患者の力を引き出すがん看護実践(荒尾晴惠,田墨惠子) | 2016年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

もしLGBTの患者さんが来院したら ――?

Lgbtの患者さんは何に困っているのか|Lgbtと看護のキホン(1) | 看護Roo![カンゴルー]

4)荒尾晴惠,他編.スキルアップがん化学療法看護――事例から学ぶセフルケア支援の実際.日本看護協会出版会;2010.

一般社団法人 日本がん看護学会 がん看護実践に強い看護師育成プログラム :: プログラム

【寄稿】 症状マネジメントモデルに基づいた 患者の力を引き出すがん看護実践 荒尾 晴惠 (大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻統合保健看護科学分野看護実践開発科学講座 教授) 田墨 惠子 (大阪大学医学部附属病院 がん看護専門看護師) がんの治療を受ける患者は,疾患に伴う症状,治療の副作用として出現する症状など,さまざまな症状を体験しています。これらの症状は患者の生活や心理社会的な側面にも影響を及ぼし,QOLの低下を招きます。そのため,がん看護において症状に対するケア,症状マネジメントは優先課題です。 では,看護師は患者に対してどのような症状マネジメントを行なっていけばよいのでしょうか。筆者(荒尾)は修士課程で,指導教官のDr.

看護師ががん患者の立場になって気づいたこと。医療者と患者をつなぐ「ぴあナース」 | 看護Roo![カンゴルー]

編集部 烏美紀子( @karasumikiko ) (参考) 「LGBT調査2018」 (電通ダイバーシティ・ラボ) LGBTと医療福祉<改訂版> (QWRC) 学校・病院で必ず役立つLGBTサポートブック(はたさちこ/藤井ひろみ/桂木祥子編、保育社、2016) 看護教育 2018年4~2019年3月号連載「NとEとLGBTQ」(浅沼智也、医学書院) 介護や医療、福祉関係者のための高齢期の性的マイノリティ理解と支援 ハンドブック (特定非営利活動法人パープル・ハンズ)

静岡がんセンター 精神腫瘍科医長の 吉川栄省さん よしかわ えいしょう 精神科医。 1993年日本医科大学医学部卒業。 95年同医大精神医学教室入局、日本医科大学付属第一病院精神神経科勤務。 2002年国立がん研究センター研究所支所精神腫瘍学研究部勤務2006年より現職。 専門はサイコオンコロジー。趣味は合気道 がんの患者さんがうつ状態になる割合は? 2~4割が、日常生活に影響するほど落ち込む がんを体験して、不安や落ち込みを感じた方もいらっしゃることでしょう。 静岡がんセンター・精神腫瘍科で、毎日患者さんの心と向き合っている医長の吉川栄省さんは、こう話します。 「当科では、昨年度、新規の患者さんが400名程度受診しています。ご自身から受診する方もいらっしゃいますが、他科の医師からの紹介で受診される患者さんが多いですね。 実際には、がんを患うことによる不安や落ち込みなどの精神的な苦痛を抱えておられる方はもっと多いと思われます。がんのように体に重大な病気がある人は、日常生活に影響するほど気持ちが落ち込む『うつ状態』( 注1 )になりやすいといわれています。がんとうつ状態の関係についてはさまざまな研究報告があり、調査によって数値にばらつきがありますが、精神科医が、がんの患者さんに直接面接した調査では、20~40パーセントがうつ状態を経験すると報告されています。うつ状態になることでQOL(生活の質)が低くなり、さらには自殺に関係することもあります」 がんに伴って心の苦痛を感じている方は決して少なくなく、なかには深刻な事態に至るケースもあるのです。 注1 ) 医学的には、重い落ち込みを「うつ病」、中軽度の落ち込みを「適応障害」と呼んでいる 落ち込みのきっかけや心理的プロセスは?

これまで看護師として患者さんに接してきた自分が、突然 がん 患者という立場になったら?

June 2, 2024, 9:14 am