なしのつぶて 意味

精選版 日本国語大辞典 「梨の礫」の解説 なし【梨】 の 礫 (つぶて) 音沙汰のないこと。音信のないこと。投げた 礫 (つぶて) はかえらないところから、「梨」を「無し」にかけて語呂を合わせていう。「なしの礫もない」の形で、意味をさらに強めていう。 ※歌舞伎・東山殿劇場段幕(1818)序幕「便々だらりと待ってゐるに、今日まで梨 (ナシ) の礫 (ツブテ) もないワ」 出典 精選版 日本国語大辞典 精選版 日本国語大辞典について 情報 デジタル大辞泉 「梨の礫」の解説 梨(なし)の礫(つぶて) 投げられた 礫 のように、便りをやったのに返事のないこと。「梨」は「無し」に掛けたもの。「いくら使いをやっても 梨の礫 だ」 出典 小学館 デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 ©VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.

  1. 「なしのつぶて」の意味や使い方 Weblio辞書

「なしのつぶて」の意味や使い方 Weblio辞書

公開日: 2019年8月23日 / 更新日: 2020年5月7日 この記事の読了目安: 約 5 分 57 秒 「 なしのつぶて 」ということわざがあります。 漢字だと「 梨の礫 」と書きますね。 「なし」と聞くと、 多くの人は「果物の梨」をイメージするかと思います。 では「つぶて」とは一体何なのでしょうか? 「いしつぶて」というポケモンは聞いたことがありますが・・・。 今回は多くの人が疑問に思っている 「 なしのつぶて 」について詳しく解説しました。 さっそく、確認していきましょう。 なしのつぶての意味 まずは、この言葉の意味です。 【なしのつぶて】 ⇒ 返事がない、応答がない、無視されている、などの意味で用いられる言い回し。主に、連絡を試みたが相手からの反応がないさまを表現する言い方として用いられる。 出典: 実用日本語表現辞典 「 なしのつぶて 」とは、簡単に言うと、 「 返事がないこと・応答がないこと 」などを意味します。 例えば、 以下のような使い方です。 友達に手紙を10通出したが、いずれも なしのつぶて だったよ。 意味としては、 「 友達から手紙の返事が全く来なかった 」 ということですね。 あなたも、 「相手に連絡を試みたのに返事がなかった」 という経験はないでしょうか? 現代では、手紙以外にも 電話やメールなど様々な媒体があります。 最近では、LINEを使う人がほとんどでしょう。 どんな連絡手段であれ、相手から 全く反応がなかったときは辛いですよね。 そんな時に、 「 相手からの反応がない 」という意味で 「なしのつぶて」と言うわけです。 なしのつぶての語源・由来 次に、この言葉の「語源」を確認していきましょう。 「なしのつぶて」は、 漢字では「 梨の礫 」と書きます。 まず「梨」ですが、これは冒頭でも説明した通り 「果物の梨」と同じ漢字です。 ところが、実際には 「梨」は「無し」の当て字 と言われています。 「当て字」とは、 「漢字本来の意味を無視した字が、一般に広まったもの」です。 つまり、 本来は「 無し 」が正しかったのですが、 分かりやすくするためにあえて「 梨 」にしている わけですね。 元々の由来としては、「無し」が正解なのです。 なので、 「果物の梨とは一切関係ない」と思ってください。 では、「無しのつぶて」とはどういう意味かと言うと 「 投げた小石が返ってこない様子 」を意味します。 「つぶて(礫)」は、瓦礫(がれき)の「礫」と同じ漢字なので、 「 投げる石のこと 」を意味します。 あなたも、小さい頃に 小石を投げた経験はありますよね?

突然ですが、想像してみてください。 友達に 「先週、○○ちゃんにLINEしたんだけどさ、なしのつぶてだったよ!」 と言われたあなた。なんと返しますか? 「な…なしのつぶて?」…キョトンとしてしまいそうですね。 友達だったら「なにそれ?」ですみますが、もしこれが上司や先輩、取引先だったら? 考えるだけで汗が出ますね… 今回は、そんな目に合わないよう、 「なしのつぶて」の意味や使い方を説明していこうと思います! なしのつぶての意味・読み方は? 「なしのつぶて」は 「連絡をしても返事の無いこと、便りの無いこと」 という意味があります。 主に「連絡を試みたが、相手から反応がなかった」というニュアンスです。 冒頭のセリフの正解は「LINEの返事こなかった!」と言うことでした!うまくかわされてしまったようですね… 「なしのつぶて」には漢字もあり、 「梨の礫」 と書きます。 「なし」とは果物の梨なんですね! ですが、返事が無いことがなぜ「梨」?そして「礫」とはなんのことなのでしょうか? せっかく意味を知ったのですから「なしのつぶて」の語源も勉強していきましょう! なしのつぶての語源とは? では、「なしのつぶて」の語源を解説していきます。 漢字で書くと「梨の礫」でしたね!まずはバラして漢字の意味も考えていきましょう! 「梨」は 果物の梨のこと ですね。 「礫」は、れき、つぶて、と読みます。 小石という意味 があります。 そのままの意味で考えると「梨の小石?」何それ?となってしまいますが、この場合は少し意味が違うんです! 思い出してみてください。あなたは子供の頃、小石を投げて遊んだ経験はありませんか? ポーンと小石を投げてみても、決して返ってくることはありません。 石は行ったっきりのままです。 つまり、 投げた小石(つぶて)のように行ったっきりで返ってこないことを、手紙や連絡が返ってこない様子 に例えたのです! それを「なしのつぶて」と表現するようになったそうですよ! ここで気になるのは「梨」ですが、実は特に梨である必要は無いそうです。 じゃあ桃でも柿でもいいじゃないか!と思いますが、どうやら「語呂合わせ」という説が有力で、「返ってこない、返事がない」の「無し」と果物の「梨」を掛けて「梨の礫」と漢字が当てはめられたと考えられています。 ちなみに「無し」なら「無しの礫」でもよさそうですが、 何もない物は投げられないので、物体のある「梨の礫」と表すようです。 では、「なしのつぶて」いったいどんな風に使う言葉なのでしょうか?

June 15, 2024, 12:02 am