オリジナルTvアニメ「終末のイゼッタ」公式サイト – 西暦1940年… 少女は、戦場を翔ける

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溝犬雑記: 終末のイゼッタ 4話感想

HOT! ウェブページ HOT! ウェブページはありません。 HOT! ツイート HOT! ツイートはありません。 みんなのアニログ 見た! みんなの「見た」はありません。 評価 みんなの評価はありません。 感想(全2人) 総数 2件 アニメ内順位 8位/12本 全EP内順位 10889位/37159本 総文字数 131文字 アニメ内順位 11位/12本 全EP内順位 12973位/37159本 Twitterのタイムライン 新しいツイートがあります 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 溝犬雑記: 終末のイゼッタ 4話感想. 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か? 夜アニメ 終末のイゼッタ4話感想、姫様達に魔女の重大秘密を公開!大丈夫か?

!」 あからさまな決意の表情になって、イゼッタが走り出そうとする。しかしその前に、フルスが立ちはだかった。 「フルスさん……」 「……イゼッタ、どこへ、何をしに行こうとするのか? そんな間抜けな質問はしないわ。でも……」 少女の小さな両肩に、フルスの手が乗せられる。 「本当に、良いのね? 今ならまだ、フィーネ様が言われた通り全てに目と耳を塞いで逃げることも出来る。でも……この戦いに首を突っ込んだら……もう戻れなくなるわよ?」 それなりに長い付き合いのイゼッタが見た事もない真剣な顔と声で、フルスは尋ねる。 しかし、フルスはすぐに自分の今の問いこそが"間抜けな質問"であると理解した。イゼッタの目が、顔が。何より雄弁に語ってくれている。 「はい……私は、姫様の国を、守ります。その為に、戦います」 「……ど……」 フルスは何事か言い掛けて、すぐに口を閉ざした。 本当は『どうしても行くというなら、力尽くでもあなたを止める。私が、そう言ったのなら?』と、そう尋ねるつもりだった。しかしフルスはまたしても自分が"間抜けな質問"をする所であった事を理解する。 イゼッタの決意は、固い。 何を以てしても誰であっても、変えることは叶わぬだろう。 「……言い出したら聞かない所は、昔からね……負けたわ」 フルスは溜息を一つ吐いて首を振り、そしてイゼッタに向き直った。 「行くと言うのなら、もう止めないわ。ただし……私も行く」 「……フルスさん?」 「言ったでしょう? 何があっても私はあなたの味方……イゼッタ、あなたがフィーネ様を……この国を守ると言うのなら。フィーネ様とこの国を守るあなたを……私が守るわ」 先程のフィーネと同じように、イゼッタは今のフルスの言葉の意味を捉えきれないように少しぼんやりしていたが……数秒掛けて全てを理解したのだろう。感極まって、涙目になって抱き付いてきた。 「フルスさん! !」 「さぁ……そうと決まったら、ぐずぐずしている時間は無いわよ。この土地は魔力が濃い……まずは、武器を用意してきなさい」 「はい! !」 そう言って走り去っていくイゼッタの姿が見えなくなった所で、フルスは傍らに立つ娘に視線を落とした。 「ファルシュ」 「はい、ママ」 「この戦いで、私やイゼッタが危険な目に遭いそうだったら……あなたが体を盾にして守りなさい」 「はい、分かりました。ママ」 およそ母親の口から出て良いものとは到底思えない言葉を受けても、ファルシュは少しも怒ったり不思議がったりせずに、淡々と返答する。まるでそれが当たり前のことであるかのように。 そんな娘の頭を、フルスはくしゃっと撫でてやる。 金属を触るようなひんやりとした心地よさが、指先に伝わってくる。 「なぁに、心配は要らないわ。これから行く所は戦場。"使い物にならなくなった所で、代わりはいくらでも用意できる"からね」 「はい、ママ」

June 13, 2024, 1:37 pm