今日 から 俺 は 智司
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今日から俺は!!映画の微妙な感想。相良と智司が出るのはよかった？ | 音鳴りどうし.Biz
個人的には久しぶりのツボだった 「劇場版今日から俺は!! 」 ですが、原作ファンとしては、つまらないわけではないけど微妙だったところもあります。 そもそも映画の今日俺に 相良と智司が出るのはよかったのか? ってこともあるし、 三橋と伊藤の強さが発揮されなかった点(とくに伊藤) も残念。 今回の記事では実写映画今日俺の 不満 だったところを書いていきたいと思います。 ※記事執筆の中で、内容ネタバレがいくつも含まれると思います。 あらすじなどネタバレNGという方は、すみませんがここから先は読まないでおいてください>< 劇場版今日から俺は!! の微妙だったところ 以前の記事にも書いたとおり、 劇場版今日から俺は!! は原作漫画の実写版という地雷臭を見事蹴散らしてくれた映画で、私的にも映画館で公開日にお金を払ってよかったー!と思えた久々の良作。 映画 今日から俺は!! 劇場版の感想。原作との違いやキャストの配役 けれども、もともと原作から今日俺ワールドにハマりだした私にとっては、「え・・・ここどうなの?」とどうしても引っかかってしまうシーンもいくつかありました。 そんな劇場版今日から俺は!! の劇中、個人的に微妙に感じた最大の改変が、北根壊(ほくねい)高校が編入してきたのが代亥高校ではなく 悪久(あけひさ)高校だった という点。 開久高校といえば、今日から俺は!! の中でも三橋や伊藤にとって最大の敵である相良や智司が在籍する極悪ヤンキーの巣窟です。 ヤンキー学校なだけあって、無名の雑魚キャラでもある程度強いのが開久の特徴。 この開久に北根壊高校が乗り込み、バッジで荒稼ぎするのは原作での悪久の強さと恐ろしさを知っている読者にとっては少し無理を感じます。 北根壊(ほくねい)高校の名前の由来は 「きたねぇ(=卑怯で卑劣)」 からきていますが、 千葉県全土に悪名を轟かせる悪久を乗っ取ることを企んだ時点で、柳鋭次(やなぎ えいじ)も大嶽重弘(おおたけ しげひろ)もそんなに汚いイメージが湧きません。根性あるなー、と。笑 また、真面目&いじめられ役の森川悟が開久にいるのは違和感。開久にいるのに三橋や伊藤を知らないことにもまた違和感。乗り込まれてるのに。。 映画の今日俺に相良と智司が出るのはよかったのか? 物語の後半で柳&大嶽と相良&智司が因縁関係になるために北根壊を開久に転入させたということなのでしょうが、そもそも私は、この 悪久の番長が登場すること自体も、正直微妙 なんです。。 相良 や 智司 を出した理由は、そうした方がファンは喜ぶし、映画の興行収入も振るうんだと思います。映画を撮るのはお金もかかるし大成功させたいのも分かるんだけど、そこはグッと堪えて欲しかったかなぁ。 案の定、物語のクライマックスでは、柳VS相良、ゴメスVS智司という対立構造が生まれました。 これの何がマズいって、 三橋と伊藤が浮いてしまう んです。 結果、相良にある程度ボコボコにされて弱った柳VS三橋、智司にある程度ボコボコにされて弱ったゴメスVS伊藤という、緊張感の薄い展開になってしまいました。 今日から俺は!
!映画版では三橋と伊藤の強さが・・・ とくに私は伊藤の方が残念に思えてしまいました。伊藤は大嶽と最初に戦ったとき、手も足も出ないほど完膚なきまでにやられてしまいます。 ところが、「実は悟くんが柳や大嶽に騙されひどい仕打ちを受けた」という事実を伊藤が知って ブチギレモード に突入してからの大嶽とのリターンマッチでは、初戦の敗北が嘘のように、大嶽を圧倒します。 私はこの伊藤が大嶽をフルボッコにするシーンが大好きで。 よく、 「三橋と伊藤はどっちの方が強いのか?議論」 が今日俺では繰り広げられます。 それ自体作中では結局明らかになりませんでしたが、少なくとも本気でキレたときの伊藤を、三橋は「これだから伊藤はおっかねぇ」と評価しています。 伊藤はキレると普段よりとんでもなく強くなるんです! ブチギレ伊藤とゴメスのリターンマッチが、原作の最大の見どころの一つだったのですが、弱った大嶽を倒してもいまいち伊藤の強さがはっきりと伝わってきません。これも個人的な残念ポイントでした。 また、原作では柳がメンタルを完全に崩壊させられて警察に自首することで北根壊は結末を迎えるのですが、実写映画版では、ただ三橋が柳をぶっ飛ばして終わりです。 卓球ラケット1つでナイフを受け止める描写は健在でしたが、三橋のナイフキャッチによって支えを失い、 精神的に徐々に追い詰められるヘタレな柳を見ることができなかった のが残念。スカっと感は原作の方が上でしたね。 まあ、キャストの柳楽優弥さんという役者への配慮もあったのかもしれません。。 劇場版今日から俺は!! の微妙だったところまとめ 今回の記事では、頭の固い原作厨のボヤキを書いてしまいましたが、Twitterなどを見ると、 ・相良&智司と柳&大嶽を戦わせるのはキツイ ・北根壊が開久で無双するのはさすがに無理がある ・三橋と伊藤の本当の強さが見られなかった そんな感想を持った方も一定数いたようで、少し心強かったです。笑 とはいっても、 1800円のチケット代を支払って観る価値は十分にある映画 でしたし、劇場版今日から俺は!! は概ね満足な出来栄えだったので、「あえて言うなら」ということで書いてみました。 原作漫画の実写映画化ということでは、るろうに剣心以来の大成功作品だと個人的に思います! 関連記事↓ 映画 今日から俺は!! 劇場版の感想。原作との違いやキャストの配役