言葉が出てこない 病気 大人

失語、2. 言葉が出てこない 病気. 失行、3. 失認、4. 遂行機能障害のいずれかを指します。 「運動性失語がみられる認知症」の特徴 音声を発することはできますが、意味のある言葉は話せません(運動性失語)。あるいは、意味のある言葉は発しますが、文章として意味をなしていないこともあります(感覚性失語)。運動性失語では言葉が探せないので、口数が減ります。 発語の努力はするものの、リズム感がなく、語句は短く、単語を羅列するようになります。「めがね」とか「時計」などの単語が出てこないので、「あれ」とか「それ」ですませます。人や場所の名前が出ないと、「あの人」とか「あそこ」と呼びます。 運動性失語がみられる認知症の人の脳をMRIで調べると、左前頭葉(優位半球)の後方下部の側頭葉に近い所が小さくなり、左のシルビウス裂が大きく開いています。また、脳の血流を放射能により測りますと、左前頭葉後方下部で血流が下り、左前頭葉後方下部での脳の働きが低下しています。 【関連記事】 1日16時間労働…「超激務社員」の運命を変えたひと言 「さいきん転びやすくなった」しぶしぶ受診した夫の病名【ALS闘病記】 ついに抗がん剤治療開始「白血病を発病した教師」の闘病記 発達障害…周りの人もメンタルクリニックを受診する理由は? 脳出血で半身麻痺「悲しみの涙は出し尽くした。」女性の変化

言葉が出てこない 病気

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解説:発話面に重度の障害があり,理解はある程度保たれているが文法に依存するような文の理解は障害されています.これがBroca失語の病像であり,典型的には左中大脳動脈上行枝領域の脳梗塞でみられる失語です. ( 図1A ) <症例2:Wernicke失語> 70歳代女性,右利き. 病歴:ある日の夕方から反応が鈍く,受け答えがおかしくなった.手足の麻痺はなったが,こちらの質問を理解できていない様子で,わけのわからないことを喋っていた.翌日も状態が改善しないため外来を受診した. 診察所見:開眼しており,意識はほぼ清明で,四肢に麻痺はなかった.構音障害も認めず,発話量も保たれており,時には多弁にもなったが,発話内容は意味不明であった.発話される音韻が崩れているわけではなく,文の形でしっかりと話しているのだが,文の中に入っている単語が異常であることが,発話が意味不明になっている主な原因であった.具体的には,単語の中の音韻を間違えていたり(音韻性錯語:鉛筆→えんぺつ),誤った語に入れ替わっていたり(語性錯語:鉛筆→消しゴム),日本語にないような単語が使われていたりした(新造語:新聞→へりょけりょ).理解は低下し,物品の指示は不良なことが多く,呼称,復唱も障害されていた. 解説:発話運動面には異常はないが,発話には錯語や新造語が多くみられ,理解面に重度の障害をきたしています.これがWernicke失語の病像であり,典型的には左中大脳動脈下行枝領域の梗塞で認められます. 言葉が出てこない - 昨日片頭痛の前兆のギザギザが見えたと思...[カラダノートひろば]. ( 図1B ) 図1 <症例3:混合型超皮質性失語> 60歳代男性,右利き. 徐々に悪化する右片麻痺と言語障害のために他院より紹介された.重度の発話減少と理解障害を認めたが,復唱は保たれていた.検者の言葉を取り込むような反響言語がみられた(「お名前は何と言いますか」→「お名前は・・」).MRIでは左半球分水嶺領域に梗塞が認められ,脳血流SPECTでは左半球の広範な低下,血管撮影で左内頚動脈閉塞が認められた. ( 図2 ) 解説:発話も理解も重度に障害されているのに,復唱だけが比較的保たれている失語は,混合型超皮質性失語と呼ばれ,急性期にこの症状が見られれば内頚動脈病変を疑う必要があります. 図2 » 神経心理学的な代表的症候INDEXへ戻る

May 18, 2024, 1:37 am