カプースチンはクラシック?ジャズ? | Edy-Classic

40. 50. 60番練習曲をすべて演奏した暁には、32曲のベートーヴェンのソナタが弾ける!というのは嘘か真か…。 ショパンの練習曲は音楽性と技術が融合! ツェルニーの練習曲に対してショパンの練習曲は音楽性に富んでいます。 Op. 10-3「別れ」やOp. 10-12「革命」、Op. 25-11「木枯らし」など、抒情性に優れた作品が多くあります。しかし、練習曲の目的はあくまで「技術を向上させるため」という目的です。 Op. 10-2の半音階やOp. 10-8の広範囲を縦横無尽に駆け巡る分散和音、Op. 25-6の3度の練習など、特定のテクニックに特化した練習曲があります。 ショパンの練習曲にはOp10. とOp. 25がありますが、特にOp. 10は彼の「ピアノ協奏曲第1番Op. 11」を演奏するために作られ、実際にOp. 10の要素がピアノ協奏曲にも見られます。 3. ぴあのピアノ♪: 難易度別ピアノ曲(最上級). 8つの演奏会用練習曲の有名曲を紹介!

ぴあのピアノ♪: 難易度別ピアノ曲(最上級)

プロコフィエフ作曲の「トッカータOp. 11」、M. ラヴェルのクープランの墓より「トッカータ」がありますので、是非聴いてみてくださいね。 ジャジーなリズムに連打が組み合わさり、また奏者は連打と旋律を同時に弾かなければならない苦しみに苛まされます。連打は低音の方がやりにくので、まさにエチュードです。 演奏会のアンコールでもたまに弾かれる、小品にしては難しいですがとても楽しい作品です。 第7曲目「間奏曲」 KAPUSTIN Intermezzo Etude Op. 40 No. 7 live (Konstantin Semilakovs) 多分、この曲集で1番難しいのがこの作品です。聞いている分にはのどかな風景が浮かび、避暑地でゆったり、、、という感じですが、奏者はそれはそれは大変な思いをして弾くのです。 まず、この作品は3度、6度が頻出するので、全体的な難易度が爆上がりします。それに加えて3連符の微妙なリズムが奏者のリズム感を狂わせ、さらなるテンポ変化が奏者を襲います。きっとカプースチンは完全に体にリズムが入っているのでそれほど難しく作ったつもりはないのかもしれません。 3度、6度のパッセージは単純に支えが2つ必要になるので、脱力が難しくなります。脱力しないと腕は痛くなるし、力を入れるとあのふわふわした感じが出ないという超難しい曲なのです。 「前奏曲」のような派手さにも欠けるので簡単だと思われがちですが、死ぬほど大変な曲となっています。 まとめ カプースチンはクラシックの作曲家で、協奏曲や室内楽も手掛ける方です。特に有名な作品は「8つの演奏会用練習曲Op. 40」で、1. ニコライ・カプースチン|8つの演奏会用エチュード. 3. 7番がオススメです! 合わせて読みたい

ニコライ・カプースチン|8つの演奏会用エチュード

『8つの演奏会用エチュード』Op. 40(全曲)by ニコライ・カプースチン (from: Precipotato) 『8つの演奏会用エチュード』より 第1番 前奏曲 (from: avex PRcast) 『8つの演奏会用エチュード』より 第2番 夢 (from: Richy6202) 『8つの演奏会用エチュード』より 第3番 トッカティーナ (from: Yuja Wang – Topic) 『8つの演奏会用エチュード』より 第6番 パストラール/ 第7番 間奏曲/ 第8番 フィナーレ (from: Wim de Haan) 『8つの演奏会用エチュード』より 第8番 フィナーレ (from: madlovba3) いかがでしたか?単なるジャズとクラッシックの融合にとどまらず、独創的で素晴らしい曲ばかりですね。カプースチン自身ピアニストなので、弾くのが難しい曲が多いですが、ぜひチャレンジしてご自身のレパートリーに加えてみてください! 楽譜はこちらから リンク 『8つの演奏会用エチュード』と並んで人気の高い『24のジャズ・プレリュード』Op. 53も要チェック! ニコライ・ギルシェヴィチ・カプースチン (Nikolai Girshevich Kapustin, 1937-2020)はロシアの作曲家、ピアニストです。ウクライナに生まれ、14歳でモスクワに移住。モスクワ音楽院でゴリデンウェイゼルにピアノを師事し、在学中にラジオ放送「ヴォイス・オブ・アメリカ」でジャズに出会い、独自の作曲法を試みるようになりました。音楽院を卒業後は、ビックバンドや軽音楽、映画音楽のオーケストラでピアニストとして活動しながら作曲を続け、1984年からは作曲に専念しました。作品番号は161を数えます。

➡️ INDEX ページへ 🎹 新刊 ♪ ピアノ楽譜 🎹 難易度1〜28段階 (数字の大きい方が難しい)から、最上級クラス(28〜24)のピアノ曲をリストアップ。(2018. 8. 6更新、出典: 「あるピアニストの一生」 ) 👉 上級 中級 初級上 難易度:28 アルベニス: イベリア〈3 セビリャの聖体祭〉〈6 トゥリアーナ〉〈8 エル・ポーロ〉〈9 ラバピエス〉〈11 ヘレス〉〈12 エリターニャ〉 カプースチン: 8つの演奏会用エチュードOp. 40〈5 からかい〉、24のプレリュードOp. 53-10 シューベルト: さすらい人幻想曲 シューマン: トッカータ op. 7、謝肉祭 op. 9、大ソナタ op. 11、交響的練習曲 op. 13、大ソナタ No. 3 op. 14、幻想曲 op. 17 ショパン: ソナタ No. 2, 3、バラード No. 4、練習曲op. 10-2、練習曲 op. 25-6, 11、アレグロ・ドゥ・コンセール スクリャービン: ソナタ No. 5, 6, 7, 8, 10、練習曲op. 8-3, 5, 9, 10, 12、練習曲op. 42-5, 6、練習曲op. 65-1、4つの小品op. 56-4〈エチュード〉 ドビュッシー: 練習曲集 No. 2, 5, 8, 12 バーバー: ピアノソナタ バッハ: プレリュードとフーガBWV532(ブゾーニ編) バラキレフ: イスラメイ バルトーク: ラプソディ、二つのルーマニアのダンスop. 8A-2 ブラームス: パガニーニの主題による変奏曲 op. 35 プロコフィエフ: ソナタ 第6番op. 82、トッカータop. 11 ベートーヴェン: ソナタ No. 29 op106 ラヴェル: クープランの墓〈トッカータ〉 ラフマニノフ: ソナタ No. 2、音の絵 op. 39-5, 6, 9、前奏曲 op. 23-2, 9 リスト: 超絶技巧練習曲〈4 マゼッパ〉〈5 鬼火〉〈6 幻影〉〈8 狩り〉〈10〉〈12 雪かき〉、パガニーニによる大練習曲〈3 ラ・カンパネラ〉、巡礼の年 第1年〈5 嵐〉第2年〈7 ダンテを読んで〉、ハンガリア狂詩曲 No. 2, 9, 15, 〈スペイン〉、ソナタ、メフィストワルツ 1 難易度:27 イベリア〈7 エル・アルバイシン〉〈10 マラガ〉 8つの演奏会用エチュードOp.

June 1, 2024, 9:39 pm