池谷裕二 『脳には妙なクセがある』 | 新潮社

Reviewed in Japan on March 24, 2018 Verified Purchase とても読みやすい。途中から読んでも面白くて、好きなところからどんどん読みました。 Reviewed in Japan on May 15, 2019 Verified Purchase 誰にでも読みやすいように、易しい文体で書かれています。学術的な根拠の出典は、巻末に記されていますが、本文部分のイラストを無くして、そのぶん本文の内容を深くして頂ければ星5つでした。 ですが、Γ脳科学」に興味を持っている入門者には、この本ほどに平易なのに科学的なとのは、そうそう無いでしょう。 新刊で一冊買い、もう一冊を中古で買って同僚にプレゼントしました^^; Reviewed in Japan on October 30, 2017 Verified Purchase 脳には妙な癖がある。 まさにタイトル通り、私たちが普段意識していないところで脳では実に興味深いことが起きています。 読んでいて楽しくなりました! Reviewed in Japan on July 25, 2017 Verified Purchase いつも図書館で借りて読んでいましたが、池谷さんの本は電子書籍が最高ですね いつでも何度でも読み返せますし、重要そうなところはスクリーンショットで保存。 文章は軽快で読みやすく、要点がよく纏められ、エンターテイメント性すらあります これからもぜひ出版してほしい Reviewed in Japan on July 10, 2021 Verified Purchase 最初読みづらいかなと思ったが、だんだん良くなってくる。詳細な文献調査に支えられた分析であり、とんでも科学的なコメントもほとんどない。 科学的な本とも言えるし、人間の行動の源泉やバイアスを分析した本とも言える。 大変興味深かった。良い本。

  1. 脳には妙なクセがある|書籍詳細|扶桑社
  2. 『脳には妙なクセがある』(池谷裕二)の感想(187レビュー) - ブクログ
  3. 池谷裕二 - Wikipedia
  4. みんなのレビュー:脳には妙なクセがある/池谷裕二 新潮文庫 - 紙の本:honto本の通販ストア

脳には妙なクセがある|書籍詳細|扶桑社

池谷裕二 人物情報 生誕 1970年 8月16日 (50歳) 日本 静岡県 藤枝市 国籍 日本 出身校 コロンビア大学 東京大学大学院薬学系研究科 東京大学薬学部 学問 研究分野 神経科学 薬理学 脳科学 研究機関 東京大学大学院薬学系研究科 学位 薬学博士 学会 日本薬理学会 ( 理事 ) 主な受賞歴 日本学術振興会賞( 2013年 ) 公式サイト 池谷裕二のホームページ テンプレートを表示 池谷 裕二 [1] (いけがや ゆうじ [2] 、Yuuji IKEGAYA、 1970年 8月16日 - )は、 日本 の 薬剤師 、 薬学者 、脳研究者 [3] 。 学位 は 薬学博士 ( 東京大学大学院 ・ 1998年 )。 東京大学大学院薬学系研究科 ・ 教授 。 神経科学 および 薬理学 を専門とし、 海馬 や 大脳皮質 の 可塑性 を研究する。 脳科学 の知見を紹介する一般向けの著作も執筆している。 静岡県 藤枝市 出身 [4] 。 目次 1 略歴 2 人物 2. 1 研究活動 2. 2 執筆・講演活動 2.

『脳には妙なクセがある』(池谷裕二)の感想(187レビュー) - ブクログ

脳のクセが意思や自我を生んでいる。 不思議で、不気味、ナゾが多すぎる脳の世界。 口コミで「面白そう!」 知り合いが『脳には妙なクセがある』を読んだそうで、その内容を話していました。 話を聞きながら面白そうに感じたので、もっと詳しく知りたくて、手に取りました。 脳は知らないことを知っている? ほー へー はぁー と感嘆ばかりの読書でした。 「脳って不思議!」なんて、軽ぅ~く言えるようなシロモノじゃないんです。というか、むしろ怖い! 池谷裕二 - Wikipedia. 脳は考えるより先に動いているんです。 「今日、株で儲けるか損するか」。そんなの、今日一日の取引きが終わってみないとわからないのに……脳は、朝から結果を知っています。朝の時点で、損得に応じて脳内のホルモンの分泌量が違うんです。 「無意識」というものも、なんだか怖い。 意識できないくらいの一瞬、文字列を画面に表示しても、脳はちゃんと認識しています。好きな人の名前や、「ガンバレ」と励ましの言葉を表示すると、脳の状態が変わるんです。もちろん、被験者は文字が表示されていると気づかないのに。 脳の中には、オカルトも潜んでいます。刺激を与えると幽体離脱する部分。神が見える部分。 脳のクセが葛藤や誤解を生んでいる? どうにもならない葛藤や脳のクセもあります。 賭けをするとき、脳は適する方を正常に選べません。正常に選べないのは大問題です。なぜなら、賭けられているものが人命だったとき、命取りになってしまうからです。 目の前で事故が起ころうとしているとき、二者択一を迫られるようなシーンも、起こりえます。 脳は結構、カン違いもします。原因と結果がひっくり返ってしまうのです。 「低血圧だから寝坊する」と感じますが、実際は逆です。「寝坊するから低血圧」なのです。「ルーズだから遅刻する」のではありません。「遅刻するからルーズ」なのです。 この、因果がひっくり返ってしまうのって、言われてみれば全く違います。差別や偏見って、こんな脳のクセが引き起こしているのかもしれません。 ねぇ、意思ってどこからどこまで? 『脳には妙なクセがある』を読んで、大きく認識が変わったのは「脳の範囲」です。あるいは、脳と身体の関係です。 脳と身体は一つの塊なんです。ですから、胃腸など消化器系の状態が、脳の状態に大きく影響します。 肉体が置かれている状態で、脳の状態は左右されます。ニオイ、表情、姿勢、ブランド。見るからに痛々しい写真を見ているとき。状況が変わると、脳の反応が変わる。 ということは、環境次第で思考や結論が変わってしまうということです。ということは、じゃあ、それって誰の意思なの?

池谷裕二 - Wikipedia

脳を通して肉体を考える。健康や美容、学習、仕事にも 脳の現象がコンパクトにたくさん紹介された内容です。 ほー へー はぁー と感嘆が止まらず、さらに、ある種の気味悪さや怖さみたいなものも感じました。 「これは私だ」「私の意思だ」と感じている自我って、一体何なのでしょうか。 そして、脳のクセや現象を紹介する本ですが、脳に注目することにより「身体性の大切さ」「筋力や体力が必要な理由」も、うっすらと分かった気がします。脳にとって、肉体のポテンシャルがそのまま脳のポテンシャルになります影響します。 肉体は脳や意思の出力装置のように感じていましたが、肉体は入力装置であることにも気付かされました。 脳には妙なクセがある 目次情報 はじめに 1 脳は妙に IQに左右される |脳が大きい人は頭がいい!? 脳は大きければ大きいほど知的か? IQが120を超える図抜けた脳のヒミツ 運動が得意な生徒ほど、勉強の成績も良い? 脳の衰えを錯覚する理由 2 脳は妙に 自分が好き |他人の不幸は蜜の味 不安の脳回路が活性化するとき 他人の不幸を気持ちよく感じてしまう脳 脳は自分を「できる奴」だと思い込んでいる クセになる快感を生む場所 弱気な社長はあまりいない 「プライド」と「pride」の違い 「誇り」と「喜び」とは別の感情である 3 脳は妙に 信用する |脳はどのように「信頼度」を判定するのか? 幸せな気分に浸っているときこそ要注意 脳はどのように信頼度を判定するか 「ざまを見ろ」に至るプロセス 整理整頓の極意は「使えるものは捨てる」 「もったいない」はどこから生まれてくるか 「痛そうな写真」を見るとどうなるか 4 脳は妙に 運まかせ |「今日はツイテる!」は思い込みではなかった! 人差し指が短い人は株で儲ける!? 巨万の富を稼ぐトレーダーには男性ホルモンの影響が 運勢はいつ決まるのか 決断能力を調べる「最後通牒ゲーム」 社会通念や思い込みといった信念も「真実」を生み出す 脳科学の発見は哲学を超えるか? 新たな技術革新を恐れない 5 脳は妙に 知ったかぶる |「◯◯しておけばよかった」という「後知恵バイアス」とは? それほど「やっぱり」ではない 避けようにも避けられない「後知恵バイアス」の不思議 所持効果という奇妙な現象 損するとわかっていても宝くじを買ってしまう 動揺するとどうなるか 6 脳は妙に ブランドにこだわる |オーラ、ムード、カリスマ……見えざる力に動いてしまう理由 有機栽培というブランド 音楽評論家たちを困惑させたリパッティ事件 脳はブランドに反応する!?

みんなのレビュー:脳には妙なクセがある/池谷裕二 新潮文庫 - 紙の本:Honto本の通販ストア

脳には妙なクセがある by 池谷 裕二 1970年静岡県藤枝市生まれ。 薬学博士。 東京大学大学院薬学系研究科准教授。 記憶のメカニズム解明の一端として「脳の可塑性の探求」を研究テーマとし、 2012年には、これまで未解明だった脳内の神経細胞同士の結合部(シナプス)形成の仕組みを突き止め、 米科学誌「サイエンス」に発表した。 脳研究者の池谷 裕二の著書です。 あまりにも人間的な脳の本性。 最新の知見をたっぷり解説! 不可思議さに思わず驚嘆! 脳にはこんなクセがある! 「行きつけの店」にしか通わない理由 何事も始めたら「半分」は終わったもの? 脳はなぜか「数値」が苦手 「笑顔をつくる」と楽しくなる!? 「心の痛み」も「体の痛み」も感じるのは同じ部位 歳をとると、より幸せを感じるようになる理由 「今日はツイテる!? 」は思い込みではなかった! 脳は「自分をできるヤツ」だと思い込んでいる 目次 脳は妙にIQに左右される―脳が大きい人は頭がいい!? 脳は妙に自分が好き―他人の不幸は蜜の味 脳は妙に信用する―脳はどのように「信頼度」を判定するのか? 脳は妙に運まかせ―「今日はツイテる! 」は思い込みではなかった! 脳は妙に知ったかぶる―「○○しておけばよかった」という「後知恵バイアス」とは? 脳は妙にブランドにこだわる―オーラ、ムード、カリスマ…見えざる力に動いてしまう理由 脳は妙に自己満足する―「行きつけの店」しか通わない理由 脳は妙に恋し愛する―「愛の力」で脳の反応もモチベーションも上がる!?

内容(「BOOK」データベースより) コミュニケーション最強の武器となる笑顔は、"楽しい"を表すのではなく、笑顔を作ると楽しくなるという逆因果。脳は身体行動に感情を後づけしているのだ。姿勢を正せば自信が持てるのもその一例。背筋を伸ばして書いた内容のほうが、背中を丸めて書いたものよりも確信度が高いという―。とても人間的な脳の本性の「クセ」を理解し、快適に生きるため、気鋭の脳研究者が解説する最新知見! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 池谷/裕二 1970(昭和45)年、静岡県藤枝市生れ。'98(平成10)年、東京大学・大学院薬学系研究科で薬学博士号取得。2002年から約2年半のコロンビア大学・客員研究員を経て、東京大学・大学院薬学系研究科・教授。東京大学・大学院総合文化研究科・連携准教授。著書の他、翻訳・監修など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

May 1, 2024, 10:47 pm