酸蝕症(さんしょくしょう)について - 歯科医が教えるお口と歯の健康の話

歯磨きによるキズ 擦過傷といって、歯磨きで歯茎を擦りすぎることによって歯茎にキズを作り、腫れている場合があります。 擦過傷が原因であれば、炎症がおさまるまでに数日間かかりますので、そのあいだは患部に歯ブラシをあてずに過ごす方がよいでしょう。 1-6. ストレスによる歯ぎしりや食いしばり 歯ぎしりや食いしばりによって、歯に知らずしらずのうちに負担をかけて、痛みが発生していることもあります。 舌の脇が凹凸になっていたり、歯茎と唇の境目、粘膜部分付近が盛り上がっていたりしている方は歯ぎしりなどで歯に過剰な圧がかかっている恐れがあります。 2. 歯茎が痛むときの対処法 2-1. 市販の鎮痛剤を飲む 腫れなどの不快な症状があることで、食事が困難となりかえって免疫力の低下を招く恐れもあります。歯茎が痛むときは、あまり無理をせず市販の痛み止めを服用して様子をみてみてはいかがでしょうか。 2-2. 痛い部分を冷やす 歯茎が腫れて痛みのある部分は、血液や膿が溜まって内圧が高くなっている場合があります。血液の循環をおさえるために、冷えたタオルや氷枕などを頬に当てて患部を冷やすと痛みが楽になることもあります。 2-3. 歯磨きの方法を変える 歯茎が腫れて痛むときは、歯ブラシをやわらかいものに変えて刺激をおさえた歯磨きを心がけましょう。歯を磨くときのコツは歯と歯茎の境目に歯ブラシをあて、やさしく振動しながらていねいに細かく磨き上げます。 2-4. うがいをする 歯茎が触っただけでも痛むときなど、歯磨きも困難になるときもあるでしょう。 その場合は殺菌作用のある刺激性のすくない洗口液で、うがいだけでもしっかりしておきましょう。 2-5. 体をゆっくり休める 歯茎の痛みなど炎症が起こる場合の身体の状態は、免疫力が下がって体力がなくなっていることが多いです。 できる限り休養することで、自然と免疫力も上がってきて症状の改善にもつながりますので、休めるときはしっかり休みましょう。 3. 歯茎の腫れや痛みは放置しても良い? 酸蝕症(さんしょくしょう)について - 歯科医が教えるお口と歯の健康の話. 歯医者さんによる治療 3-1. 症状によっては歯を失う危険性もある 歯茎の慢性的な痛みは歯周病や虫歯の危険性も考えられます。 この場合は放っておいてもよくなることはないばかりか、症状がどんどん悪化していくことのほうが多いです。 また、虫歯や歯周病がある程度進行してしまうと、歯を抜かないといけないケースもありますので、早めに歯医者さんを受診しましょう。 「腫れや痛み」に対する歯医者さんでおこなう治療としては、以下のような方法が挙げられます。 親知らずが原因の場合 生え方によっては、そのままにしておくと「隣の歯が虫歯になりやすい」「手前の歯が倒されて歯並びが悪くなる」などデメリットがありますので、抜歯をおこなう場合があります。 歯ぎしり・食いしばりが原因の場合 マウスピースを使用し予防する、もしくは噛みあわせの高さを調整し、バランスを整えます。ボトックス注射で咬筋をほぐして改善するという治療方法もあります。 歯周病が原因の場合 歯石除去を基本として、動揺する歯に対しては歯同士を固定する方法もあります。 虫歯が原因の場合 軽度の虫歯では、歯を削ったあとにプラスチックや金属素材の詰め物を部分的にします。 重度の虫歯は歯の神経を取って銀歯など被せ物を装着する、もしくは抜歯をするケースもあります。 口内炎が原因の場合 患部を殺菌・消炎するレーザー治療やウイルス性口内炎では投薬をおこなうこともあります。 3-2.

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2)、ワイン(pH3. 4)、スポーツ飲料(pH3. 5) レモンやみかん、グレープフルーツなどの果物(pH3~4) ・リスク中 △紅茶(レモン果汁を含まないもの)(pH5. 5) △野菜(pH4~6) △肉・魚(pH5~6) ・リスク低 ○米・パン(pH5~7) ○チーズ(pH6~7) ○お茶(pH6. 3)、水(pH7. 0) ■ 酸蝕症と虫歯の違いについて 酸蝕症と虫歯はどちらも酸によってエナメル質が溶けるという意味では同じです。(脱灰) しかし、虫歯はミュータンス菌がだす酸によって歯が溶かされて穴が開くのに対し、酸蝕症は飲食物や胃酸、塩酸などの酸性の物質によって歯が溶ける、という違いがあります。 また、虫歯は歯垢(プラーク)や食べカスが付着している部分に発生しますが、酸蝕症は酸がお口の中全体に広がるため歯が広範囲に浅く溶けてゆく、という特徴があります。 このことから酸蝕症は自分自身ではなかなか気づきにくく、気がついたら歯が細くなっていた、歯の形が変わっていた、など、「いつの間にか症状が悪化していた」というケースが多いです。 ■ 酸蝕症を予防するには? 歯茎が痛いときの歯磨きの方法は?腫れや痛みの原因と対処法も紹介 | 歯のアンテナ. 1. お口を水でゆすぐ レモンやみかん、炭酸飲料など酸性の飲食物を摂取したときには、水でお口の中をゆすぎましょう。 2. 「だらだら食べ」はやめる おやつや間食、アメやガムなど、1日中何かしらの食べ物を食べている「だらだら食べ」は歯の再石灰化をさまたげます。 食事やおやつは決まった時間にとるようにしましょう。 3. 哺乳瓶を使い続けるのは NG 哺乳瓶はその形状から使い続けていると前歯が酸蝕症や虫歯になってしまうことがあります。 赤ちゃんのときには仕方ありませんが、おおよそ1歳から1歳半になるまでには哺乳瓶を卒業してコップから飲み物を飲ませるようにしましょう。 4. ジュースや清涼飲料水を飲みすぎない ジュースや炭酸飲料などの清涼飲料水は酸度が高く、糖分もたっぷり含まれているものが多いため酸蝕症や虫歯にかかりやすくなります。 のどがかわいたときや水分補給の際には水かお茶を飲むようにしましょう。 ■ 酸蝕症の治療方法 酸蝕症は症状が軽ければ食事の内容に気をつけるなど、毎日の食事の摂り方を見直すだけで再石灰化がうながされるため歯の状態の改善が見込めます。 食生活の見直しだけで回復できない場合には歯の表面に薬剤を塗る知覚過敏処置を始めとして、歯の欠損が小さいケースではレジン充填、欠損が大きいときには歯にかぶせ物をするフルクラウン処置を進めていきます。 もし、全体の歯が大きく溶けてしまい酸蝕症が重症化してしまった場合はインプラントなど、さまざまな処置方法を採り入れながら治療を進めるフルマウスレストレーションが必要となるケースもあります。 【酸蝕症は早めの治療が肝心】 ついつい見落としがちな酸蝕症は早期発見・早期治療が重要です。 特に子どもの歯はやわらかく酸蝕症の症状が大人よりも進行しやすいため、保護者の方が注意して見守る必要があります。 酸度が高いジュースや炭酸飲料、かんきつ類の果物の摂取はできるだけひかえ、ふだんの生活の中で酸蝕症を予防することを心がけるようにましょう。

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歯の治療というのは担当する歯科医によって治療方針が変わります。 歯ッピースマイルを運営する東歯科、ほんまる歯科の2医院では 「削らない虫歯治療」「できるだけ歯を残す治療」を心がけています。 通常の虫歯治療以外にも様々な歯の悩み相談と治療を 受け付けておりますので、ぜひ一度当院までいらしてください。 ご予約はこちらから SNSで最新情報をチェック コメントはこちらからどうぞ

まとめ 歯と歯のあいだの虫歯治療には、一般的な虫歯治療と同じような治療方法が採用されていますが、発見が遅れやすく治療負担を抑えにくいといった難点があることもわかりました。 しかし、なるべく削らない・目立ちにくい虫歯治療を行うためには、早期の発見が大切になります。 そのため、「黒い影が見える…」「歯がしみる」など少しでも異変を感じたら、まずは歯科医師の意見を仰いでみてください。 【監修医 貝塚浩二先生のコメント】 フロス使用して引っかかるようなら虫歯になっている可能性大なんで、かかりつけ歯科医院で相談して下さい。 この記事は役にたちましたか? すごく いいね ふつう あまり ぜんぜん ネット受付・予約もできる 歯医者さん検索サイト ご自宅や職場の近くで歯医者さんを探したいときは、検索サイト『EPARK歯科』を使ってみてください。口コミやクリニックの特徴を見ることができます。 歯医者さんをエリアと得意分野でしぼって検索! 歯と歯の間虫歯 矯正中. 歯医者さんの特徴がわかる情報が満載! 待ち時間を軽減!24時間ネット予約にも対応! EPARK歯科で 歯医者さんを探す

May 15, 2024, 10:22 pm