特定新規設立法人の消費税納税義務|小谷野会計グループ | 小谷野税理士法人 | 小谷野公認会計士事務

消費税の免税点の判定には、複数のチェックポイントがあります。資本金の額、特定期間の判定、そして今回の特定新規設立法人に該当するかの判定です。難しい論点ですが、よくあるパターンをイメージすることで『このときは、この判定をしておこう』と思い出せることができます。 カスミン センパイ、お客様が消費税が高うて大変と言うてます。消費税を免税にする方法はないのですか? ハルカぴょん 唐突だね・・・。よくあるのが法人を新たに作って最大2年間の免税を受けることだよね。 カーサキくん そうだね、例えば新規事業を立ち上げるときに別会社を設立するのは、ポピュラーな方法だね。 なるほど、新しく会社を作れば消費税は最大2年間免税なのですね。 それは、ちょっと早合点だよ。先ず資本金が1千万円未満であることは必須。設立日で1千万円の資本金が登録されていると、第1期から消費税の申告をすることになる。 あと、既に会社を経営している人が、新設会社を作るときは消費税免税で注意が必要だった気が・・・? 特定新規設立法人 個人支配. 売上が5億円超える会社を持ってると、新しい会社作っても免税にならないらしい、と言ってましたよ。 そのとおり、 特定新規設立法人 に該当する会社を作った場合は、第1期の免税は受けられない。第2期の免税も受けられないこともある。特定新規設立法人の定義を調べよう。 (特定新規設立法人とは?) その事業年度開始の日における資本金の額又は出資の金額が1, 000万円未満の法人)のうち、次の①②のいずれにも該当する法人のことです。 ①その基準期間がない事業年度開始の日において、他の者により 当該新規設立法人の株式等の50%超を直接又は間接に保有される場合 など、他の者により当該新規設立法人が支配される一定の場合( 特定要件)に該当すること。 ②上記①の特定要件に該当するかどうかの判定の基礎となった他の者及び当該他の者と一定の特殊な関係にある法人のうちいずれかの者 (判定対象者)の 当該新規設立法人の当該事業年度の基準期間に相当する期間 (基準期間相当期間)における課税売上高が5億円を超えている こと。 えーと、これは日本語ですか?何を言うてるのか、さっぱり分かりまへんわ〜。 (・・・なぜ悩むと関西弁)うん、これはよくあるパターンを覚えた方が良いかもね。今回は? をしっかり勉強してみよう。例えば、こういうケースってよくあるよね?

特定新規設立法人 個人支配

孫会社X社(親会社A社、子会社B社)を新規設立した場合 判定対象者であるB社、C社、D社の課税売上高は5億円以下である為、X社は特定新規設立法人に該当しません。 B社を完全支配しているA社の課税売上高は5億円を超えておりますが、X社の株式を保有しておらず、かつX社の株主であるB社の完全支配会社ではありませんので対象外となります。 法人税のグループ税制における完全支配関係には間接保有(この例ではX社とA社の関係)も対象に含まれますので混同にはご留意ください。 その4. 個人(E、G)がY社を設立し、かつ他の者とその親族が法人(Z社)を有する場合 まず個人Eが50%超を保有している為、特定要件に該当し、個人Gは判定対象者から外れます。 Z社ですが、E及びFにより完全支配されており、かつFはEの親族である為、Z社は判定対象者となり、さらに課税売上高が5億円超ですので、Y社は特定新規設立法人に該当します。 このケースでは、EはZ社の株式を10%しか保有しておりませんが、他の者に該当しますと、親族も含め完全所有する法人は特殊関係法人となる為、その法人の課税売上高が5億円超かどうか確認しなければならないこととなります。 まとめ(Conclusion) 還付スキームへの対応の為、様々な改正が行われた結果、現状の消費税法は複雑化の一途をたどっています。来年は軽減税率の導入が予定されておりますが、こちらも現行の8%と軽減税率の8%では、消費税率と地方消費税率の内訳が異なっております。事業者からしますと、簡素化が最も求めてられていることのように思われます。 Consumption tax law has become more complicated over the last few years by several tax reforms. 特定新規設立法人 個人株主 特殊関係法人. Reduced tax rate (8%) will be introduced in the next year. But its breakdown, national consumption tax rate and local consumption tax rate, differs from the one in the current tax rate (8%). It had better simplify the rule for any business.

特定新規設立法人 個人保有

その事業年度の基準期間がない法人で、その事業年度開始の日における資本金の額又は出資の金額が 1, 000 万円未満の法人のうち、次の要件のいずれにも該当するものについては、その特定新規設立法人の基準期間のない事業年度に含まれる各課税期間における課税資産の譲渡等について納税義務が免除されないこととされます。 つまり、設立 1.

特定新規設立法人 個人 親族

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May 23, 2024, 2:09 pm