美人姉妹とワルツ: 部屋とバナナと私
バッハ:協奏曲ニ短調BWV. 596~シシリエンヌ(原曲:ヴィヴァルディ) A3. ブラームス:間奏曲Op. 118-2 A4. アルヴォ・ペルト:パリ・インテルヴァロ(断続する平行) B1. フィリップ・グラス:映画『The Hours(めぐりあう時間たち)』より「I am going to make a cake」(マイケル・リースマン&ニコ・マーリー編) B2. スカルラッティ:ソナタ ニ短調K. 32 B3. リスト:コンソレーション第3番 B4. ジョン・ケージ:4分33秒 B5. 974~アダージョ(原曲:マルチェッロ) グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ(ピアノ:
A-5, A-4) フィルハーモニー・ド・パリ、グランド・サル「ピエール・ブーレーズ」
- ランビエールの踊りとブニアティシヴィリのピアノ、コラボで燃焼 - YouTube
- カティア・ブニアティシヴィリへのインタヴュー - YouTube
- カティア・ブニアティシヴィリ待望の新録音!幅広い時代からセレクトされた色とりどりの小品集『ラビリンス(迷宮)』 - TOWER RECORDS ONLINE
ランビエールの踊りとブニアティシヴィリのピアノ、コラボで燃焼 - Youtube
カティア・ブニアティシヴィリ氏は、髪をとかし、おどけて唇を噛んだりしながら、モデスト・ムソルグスキーの曲を遠慮なく演奏する。世界的に有名なピアニストのコンサートは、聞くだけでなく見ていてとても心地よい。 ブニアティシヴィリ氏の演奏曲を作る作曲家たちは、彼女の演奏が曲を活気づけ、彼女が体でリズムを刻み、アルペッジョごとにジャンプをすることを知っていたら、いくつかジャズのリズムを用意しただろう。 彼女の演奏後、クラシック音楽のファンの中で暑い議論が沸き起こっている。熱狂的に陶酔する人たちもいれば、彼女の特別な衣装の深いデコルテと開いた襟ぐりを非難する人たちもいる。 ジョージア(グルジア)で生まれ、神童と呼ばれたカティア・ブニアティシヴィリ氏は、5つの言語を話し、現在はフランスで暮らしている。 フランスでは時に彼女のことを、ピアノ界のビヨンセと呼び、申し分のないテクニックを持ち、彼女の行き届いた指は素晴らしい速さとキーの正確さをもって移動する。 カティア・ブニアティシヴィリ氏自身についていえば、彼女は、自身の解放的な衣装を批判されることに異論はない。ブニアティシヴィリ氏は、彼女のスタイルのセンスは、彼女の才能を低めることはなく、むしろ独創性を高めていると語る。
カティア・ブニアティシヴィリへのインタヴュー - Youtube
奔放な解釈と繊細な表現で知られるカティア・ブニアティシヴィリ。このアルバムは彼女が得意としながらも、これまで録音のなかったシューベルト作品集。選ばれた曲は、最後のソナタ第21番と即興曲Op. 90に併せ、リストが編曲した「セレナード」という「歌心」にあふれたもの。ブニアティシヴィリらしい表現が楽しめる格好の1枚です。
シューベルトの「ソナタ第21番」は彼が亡くなる2か月前に作曲された長大な作品で、美しいメロディに彩られながらも、全体に漂う絶望感が彼の不安な気持ちを反映しているとされています。ブニアティシヴィリは一小節ごとに移り変わる気分の変化を丁寧に描き出し、シューベルト作品の深遠さを知らしめています。4つの即興曲でも1曲ごとに違う世界を見せてくれており、最後の「セレナード」ではリストがアレンジした"技巧的な"シューベルトを味わうことができます。毎年シューベルティアーデ音楽祭が開催されている、オーストリアのホーエネムスでの録音です。
収録内容
カティア・ブニアティシヴィリ待望の新録音!幅広い時代からセレクトされた色とりどりの小品集『ラビリンス(迷宮)』 - Tower Records Online
Official Website. 2014年5月15日時点の オリジナル よりアーカイブ。 2014年5月20日 閲覧。 ^ a b NHK Eテレ クラシック音楽館「第1831回 定期公演 Bプログラム対談・パーヴォ×カティア シューマンのピアノ協奏曲」, 2016年5月15日放送。 ^ a b c " Borletti-Buitoni Trust: Khatia Buniatishvili Biography ". Borletti-Buitoni Trust website. 2014年5月20日 閲覧。 ^ " Khatia Buniatishvili ". Verbier Festival. 2011年6月14日時点の オリジナル よりアーカイブ。 2010年12月7日 閲覧。 ^ " Michel-Sogny SOS Tarent Foundation ". 2017年6月20日 閲覧。 ^ " Benefiz für Kinderdörfer ". 2017年6月20日 閲覧。 ^ レコード芸術, Vol. 62, No. 752, pp. 14-17, 2013年5月 ^ " カティア・ブニアティシヴィリ・プロフィール・ミュージックプラント ". 2017年6月20日 閲覧。 ^ " BBC Radio 3 New Generation Artist 2009 - 2011 ". BBC Radio 3 website. 2017年6月13日 閲覧。 ^ " Echo Klassik Newcomer of the Year 2012 ". Echo Klassik. 2014年2月3日時点の オリジナル よりアーカイブ。 2017年6月13日 閲覧。 ^ " Khatia Buniatishvili Concert Schedule ". 2014年5月20日時点の オリジナル よりアーカイブ。 2014年5月20日 閲覧。 ^ " Khatia Buniatshvili ". BBC. 2010年12月7日 閲覧。 ^ " Stupéfiant! La Beyoncé du piano ". カティア・ブニアティシヴィリ待望の新録音!幅広い時代からセレクトされた色とりどりの小品集『ラビリンス(迷宮)』 - TOWER RECORDS ONLINE. France TV. 2017年3月27日 閲覧。 ^ " Stupéfiant! La Beyoncé du piano ". 2017年11月16日 閲覧。 ^ " ხატია ბუნიათიშვილმა ბასტილიის დღისადმი მიძღვნილ კონცერტში მონაწილეობაზე უარი გერგიევის გამო თქვა(カティア・ブニアティシヴィリ、パリ祭での演奏を拒否) ".
モリコーネ:映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』~「デボラのテーマ」
2. サティ:ジムノペディ第1番
3. ショパン:24の前奏曲 第4番 ホ短調Op. 28-4
4. リゲティ:練習曲第5番「虹」
5. J. S. バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV. 1067~バディネリ(4手版)
6. バッハ:管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV. 1068~G線上のアリア
7. ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op. 34-14(アラン・リチャードソン編)
8. セルジュ・ゲンズブール:ラ・ジャヴァネーズ
9. ヴィラ=ロボス:苦悩のワルツ
10. F. クープラン:謎の障壁(神秘的な障壁)
11. バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV. 596~シシリエンヌ(原曲:ヴィヴァルディ)
12. ブラームス:間奏曲 Op. 118-2
13. アルヴォ・ペルト:パリ・インテルヴァロ(断続する平行)
14. フィリップ・グラス:映画『The Hours(めぐりあう時間たち)』より「I am going to make a cake」(マイケル・リースマン&ニコ・マーリー編)
15. D. スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K. 32
16. リスト:コンソレーション第3番
17. ジョン・ケージ:4分33秒
18. 974~アダージョ(原曲:マルチェッロ)
【演奏】
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
グヴァンツァ・ブニアティシヴィリ(ピアノ:5, 13)
【録音】
2020年6月16-20日
フィルハーモニー・ド・パリ、グランド・サル「ピエール・ブーレーズ」
LP(2枚組)
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