『患者さんと会話が続かない!』 – 医教コミュニティ つぼみクラブ

――それはズバリ、緊張している自分を受け入れることです。 緊張しているのに"緊張しちゃいけない"と思うことは、心と身体がバラバラの反応をしている状態 です。 緊張している自分に向かって「緊張しちゃダメ!」と命令すると、身体はとても混乱します。 そして命令すればするほど、ますます緊張してしまうという悪循環に陥ります。 皆さんも、きっと同じような経験をしたことがあるのではないでしょうか。 こんなふうに緊張が強いという人は、患者さんと話すとき、次のようにしてみてください。 これは私が以前、国体のテニスの試合に出場したとき、ガチガチに緊張している自分に対して使った魔法の言葉です。 心と身体の命令が一緒になることで、だんだん緊張がほぐれてくるのです。 効果は私が保証します。 まずは試してみてくださいね。 人間の脳ってのは否定形をイメージできないのさ 「緊張したくない!」と何度も思えば思うほど "緊張"が思い浮かぶのさ じゃあ 「リラックス、リラックス!」 っていうのがいいわね! 会話の準備をしよう 「緊張したって仕方ないって自分を受け入れるのが大切なのはわかった。 でも、患者さんと話すときの話題はどうしたらいいの?」という人は、次の 会話シート を使ってみましょう。 話題の内容がバランスよくなるように、組み立ててみてください。 実習の事前学習と同じように、 会話も準備 することでとってもスムーズにできるようになるんですよ。 対象別に話題作りをしよう! 子どもとコミュニケーションを図りたいなら・・・ その子が見ていそうなテレビ番組やアニメを見てみよう 高齢者とコミュニケーションを図りたいなら・・・ 図書館に行って歴史年表を調べ、その方の生きてきた時代背景を探ってみよう 特にその方が自分と同じ歳の頃、社会でどんなことがあったのか、調べてみるのがいいと思います。 すると、"あぁ、今の社会とこんなにも違うんだなぁ"と相手への理解が深まると思います。 カラオケに行ったときはその方の青年期に流行した歌をかけてみて 今は年代別にヒットメドレー曲がありますよね。聴いてみると、 案外、最近の歌手がカバーしていて「あ、この曲知ってる!」なんてことがあります。 すると「○○さん、この曲って好きでした?私は大好きなんですよ」、なーんて会話が広がります。 質問を準備しよう あなたは今日、お昼ごはんは何を食べましたか?

――こう聞かれると、「何だったかなぁ……」と考えますよね。 人には" 質問反射 "というものがあり、質問にはついつい答えてしまうものなのです。 この反射を使って、さらに会話の質を進化させましょう。 患者さんにどんな質問をしようかなぁと考えるとき、 質問が「はい」や「いいえ」で終わらないような 開かれた質問(オープンクエスチョン) にします。 たとえば、「入院前、お休みの日はどんなことをして過ごしているのですか?」 「どんな趣味をおもちですか?それはどんなふうに楽しいですか?」など、患者さんが楽しく話せる話題を出せば、 とても話が弾みます。まずは 開かれた質問 を駆使して" 聞き上手 "になりましょう。 "質問反射"かぁ 質問されるとつい答えちゃうのは こういう理由があるからなのね! この本では、「イラっと」、「もやっと」したときにどうすればスムーズか、 自分の気持ちを押し殺さずに、相手も尊重できる言い回しや対応方法が書かれています。 対人関係に悩む前に1冊持っておくことをおすすめします。 ※参考文献 対人力を磨く22の方法 奥山美奈著 メディカ出版 「ナースになりたい」と思ったときの気持ちを思い出してその気持ちを常に意識しよう あなたがナースを目指した動機は何ですか?自身が病気がちだったのでしょうか。 それとも祖父母が介護状態であったり、家族のどなたかが高度医療を必要とする状態だったのでしょうか。 それとも「24時間テレビ」や「救命救急24時」などのテレビ番組を見て、 "私もこんなふうにだれかの役に立ちたい! "と看護の道を志したのでしょうか。 緊張や不安など、気持ちの弱さを感じたときは、看護を志したときの気持ちを強く意識してみてください。 看護の仕事というのは、人生のなかでだれしも一度は「やってみたい」と思うものです。 人に何かをして"ありがとう"と心から感謝される仕事 というのはあまりないものだからです。 かくいう私も、5年間ナースを経験しました。 満足な仕事ができずにいた私に、患者さんが「看護師さん、本当にありがとうございました」 「あなたがそばにいてくれたおかげで乗り越えることができました」などと言葉をかけてくださったりすると、 何だかとても申しわけない気持ちがしたものでした。 患者さんがそんなふうに言ってくださることがありがたくて、"もっともっと患者さんのために頑張らなきゃ!

今回頂いた質問 老年実習が控えています。これまでの実習でも高齢者の患者さんを受け持つことはあったのですが、基本的なヒアリングが終わると、患者さんと何を話せばいいのか全くわかりません(汗)。沈黙が続くことが多く、とても気まずい思いをしました。沈黙が怖いです! どうしたらいいでしょうか?

簡潔な説明がいい人か、詳細を聞きたがる人か? 家族や友人の支援がありそうか? 病気に不安を抱えているか? 訪室時は、テレビ?新聞?読書?隣りベッドと会話? 笑ってる?警戒してる?

患者さんとコミュニケーションを図るのは、看護師さんにとって重要なお仕事の一つです。 病気の説明や治療の説明はもちろんですが、日常の何気ない会話も信頼関係を育むのには大切なポイント! そこで、患者さんとのスムーズなコミュニケーションに役立つトークネタをいくつか紹介します。 目次 【1】天気ネタ 世間話の定番といえば「お天気」に関するネタ。「最近は寒くなった(暑くなった)」などの気候の話やその日の天候についてなど、老若男女を問わずに誰とでも気軽に話せる鉄板のテーマ! 「朝晩は冷え込んできたから、温かくして寝ましょう」や「空気が乾燥しているのでうがいをしましょう」など、病気の予防について啓発を促す話題にも?

主様がトピを立て質問をし、それに答えて貰う…これで同じ事の繰り返して、苦手なIntakeが改善するとは思えません。 苦手な事を避けていませんか? 本当に克服したいなら、上手く情報収集出来ている友人や先生のやり方を参考にする、どんな質問をしたら聞きたい答えが返って来るのか考え、質問の仕方から創意工夫する等、「口頭によるコミュニケーション」と真摯に向き合うしかないのでは? 主様は、患者様や友人・先生の人となりや生き方に興味を持っていますか? 似たような事で悩んでいる学生は少なくありませんが、その学生の多くが「疾患」にしか興味を持たず、その方自身やご家族の疾患以外の部分に興味がない感じなんですよね…。 疾患についての質問ばかりしていたら、相手は警戒もしますし心を開いてくれず、個人的な事は何も話してくれませんよ。 主様は、患者様の身なりの変化等も意識して見ていますか?
June 2, 2024, 4:16 am