誰かこの状況を説明してください - 商談成立☆

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  1. 誰かこの状況を説明してください - ビバ☆シュラバ

誰かこの状況を説明してください - ビバ☆シュラバ

フィサリス公爵家からの縁談をお受けすると返答した数日後、今度はなんと公爵様自らが直々にうちにお出ましになられました。数々の結納品とともに。 今まで遠巻きにしか見たことのないような豪華かつ繊細なドレスやきらびやかな宝石。他にもあれやこれやとわんさかわんさか。 次々我が家に運び込まれる 高額商品 ( モノ ) たちに、家族全員が浮き足立つどころか引きまくったのはナイショです。 「これらを売りとばすだけでも借金が消えそう……」 「これっ! ヴィオラ!! それは言っちゃいけません!

ベリスに言って用意してもらいますね」 「うれしい! ありがと!」 寝たきりだと腐ってしまう自信ありですので、車いすは願ったりかなったりです! 旦那様はいつもよりちょっと遅いくらいの時間に帰ってきました。 忙しくなると言っていたはずなのにやけに早いご帰還だったので、私はちょっと拍子抜けしてしまいましたよ。会議とか大丈夫なんでしょうか? まさかまたすっぽかしてきたとか? 「ただいま、ヴィー。安静にしていましたか?」 「お帰りなさいませ。ちゃんと大人しくしてましたよ! 退屈で死にそうでした」 エントランスからそのまま寝室に直行してきた旦那様にただいまのハグをされながら、今日のことを聞かれました。もちろん素直に答えましたとも! 「でもだん……げふげふ、サーシス様、お帰りがいつもとそう変わりありませんのね?」 言外に『仕事すっぽかしてきてないよね?』という気持ちをこめて旦那様の目を見たのですが、 「まあね。騎士団の仕事も大事ですが、それより今はヴィーのお世話が一番の仕事ですからね」 キラキラ嬉しそうな微笑みつきで、そんな甘いセリフが返ってきました。あま~い!! 甘すぎるよ旦那様!! 「いやいや、それ違います! !」 「というのは冗談だけど。まあ、日中はいろいろ忙しいけど、夕方以降は待機ばかりだから暇っちゃ暇なんで」 「そうなんですか?」 「そうなんですよ。さっさと着替えてきますから、晩餐を食べに行きましょうか」 「は~い」 旦那様の仕事柄、あまり詳しく聞くことはできません。心配なのですが、ここは適当なところで引き下がります。話せることができたら、きっと旦那様から話してくださるでしょう。 そしてまた旦那様にダイニングに運ばれていく私。 ご飯が終わればサロンへ運ばれ、食後のお茶。そしてまた寝室に戻り湯あみ(これはステラリア担当です! )。その後は包帯と薬の取り換えまでしてくださるんですけど。 「薬の取り換えなんて、ステラリアたちがやってくれますよ~」 「僕がしたいだけだから、気にしないで」 「え~……」 抗議したって右から左。 嬉々として私の世話を焼いてくださるもんですから、もう何も言えない。つか、旦那様。包帯巻くの何気に上手いね! そんな生活が一週間も続きました。 相変わらず旦那様の生活は普段と変わりありません。様子も変わりないので、何事もなかったような日々が続いています。ただ私が怪我しているだけのような。 あまりにさりげなさすぎて逆に心配になってきますよ。 「このまま何事もなく終わればいいんですけど」 「あら、ヴィーちゃん、なあに?」 寝室でお昼をお義母様と一緒にとり。 世間話をしながらふとそう漏らした私に、お義母様が小首をかしげました。 「いえ、旦那様が『作戦会議だ~』とか言ってお義父様と毎日王宮に行ってるわりにはなんだか平和だなぁって思って」 私が思ってることを素直に口にすれば、 「あらまあ。確かにそうね。屋敷にいるとあまり情報は入ってこないものね」 ふふふ、と笑うお義母様。 「そうですよね。ちなみにお伺いしますが、オーランティアの王太子様ご兄妹はどうなさっているんでしょう?」 あの日騎士様方に拘束され、どこかの部屋に連れて行かれてからの二人の消息を聞いてません。そもそもオーランティアご一行が自国に戻ったとかいう話も聞こえてこないし。 アノ人たちがどうなったのかとちょっと気になったので聞いてみると、 「ああ、あいつらは王宮にある貴人用の牢に入れられてるわよ~」 と、軽~く返ってきました。 そうか。まだいたんだ……じゃなくて。貴人用の牢って、そんな特別室的なものあるんですか?!

May 17, 2024, 12:27 am