から5年以内の添付書類については、税務署から提出を求められた時にすぐに提出できる状態にしておきましょう。 たとえコピーやスキャンで残していても、原本がなければ控除の対象から外される可能性もあるので注意して下さい。 普段会社で年末調整をしてもらう人でも、医療費控除や生命保険控除を受ける機会があると思います。 また今はe-Taxで確定申告する人も増えています。 確定申告では提出する書類ばかりに意識が向きがちですが、添付書類は証拠となるものです。 特にe-Taxで申告する人は、保管方法と期間を意識しておきましょう。 仕事を10倍効率的にしてくれる次のトレンドになる商品やサービスを紹介するWebメディア【4b-media】