失敗しない、簡単ツルツル「温泉卵」の作り方。低温調理。 - 料理を失敗なく美味しく作るコツ
カレーやタコライス、うどん、スパゲティなどあらゆるシーンでワンアクセントに活躍する温泉卵。 失敗しない「温泉卵の作り方」 家庭で使える調理器具を使って、確実に綺麗な温泉卵ができる方法をお教えします。 特別な道具を使いますが、設定してしまえばボタンを押すだけでツルツルの「温泉卵」が出来上がります。 理屈が分かっていれば、温度計さえあれば出来ますが、出来上がりにムラができるので、今回は「低温調理器」を使って作ってみます^_^ 手順 1. 生卵を冷蔵庫から取り出して、30分ほど放置。常温に戻します。 2. 低温調理器を68度に設定し、スイッチを入れます。 3. 温度が上がったら、卵を入れて放置。 4. 失敗しない、簡単ツルツル「温泉卵」の作り方。低温調理。 - 料理を失敗なく美味しく作るコツ. 20分経ったら完成。冷水に取り出し、冷蔵庫保存。 ↑↑↑今回はこれを使いました! 【理屈】 卵は卵黄と卵白で変性温度が違い、それを利用して温泉卵を作る。 卵黄・・・65〜70℃で流動性を失いゲル化(半熟状態) 卵白・・・75〜80℃でオポトランスフェリンというタンパク質が凝固。柔らかい状態となる。 卵に含まれるタンパク質の熱変性により、65〜70℃の温度を一定時間保つことで温泉卵の状態が完成する。
失敗しない、簡単ツルツル「温泉卵」の作り方。低温調理。 - 料理を失敗なく美味しく作るコツ
というのが今回の実験の趣旨です。 ちなみに電卓は嫌だ、という方はオスロ大学のSvein StølenとJohn Veddeがピーターバーハムの式を基にFlashアニメーションで シミュレーション を制作しています。(こちらは卵の円周で計算しているので測るのがやや面倒ですが) 早速実験していきましょう。卵A、B、C、Dを用意しました。卵の直径はそれぞれ A=44. 6mm B=42. 5mm C=41. 8mm D=45. 7mm です。目標の卵黄の表面到達温度はそれぞれ A=70℃ B=80℃ C=90℃ D=95℃ を目指します。茹でるお湯の温度は100℃、卵の初期温度は10℃です。卵の初期温度は冷蔵庫に入れておけば冷蔵庫の庫内温度と同じですから毎回計る必要はありません。計算すると A=5. 34=約5分20秒 B=5. 95=約5分57秒 C=7. 57=約7分34秒 D=11.
温泉卵の簡単な作り方!低温調理法!賞味期限はどれくらい? | くらしの豆知識
今回は低温調理機を使ったとても簡単な温泉卵の作り方を紹介します。 低温調理器の特性として、温度と時間の設定を間違えなければ絶対に失敗しませんのでご安心を。 ネット上には(低温調理器の公式サイトなど) 68度30分 という公式のようなものが多くみられますが これだと卵黄が固まりすぎてて食感が良くありません 。 そこで、詳細に温度管理してベストな温泉卵を作る方法を紹介します。 ✔️温泉卵の作り方【完全版】 冷蔵庫から出した卵を25度設定の低温調理を10分 その後、そのまま温度設定を57度に上げ、20分 最後に67.5度に上げ、12分 流水で冷ました後、氷でさらに温度を下げる この記事を書いた人 温泉卵は混ぜて使う派 ほぼワンオペ でコースもアラカルトもこなす 記事をお読みになってもわからないところがある場合・不安な場合は TwitterのDM からご連絡ください。無料相談に応じます! 温泉卵を低温調理器で作る 【温泉卵】目的の食感 「卵黄がやっと固まった状態」 「卵白は白くなっているが柔らかい状態」 卵黄が固まりすぎない食感を目指します! 温泉卵の簡単な作り方!低温調理法!賞味期限はどれくらい? | くらしの豆知識. よくあるレシピは「68度30分」ですが、これだと卵黄が硬くなってしまいます。 サラダの上に乗せて、混ぜて食べるように使うなら 硬い卵黄だと混ざりにくく美味しさも半減してしまいます 。 この順番でやるとベストな食感になりますし、冷蔵庫から出したてでもすぐに作業に取り掛かれるのでおすすめです! 所要時間は42分です。 卵を冷蔵庫から出して25度10分 家庭用低温調理機はどのメーカーのものも大体0. 5度単位で温度設定が可能ですが、それは完全に正確ではありません。±1度くらいの誤差はありますのでその辺は各機器のクセを理解しといてくださいね。 一般的に温泉卵を作るときは「卵を常温に戻してから」と言われることが多いですが 『いつ常温になったのか?』わかりませんよね? なので常温に戻すのも低温調理器でやってしまいます。 さらに57度で20分 卵が常温に戻ったところから、レシピにあるように68度で30分加熱すると 前述したように卵黄が固まりすぎてしまいます。 なので固まる直前まで加熱を進めておくため、57度で20分加熱します。 このように段階的に加熱温度を変える手法は、スチコンを使った塊肉の火入れにも応用できる考え方です。 最後に67.5度で12分 卵黄が固まりすぎていません 仕上げに67.5度で12分加熱して終了です。 お好みで±1〜2分してみてください。ご希望の食感になると思います。 加熱が終わったら迅速に冷やす まずは流水にさらして粗熱をとり、その後 氷水につけてしっかりと冷やします 。 それだけです。そして水分を拭いて冷蔵庫に保管です。 この加熱温度はタンパク質が凝固する温度ですので、他の肉料理の火入れなどの理解にも応用できますね。 温泉卵の作り方まとめ 低温調理器があれば簡単に作ることができる温泉卵ですが、 丁寧に作るのと適当に作るのとでは、出来上がりにかなり差が出てしまいます。 「68度30分」という呪縛に囚われず、柔軟な発想が必要ですね。 そもそも料理は自由にするものですから。 最後までお読みいただきありがとうございました!