オクラの栽培方法と育て方のコツ

苦土石灰は1平方メートル当たり3握り( 約150g)、堆肥は約3kg、化成肥料(N:P:K=8:8:8)は2握り(約100g)とします。オクラは草勢が強いとよい実ができないので、元肥は少なめにし、追肥によって草勢を制御します。 定植後~収穫までの栽培管理 追肥は開花が始まった頃から10日~2週間ごとに行います。収穫が始まってから、風通しをよくするために、収穫した節と直下の葉1~2枚を残し、それより下の葉は摘除します。側枝が出てきたら放任とします。 〈POINT〉 摘葉は草勢を見て! タネまき後2カ月くらいで開花が始まります。追肥量は1回当たり1平方メートルにつき軽く1握り(約30g)としますが、草勢が弱い場合は追肥の量を若干増やします。オクラは倒れやすいので支柱を立てます。 苗立枯病は早まきすると発生しやすいので早まきは避けます。害虫では、ネコブセンチュウがいったん発生すると防除できませんので、連作は避けます。アブラムシやハスモンヨトウが重要ですが、防除対策のひとつとしては殺虫剤を定植あるいは直まき時に植え穴に施用するとよいでしょう。 〈POINT〉 連作は避ける! オクラの育て方!基本の土作りから肥料のやり方や収穫までを詳しくご紹介! | 暮らし〜の. アブラムシは少しでも見つけたら早めに防除します。アブラムシの飛来を抑えるために、シルバーストライプ入りマルチをすると効果があります。 収穫適期は品種によって異なりますが、一般には、開花後4~5日くらいで5~8cmくらいの若サヤを収穫するのがよいでしょう。収穫が遅れると硬くなります。オクラは蕾を収穫して、天ぷらにしてもおいしいです。 〈POINT〉 収穫は若採りも可! 収穫適期は栽培している品種の絵袋に記載の長さを参考にしましょう。果梗は硬いのでハサミを用いて収穫しましょう。収穫までの日数は気温が低い時は長くなります。

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オクラの育て方!基本の土作りから肥料のやり方や収穫までを詳しくご紹介! | 暮らし〜の

初心者の方も育てやすいオクラ オクラは名前の響きがなんとなく日本語のようですが、実は原産地がアフリカでそのまま現地語として使われている野菜です。アオイ科の仲間で、八角形や丸形、色も緑の他に白や赤色種もあります。納豆や長いもなどねばね系の食材とも相性がよく、整腸作用やコレステロール予防にも役立ちます。 初心者の方でも育てやすい野菜の一つです。ぜひチャレンジしてみましょう。 オクラは栄養価も高い野菜 オクラの特徴の一つに独特の粘りがあります。そこに含まれる成分としては「ペクチン」という水溶性食物繊維や、糖たんぱく質などです。 整腸作用の高いペクチンによって腸の働きを整え便秘を防ぎ、体内のコレステロールを減少させ、血糖値の上昇を抑える効果があると言われています。 または糖たんぱく質などは糖質とタンパク質が結合した成分で、胃の粘膜を保護したり、胃腸の調子を整える作用があるとされ、その他βーカロテンやビタミンC、ビタミンB1、B2、鉄分やカリウム、カリウム、カルシウム、ミネラルなど夏バテ予防にも効果的な栄養がたくさん含まれていると言われています。 オクラの花は食用にできる!? アオイ科のオクラはハイビスカスとも同じ科の植物で、黄色い大きな花を咲かせるのも特徴です。一つのつぼみに対して1回しか咲かず、午前中のうちにしぼんでしまいます。 ちなみに花オクラの花は食用にもなります。 オクラの育て方、まずは栽培時期を確認しよう! 植え付け時期は4月上旬~6月下旬 オクラは高温期になるとぐんぐん成長するという特徴があります。生育温度は20℃~30℃が生育適温です。反対に低温や霜に弱いので、10℃以下になると生育不良となるので、苗植えや種まきなど、オクラの栽培を始める際は、気温が十分に上がってから行うようにしましょう。 オクラの育てやすい品種もチェック! オクラにもいくつか品種があり、実の断面が五角形や六角形などをした角オクラと呼ばれるもの、角のない丸オクラの2つの品種があります。 またその他、実の赤い赤オクラ、花を食用とする花オクラなどがあります。 この中で初心者の方の栽培にむいている、比較的育てやすい品種がありますのでご紹介いたします。 [角オクラのおすすめ品種] ピークファイブ、平城グリーン、東京五角オクラアーリーファイブ、グリーンスター、ベターファイブ、グリーンソード、など [丸オクラのおすすめ品種] 島オクラ、まるみちゃん、エメラルド、など [赤オクラ] レッドソード、ベニー、レッドサンなど [花オクラ] 花オクラ(固定種)(トロロアオイとも呼ばれる)など オクラを育てるための土づくり オクラをプランターで育てる方法 オクラをプランターで栽培するときは、大きさは60cmと標準タイプ以上のものを使うといいでしょう。オクラの性質として、根を深く張る性質のため、深さは30cm以上のものがベストです。逆に浅いと草丈が高くなったときに倒れやすくなってしまいます。 市販の培養土を使用すると便利!

基本情報 育て方 種類(原種、品種) そだレポ 写真 クリックすると拡大します 栽培カレンダー 中間地の主な作業 基本データ 園芸分類 野菜 収穫期 7月~10月上旬 育て方のポイント 栽培のポイント オクラは日当たり、水はけのよい場所を好みますが、草丈が1mを超えるので小さな菜園ではほかの野菜が日陰にならないように植えつけ場所に注意します。肥料をよく吸うので元肥が多すぎると生育旺盛になりますが、実つきは悪くなります。元肥は化成肥料の量に気をつけ、堆肥などを多めにまき、追肥で肥料分を補うようにしましょう。 オクラの栽培でよくある疑問、悩み Q.葉の裏に、水滴のようなつぶつぶがついた オクラの葉の裏側や茎、果実の表皮などにできる水滴状のつぶつぶは、表皮の細胞にできるオクラ特有の生理現象です。見つけるとびっくりしてしまいますが、病気でも害虫の卵でもないので、そのままにしておいて何ら問題はありません。また、実についていても無害ですので、安心して食べてください。 Q.収穫のタイミングはいつ? 最盛期のオクラのさやは、花が咲いてから1日1cmほどのペースで大きくなり、1週間で約7cmに成長します。大人の人さし指ぐらいの長さ(7~10cm)が食べごろといわれ、大きくなるとさやは筋っぽくなり、タネもかたくて食べられなくなります。次に収穫できる日をあらかじめ考えて、小さめでも早めに収穫することをおすすめします。 Q.下の葉を取る理由は? 30cm程度の狭い間隔で植えつけた場合には、収穫したさやのつけ根にある葉と、そのすぐ下の葉を残し、それより下の葉を切る「摘葉(てきよう)」を行います。こうすることで管理がしやすく、風通しもよくなって次々とよいさやが実ります。株間を60cmぐらいとった場合は、風通しがよいので、摘葉しなくてよいでしょう。 ◆質問・回答は、 『野菜づくり徹底Q&A』 (NHK出版)から一部を抜粋しています。これ1冊でお悩み解決!野菜73種の「ギモン」が満載 『もっと知りたい野菜づくりQ&A』 もおすすめです。 特徴 オクラは、アフリカ原産で暑さに強く、育てやすいことが特徴です。野菜の花のなかで特に美しいレモンイエローの大輪の花も魅力。若いさやを食べます。 多糖類とタンパク質からなる独特のネバネバ成分があり、ビタミン類も豊富です。... 種類(原種、園芸品種) この植物の原種、園芸品種はまだ登録されていません。 植物図鑑の内容は随時、追加・更新をしていきます。 「趣味の園芸」講師陣、専門家の執筆による植物図鑑 恵泉女学園大学人間社会学部園芸文化研究所教授。大学での指導のほか、各地で社会人を対象にした講演や菜園指導なども行う「野菜づくりの伝道師」。テレビやラジオへの出演、雑誌や書籍の執筆など、幅広く活躍している。 さらに詳しく知りたい方におすすめの本 野菜づくりの決定版がリニューアル!

June 12, 2024, 5:02 pm