「√Letter ルートレター Last Answer」レビュー - Game Watch

でもその前に。そもそも"マックス"こと中村貴之(※名前はゲーム開始時に変更可能)は、米国生まれ東京育ちの 33 歳の建築士。"思い立ったが吉日"を地で行くアグレッシブな性格で、本人は"フレンドリー"なつもりでも、周囲からは"馴れ馴れしい"と評されています。とういうか、実際にかなり馴れ馴れしいです(苦笑)。 マックスは主人公のニックネーム。名前の由来は、"いつでも全力"だから。 物語は、そんな彼が消印のない1通の手紙を見つけたところから始まります。手紙の送り主は、マックスが15年前の高校時代に文通していたペンフレンドの"文野亜弥"。その手紙には、衝撃的な告白が書いてありました。「私は人を殺してしまいました」と……。 文野亜弥から届いた手紙。いったいどういうことなの!? 亜弥と連絡を取ろうにも、マックスは手紙に書かれた住所しか知りません。そこで、一路彼女の故郷である島根に旅立つことに。手掛かりは、亜弥から届いた10通の手紙と、手紙に記された"チビ"、"サル"、"ガリ"、"デブ"、"ビッチ"、"メガネ"、"親友"の7人のクラスメイトのニックネームのみ。手紙を頼りに、亜弥と仲のよかった7人のクラスメイトたちを見つけ出し、彼女の行方を追う算段です。 15年前、亜弥に惹かれていたマックスは、手紙の真相と彼女を見つけ出すのに必死。建築士にも関わらず、探偵まがいの調査に夢中になって、いろいろな伝説を生み出してしまうのです! Amazon.co.jp: √Letter ルートレター Last Answer - PS4 : Video Games. ちなみに、一部ネタバレがありますが、核心的な部分には触れていないのでご安心を。ネタバレを少しでも気にされる方は、ぜひ本作をプレイしてからご覧ください! マックスやべーやつ伝説1 "デブやハゲに容赦がない!" 肥満や薄毛は、非常にデリケートな問題。筆者も体重110キロの巨体なので、体型のことをよくネタにしていますが、見ず知らずの人にいきなり「デブ」と言われると、傷つきこそしないものの、さすがに驚くと思います(苦笑)。 当時のニックネームとはいえ、きっと多くの人が初対面の相手に「あなたは"デブ"ですね?」と聞くのをためらうハズ。でも、マックスは立ち止まりません(笑)。大森準というイケメンパティシエがダイエットに成功したことを突き止めたマックスは、彼を呼び出し、「お前が優しいデブくんなんだろう」と問い詰めます。 デブじゃないと否定する準に、追い打ちをかけるマックス。 最初は否定していたものの、数々の証拠を突きつけられ、追い詰められていく準。動揺した彼は、主人公に勧められるままチョコポテチに手を出してしまい、ついにマックスに屈して自分が"デブ"だと認めてしまうのです!

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√Letter ルートレター Last Answer/PS4 / PSVITA / Switch どうも!KENT( @kentworld2)です! 今回は2018年12月に発売されたPS4/PSVITA/Switch「 √Letter ルートレター Last Answer 」のレビューをしていきます。 本作は2016年に発売されたPS4/PSVITA「√Letter ルートレター」のバージョンアップ版ですが、 ズレまくったセンスまでバージョンアップしていました!w あまりにもセンスがズレているので終始笑いっぱなしでプレイしている時はお腹が痛かったw そんなPS4/PSVITA/Switch「√Letter ルートレター Last Answer」の良いと思った点からまずは書いていきます。 累計1, 000記事突破!KENTがプレイしたゲームのレビュー記事一覧へ このゲームを3行で説明すると? 島根県を舞台にしたミステリーアドベンチャー。 15年前に文通をしていたヒロイン・文野 亜弥の手掛かりを探していく。 ゲームシステムは古典的なコマンド形式を採用。 初リリース日 2018年12月20日 対応ハード PS4/PSVITA/Switch ジャンル アドベンチャー 推定クリア時間 15~20時間 売上 ランキング圏外 発売元 角川ゲームス スポンサーリンク 良いところ 変顔を見ているかのような感覚で楽しめる実写モード 2016年に発売され、一部でカルト的な人気を博したPS4/PSVITA「√Letter ルートレター」。 一見すると島根県を舞台にした良質なミステリーアドベンチャーゲームに見えますが、 実際にはズレまくったセンスが痛快なコメディギャグベンチャーでした! 関連作のレビュー記事 今回レビューするPS4/PSVITA/Switch「√Letter ルートレター Last Answer」は前作のバージョンアップ版という位置付けになるんですが、ズレまくったセンスまでバージョンアップしているから面白いのなんのw 何が面白いかって、 取ってつけたような実写モードを収録していること。 「ルートレター」と言えば箕星太朗氏が描いた美しいイラストが特徴的なのに、何をどうしたら実写モードを追加するのかw 気になる実写モードの完成度ですが、 良い意味で酷いものでした!w その酷さは一周回ってバカ笑いしてしまうほどのもので、テキストが頭に入ってきませんw まず思ったのが、 登場人物の喜怒哀楽が大袈裟過ぎること。 現実世界の人間というものは感情を抑える傾向にあり、余程のことがない限り表情が顔に出たり声を荒げることはありません。 にも関わらず実写モードでは表情の喜怒哀楽が激しく、 まるで変顔を見ているかのような感覚になるんですw ↑いくら怒っているからと言って現実世界の人間がこんな表情をすることはまずないでしょうw ミスマッチなボイス そんな実写モードのシュールさをさらに強調させるのがミスマッチなボイス!

マックスは、このあだ名の人たちを15年経った現在で探していくのが本作の基本的な流れになります。しかし、15年経っているので容姿も変化していたり、そもそも誰がどのあだ名なのかわからない。そこに炸裂するマックスの話術&言葉の暴力で真実を暴き出す。おもしろそうでしょ? 実際、おもしろいです。すごく。 そんな感じで、もともとのイラスト版でも楽しかった作品なのですが、今回は実写の"ドラマモード"で破壊力が倍増。しっくりきすぎていて怖いほどです。この実写。再現が本当に完璧なんですよ。どれだけこだわっているのかと驚くくらい再現されています。もう、前作の『ルートレター』そのまま。まるで、登場人物全員がゲームの中から飛び出してきたようにリアルなんですよ。 ▲各章の最初に出てくる旅館の女の子。個人的にイラストより好みです。この髪型が似合いすぎている……! ほかにも、細かいモブまで完璧に再現されているので感心してしまいます。たとえば、ルートレター勢(ルートレターが好きすぎて、スクリーンショットを使って会話をたしなむファンの総称)などに、とても人気のモブキャラクター。突然、主人公に怒りだす観光客のモブを例にあげましょう。まず、イラストバージョンがコレ。 いきなり「お前の言うことは理屈ばかりだ!」と怒り出すファンキーさが好きなのですが、実写版ではこんな感じです。 シャツに引っかけたメガネまで完璧すぎる……。本当に、怒って帰りそう。実写のほうが土産物屋さんが豪華な感じがして、ちょっと観光してみたくなりますね。 ▲妖怪博士も、実写でうさんくささアップ! 表情の作り方も良くて役者さんたちが楽しんで撮影しているのが伝わってきます。 このままだとモブ特集になってしまうので話を進めますが、実写の島根県やキャラクターを見ながらゲームをしているとスクショの撮影がはかどってゲームが進まないんですよ! 本当に!! まあ、まだ遊んでいない人もいますし、シナリオのネタバレをするのは野暮ですからね。実際、自分の目で見た方がマックスのスゴさが伝わると思います。とくに、真実を追求するときに発動する"マックスモード"は見どころ満載。 これは、島根県で手に入れたアイテムを使って級友をじわじわ追い詰め、真実を探り出すという推理ゲームみたいなシステムなのですが、マックスの容赦ない追及が恐ろしい……。「ちょっと勘弁してよ」と言っても許してもらえなさそうなくらい追い詰めていきます。 相手の弱点を見つけるために島根を駆け回り、個性的な人たちと出会って島根の名物を食べたり、床にジャムをこぼしたり、お菓子を渡して口をチョコまみれにさせ……何を言っているのかよくわからなくなってきましたが、全部本当なんですよ!

May 20, 2024, 8:41 am