手軽にタイムスリップ!この世界の片隅にある「旧海軍兵学校」を知ってほしい - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

「学生時代から、船の環境に慣れるためにってことか」 「そうですね。今の学生がここに通うのは4ヶ月〜1年程度です」 「あ、そうか。まだ幹部候補生学校として機能してるんですもんね。どういう人がここに通うんですか?」 「幹部候補生学校では大きく分けて、A、B、Cの3つに分かれています」 「部隊経験のあるベテランの人まで! でもなんでそんなにバリエーションが?」 「海上自衛隊は大きな組織なので、いろんな役割があるわけですね。その中で高級幹部ばかりを育てるのではなく、その補佐や、幹部と一般隊員をつなぐ架け橋となる存在の育成が必要なんです」 「なるほど。幹部にもいろいろあるのかー」 「それでは、建物の中庭部分に行ってみましょうか」 数々の有名ドラマにロケ地に使われる場所 「なにこれかっこいい」 「はい。ここはよく映画やドラマなどのロケ地にも使われています。有名なものだと2009年に放映されたNHKドラマの『 坂の上の雲 』ですね」 「あの、さかのうえのくもがここで!! 手軽にタイムスリップ!この世界の片隅にある「旧海軍兵学校」を知ってほしい - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」. (なんだっけ…)」 「はい。司馬遼太郎さんの小説が原作なのですが、NHKが総力をかけて作った作品と言われています。その主人公の秋山真之役の本木雅弘さんがこの道を歩くシーンがあるそうです」 「(…帰ったらみてみよう)」 「その他にも数多くの作品で使われているのですが、クレジットタイトルに載らないこともあるんですね。ただそういう場合でもリピーターの方から、『あのドラマに出たのってここなんですか?』って問い合わせが来たりして」 「へえー。今度探してみます。でも、リピーターがいるんですか? こういう施設って一回来れば、周り切れそうなものだけど」 「実はですね、この見学は日によってプログラムが少し変わるんです」 「そうなんですか!知らなかった……」 「戦時中の資料などを展示している教育参考館という場所があるんですけど、そこは第2・第4火曜日がお休みなんですね。そのためその日は戦艦陸奥の砲塔が少し離れた場所にあるので、そちらの見学に行くんです」 ※砲塔:砲台を回転させたり、防護する装置のこと 写真中央左に見えるのが戦艦陸奥に搭載されていた実際の砲塔。隣にあるのが砲術講堂と呼ばれる当時の講堂室だが、現在は使用されていない 「さらに教育参考館には 16000点近くの資料 を保存しており、その中から約1000点を選んで展示しているのですが、それでも一度の見学だと全ての資料を見切れないんですね。だから何度も訪れるお客様が多いんです」 教育参考館はギリシャ神殿様式の建物。建設された昭和11年当時の金額で 50万円(現在の金額に換算すると10億円!

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)ほどの総工費は 全て有志からの寄付だった そう(写真は 海上自衛隊第1術科学校HP より) 「すごいな。たしかにそれだけ立派な施設なら2、3時間いられそうですね」 「はい。それでは実際に行ってみましょうか」 日本最高とも呼ばれる兵学校が爆撃されなかった理由 「かっこいい…そしてでかい。でもこれ教育参考館って変わった名前ですね」 「昭和11年の創設当時から、海軍兵学校の職員と学生が先人の偉業を偲び、過去を振り返ることで自己鍛錬と学術を深める目的で作られた場所であるため、このような名前になっています」 昭和11年当時の兵学校全景。旧学生館(西生徒館)が建築中だったとのこと。 公式HP より 「現在は海上自衛官の教育に役立てることを目的として、海軍の創設から終戦までの返還をテーマに展示品を配置しています」 「戦時中にそんな建物が……! でもどうしてですか? 兵学校って実務訓練がメインだと思うのですが」 「戦争はどれだけ勝利を収めたとしても、被害は出るわけですね。展示資料の中には、共感を得られるものもあれば、そうでないものもあるわけです。そのような先人の苦心の跡を学ぶことにより、隊員の精神基盤の育成を図るとともに、今後の参考にして欲しいという目的で建てられているんです」 「過去の資料からきちんと学んでいくと」 「はい。そもそも この海軍兵学校は、かなり教養の教育というものに力を入れており、 英語も必修科目 だったんです」 「戦時中に軍が英語を…? この世界の片隅に:NHK特番「#あちこちのすずさん」 小野大輔がナレ担当 投稿エピソードをアニメで紹介 | 映画・ドラマ・バラエティー最新情報ちゃんねる. それはすごい話ですね」 「当然、英語は敵性言語だったので、大きな批判がありましたが、当時の井上成美校長が 『世界を相手にする海軍士官には英語教育が必要だ』 という信念を貫き通したんですね。また当時、海軍兵学校は日露戦争の戦果などから、世界三大兵学校と呼ばれていたんですよ」 ※世界三大兵学校:日本の江田島にある海軍兵学校は、イギリスのダートマス海軍兵学校、アメリカのアナポリス海軍兵学校と並んで、世界有数の教育機関と称されていたそう 「世界三代兵学校ってすごすぎる。でもそんな施設ならすぐに相手軍から狙われてしまいそうですけど」 「はい。実際に多くの戦艦が停泊していた呉は大空襲の被害にあい、絶大な被害を受けました。しかし、この 海軍兵学校に関しては空襲禁止区域になっていた んです」 「え、どうしてですか?

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わかるよ、すごく伝わってくる。だからこそつらい。水原哲はずっとすずのことが好きだった。学生時代を見返して泣いてしまった。北條のお家を訪れてすずを見て笑う水原哲に泣いた。すずはぼーとしてるでしょと俺がもらってやりますよと冗談めかして言う水原哲に泣いた。すずは柔いね、こまいねと撫でる手に泣いた。水原哲はずーっとすずのことが好きで、結婚して夫もいるとわかっているけど死ぬ前に会いたい程にすずが好きなんだと水原のすべてから伝わってくる。すずの作るご飯を食べられて幸せだっただろうな、と同時に夫婦として暮らす周作が心底羨ましかっただろうな。すずが水原に遠慮なく喋る様子を見て周作は2人の親密さに嫉妬したし、水原が何故わざわざ同郷のすずに会いにここまで来たのかわかっただろうし、"青葉に乗ってる軍人"の水原に忖度(青葉に乗る=前線で戦う。前線で死と隣り合わせで戦う軍人に最後に食べたいものを食べさせやりたいことをしてもらい悔いなく前線で戦ってもらうという当時の空気感)し二人きりにさせたのもわかる。水原はすずに迫って、今は周作が好きだからと拒否されて、でもすずは忖度とか関係なく"普通"の感覚で自分に接してくれたことに安心する。すずがそう選択したんだからこれで良かったんでしょう... 水原も良かったんでしょう... でも私がつらい。時が戻ればいいのに!結婚の話が出た時にそんな誰だかわからん奴と結婚するなと俺と結婚しようと言えたら良かったのに!すずだって、嫌かどうかもわからん人との結婚なんて断れば良かったのに!何より自分の母の足の具合が悪いからすずを嫁にと考えた周作に腹が立つ!!!この時代の結婚観に腹が立つ!!!すずが周作を好きかどうかの気持ちなんて全然考えられんまま結婚してしまうという、すずも周作も家族も時代の雰囲気もすべてに腹が立つ!!!径子さんに広島に帰りと言われて普通の里帰りと勘違いするすずに腹立つ... 。つらい... 泣きたい。色んな分岐点があったはずだけど選んできたのはすず自身であることが... つらい。水原哲はすずにとって過去に好きだった人になってしまったことがつらい。周作と一緒になったから呉で生き延びることができたし、水原と結婚してたら原爆に巻き込まれて死んでたかもしれない。それでも、水原とすず、好きなもの同士が幸せになってるのが見たかった。愛し合ってる二人が見たかった。二人きりの納屋の二階でキスをしてほしかった。切ない。 最後に、この柔らかくほわっとした絵柄ですずさんがとても色っぽく描かれる一瞬というものが何回かある。その美しさと可愛いさに目を惹きつけられる。

通常のフェリーと車両搬送を使う場合は到着港が違うので注意!詳しい情報は 海上自衛隊第一術科学校公式HP にて!ちなみに高速艇は現在ファーストビーチと呼ばれているが、旧名称は江能汽船と呼ばれていたらしい 広島市内からかなり離れた場所にありますが、「広電」と呼ばれる路面電車やフェリーなど広島ならではの観光を味わえるはず。 広電に乗るついでに、ジモコロで紹介した ビールスタンド重富 (広電銀山町駅から徒歩5分)や、 ドットコミュ のソーセージスタンド(広電観音町駅から徒歩1分)、 オタフクソース の運営するお好み焼き体験スタジオOKOSTA(JR広島駅ekie 1F)などに行ってジモコロ的広島ツアーを楽しんでみるのも一興です。 そして『この世界の片隅に』の新バージョン『 『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』 』は2019年の12月に公開予定。この記事を読んで、広島観光を楽しんだあとに映画を観ると、また一味違う楽しみ方ができるかもしれませんよ。 それではまた! 写真:小林直博

May 11, 2024, 1:48 am