タコ糸で食品添加物を調べてみよう!!

ワンダー警部 にゃんだいち ピョナン あなたも自由研究でお困りですか? 今回はご家庭にある機材と市販(スーパーなど)で簡単に手に入る食材でできる「食品添加物の実験方法」をご紹介します。 今回解決すること 食品添加物をテーマに自由研究を1日で仕上げる 食品添加物のことが少しわかる 私たちが普段食べている食品には食品添加物がいっぱい スーパーなどで購入する加工食品の約9割が食品添加物を使っているのをご存知ですか?

  1. タコ糸で食品添加物を調べてみよう!!
  2. 「食品衛生学実験」 vol.16 合成着色料の同定|松本大学/松本大学松商短期大学部
  3. (2016年8月発行)夏休みの自由研究応援! ~着色料を調べてみよう~

タコ糸で食品添加物を調べてみよう!!

タコ糸を使って、身の回りにある食材に入っている 食品添加物を調べてみましょう! 【 用意するもの 】 ・タコ糸 ・お鍋やフライパン ・ハサミ ・湯呑み茶碗 ・お酢 ・調べてみたい調味料や食料 ↑カロチノイド色素とは、着色料の事です。 微生物を含む動植物から作られています。 ↑カラメル色素とは、天然着色料の一つです。 製造方法によって4つの種類に分けられます。 【 手順 】 ①タコ糸を5センチほどにカットします。 ②実験したい食材や調味料を湯呑み茶碗の中に入れます。 (お椀や皿でも大丈夫ですよ!) ③カットしたタコ糸を浸します。 ④少量のお酢を注ぎます。 (着色しやすくする為) ⑤水を入れたフライパンに茶碗を並べ、 水が沸騰してきたら20分ほど弱火で置いておきます。 ※お水は3分の1程度で大丈夫です。 ⑥フライパンから湯呑み茶碗を取り出します。 (取り出す時は、ヤケドに注意しましょう) 湯呑み茶碗の中からタコ糸を取り出しましょう。 ⑦取り出したタコ糸を水で洗います。 合成着色料を使用している食材のタコ糸は、 水で洗っても色が落ちません。 ちなみに今回、使用した食材は 左から【餃子のタレ】 真ん中【福神漬けの汁】 右【醤油】 です。いかがでしたか? タコ糸で食品添加物を調べてみよう!!. 【 ワンランクアップ!のまとめ 】 ・食品添加物の役割は何か調べてみましょう! ・合成着色料の原料を調べてみましょう! ・天然着色料の原料を調べてみましょう! ・色をつける為に使われている着色料には、 他にどんなものがあるか調べてみましょう! ・着色料を一日に取っていい量を調べてみましょう!

「食品衛生学実験」 Vol.16 合成着色料の同定|松本大学/松本大学松商短期大学部

新着ニュース 人間健康学部 健康栄養学科 教授 髙木 勝広 名残惜しいですが微生物たちに別れを告げ、今回から化学実験の始まりです! 「食品衛生学実験」 vol.16 合成着色料の同定|松本大学/松本大学松商短期大学部. 今回は「合成着色料の同定」実験です。着色料は、天然着色料と合成着色料に分けられます。 合成着色料の大半は合成タール色素で、石油から化学的に合成されます。以前は25種類あった合成タール色素ですが、内臓障害や発がん性の疑いなどの理由で、次々に使用禁止となり、現在12品目が許可されています。そういった歴史的背景もあり、食の安全性を脅かす要因の1つとして挙げられます。 それでは実験を始めましょう! 最初に、食品から合成着色料を抽出します。 抽出は、毛糸染色法という方法で行います。毛糸染色法は、食品中の色素のみを分離するもっとも簡易な方法で、酸性で食品成分中から色素を羊毛に結合させ、ついでアルカリ溶液中で羊毛からその色素を溶出させることにより、食品中からできる限り色素だけを分離するというものです。 上二つの写真をご覧ください。ある班は、金平糖を実験サンプルとして用意しました。 金平糖に添加されていた合成タール色素が羊毛に見事染まっていますね。羊毛から色素を分離し、濃縮すれば、抽出完了です! 次に分析です。 分析には、薄層板という白いシートを使います。この白いシートにはシリカゲルという白い粉が塗ってあり、これが色素分離に重要となります。 シートの下側に、鉛筆で線を引き、食品からの抽出液をスポットします。そして、シートをガラスの箱の中に入れます。箱の中には有機溶媒が入っていて、白いシートを浸すと有機溶媒がじわじわ上昇してきます(毛細管現象)。 その溶媒の上昇に合わせて、色素たちも上がり始めます。色素の動きには、速い遅いがあるので、結果として色素が分離します。この分析方法を、薄層クロマトグラフィー(TLC)といいます。 一番下の写真をご覧ください。 これは、色とりどりの粒状チョコレートで有名な某菓子の結果です。 右端のレーンにあるのが食品からの抽出液で、三つの色が確認できます。 一番上から薄い黄色、濃い黄色、青色の順です。 分析の結果、この食品の色は、黄色4号、黄色5号、青色1号の3種類の合成着色料から出来ていたことが分かりました。

(2016年8月発行)夏休みの自由研究応援! ~着色料を調べてみよう~

消費者のため? メーカーの利益のため? 商品の価値を見極めよう! (2016年8月発行)夏休みの自由研究応援! ~着色料を調べてみよう~. 商品の価格ばかりに目を取られて、大切なモノをおざなりにしていませんか? その商品は本当に安いのですか? モノの価値を正しく理解するには作られる過程、原材料など、中身を見極めることが大切です。 今回の食品添加物の実験を通じて、お子さんが 自ら商品や食べるものを選べる目を養うこと ができたら今回の自由研究は大成功といって良いでしょう。 さらに詳しく学習を深めたい方へ ここからは一気にハードルがあがりますが、食品添加物についてさらに理解を深めたいという方は、厚生労働省のホームページをご覧になると良いでしょう。 商品を製造するメーカーすべての指針はここにあります。 国民の食の安全を担保するための決まりを定めていますので、ここを理解できれば大人になってから食品を扱う企業やメーカーへの就職にも有利になると思いますよ。 厚生労働省 食品添加物に関するホームページ \ お役に立てたらポチッとお願いします! /

◆ HOME >夏休みの自由研究応援! ~着色料を調べてみよう~ 夏休みの自由研究応援!
June 1, 2024, 1:46 am