地中配管 水漏れ箇所特定

弁(バルブ) 弁(バルブ)は、流体を移動させたり、逆流を防いだり、流れを止めたり、流量を調整したりする機能を備えた配管設備です。管内流体の種類や、温度、圧力、弁の材料などで分類されます。バルブの操作方法には、手動式と自動式の2種類があります。手動操作にはハンドル式(図8)、レバー式(図9)、ギア式が、自動操作には電気式、空気式があります。 図8:ハンドル式バルブ 図9:レバー式バルブ 1:弁の種類と特徴 弁は、弁箱(弁のボディ部)や弁体(外部から操作して流体の動きを制御する部品)の形状で分類することができます。代表的な7つの弁の種類と特徴を示します。…… 3. 配管支持金具 配管支持金具は、配管を建物内の所定の経路や、パイプラック上に支持するための金具で、配管工事には不可欠です。配管の種類によって、樹脂やゴム・ウレタン付きの支持金具もあり、近年は、耐震に特化した支持金具が注目されています。配管の素材や使用場所に応じて、適切な支持金具を選定する必要があります。18個の配管支持金具の特徴と、よく取り付けられる部位をまとめました。 ・吊り配管支持金具 吊り配管支持金具とは、天井から吊り下げられた横走り配管(水平方向に流体を流す配管)を支持するための支持金具です。 ・吊り金具・ハンガー類 第4回:配管の接合材・防食剤・支持固定・保温保冷 前回は、配管の付属品を紹介しました。今回は、配管の施行で用いる接合材、防食材、支持固定、配管の熱損失を防ぐ保温保冷について解説します。 1. 配管の接合材 接合材は、配管・継手の接合に使用します。配管の材質や用途に応じて、適切な接合材を選定します。接合材の選定は、国土交通省が制定した機械設備工事共通仕様書や、公益社団法人日本水道協会(日水協)による規格などに、接着剤の養生時間と接着強度は、メーカーの指示に従います。 1:配管の接合剤の種類 代表的な6つの配管接合材の種類と特徴をまとめました。 ・ねじ接合材 ねじ接合材は、流体の漏れ防止や腐食防止のため、配管のねじ込み接続部に使用します。テープシール材、一般用ペーストシール剤・防食用ペーストシール剤などがあります。…… 2. 部位別漏洩検査方法 ここの漏れはこうして見つけよう! | ジュンツウネット21. 配管の防食材 土壌に埋設するなど、腐食環境にさらされやすい配管は、防食材による腐食対策が欠かせません。4つの防食材を紹介します。 ・防食テープ 防食テープは、配管の表面に巻き付けて被覆することで、土壌に含まれる水分や微生物などの腐食要因と配管が接触することを防ぐテープです。巻き付け作業が容易なので、ジョイント部・屈曲部の施工に適しています。製品によって、低温作業に適しているものやシール性・クッション性に優れるものなどの特徴があります。 ・絶縁テープ 絶縁テープは、配管に巻き付けることで土壌と配管との通電を防ぎ、防食するテープです。ブチルゴム系を主成分とするものなどがあります。 ・プライマー 3.

配管の基礎知識 | ものづくり&Amp;まちづくり Btob情報サイト「Tech Note」

もし排水桝の下流側のパイプより水面が5cm下だったり20cm下だったり様々ですが、 排水桝の下流側のパイプの管口の底辺より明らかに排水桝に溜まっている水の水面が下でしたら、 その水面の周辺をよく観察してください。 その水面と同じ高さで排水桝に亀裂や穴があいていませんか?

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配管の施工手順 配管の施工手順は、管の種類によって異なります。今回は、鋼管の施工手順を解説します( 図1 )。 図1:鋼管の施工手順 1:標準仕様書を決定 当該建築物の公共的な標準仕様書を決定し、その方法に従います。 2:配管材料の搬入 配管材や継手などの配管材料を、施工現場や配管加工工場へ搬入します。搬入した配管材料は、規格に合致した適切なものか、数量に過不足がないかを確認します。 3:管の切断・ねじ切り 3. 配管試験 配管施工後、水圧試験・満水試験・気密試験・通水試験・流水試験などを行い、配管の漏れや損傷がないか検査します。また、試験結果に基づき、工事の最終合否判定を行います。試験は、防露・保温の被覆施工前に実施します。試験内容は、公益社団法人空気調和・衛生工学会(SHASE:The Society of Heating, Air-Conditioning and SanitaryEngineers of Japan)や各省庁の工事標準仕様書で規格されています。今回は、代表的な試験を 6 つ紹介します。 ・水圧試験・満水試験・気密試験 水圧試験・満水試験・気密試験では、決められた水圧・気圧を加え、漏れが生じないかを確認します。各試験の基準値は、SHASE による標準仕様書で規格されています。図2に、SHASE で水圧試験・満水試験・気密試験が規格されている配管を示します。…… 第6回:配管の劣化とメンテナンス 前回は、配管の施工に関わる法令と、施工手順、配管試験を紹介しました。今回は、配管の劣化とメンテナンスについて解説します。配管は、配管内部の腐食や、スケール・スライムと呼ばれる汚れが付着し、管断面が閉そく・縮小して劣化します。配管のメンテナンスは、電気・ガス・水道などのライフラインを、安全かつ安定して供給するために不可欠です。 1. 配管の腐食 配管の劣化要因の一つに、腐食があります。配管材料によって、腐食の進行にも特徴があります。そのため、配管材料、施工、メンテナンスを通して、総合的な防食技術が必要です。腐食は、湿食と乾食の2つに分けられます。湿食は水が関与する腐食、乾食は水が関与しない腐食です。配管における代表的な腐食は、全面腐食、局部腐食、損傷を伴う局部腐食の3つです。…… 2.

意外に多い配管の水漏れトラブル | 富山県 水回り専門 タイト

私たちが暮らす家屋やマンションには、空調で用いるガスや生活水などを通す配管が設置されています。店舗やオフィスが入ったビルや工場などの建築設備では、さらに多くの配管が使用されています。本連載では7回にわたり、技術者が押さえておきたい配管の基礎知識を解説します。第1回は、配管の役割や分類を紹介します。 第1回:配管とは? 1. 配管の基礎知識 | ものづくり&まちづくり BtoB情報サイト「Tech Note」. 配管とは 配管という言葉は、場面に応じて2通りの意味で用いられます。配管材料と配管工事です( 図1 )。 図1:配管の2つの意味 ・配管材料 配管材料とは管(パイプ)のことで、円筒状の部材です。流体(液体や気体)や粉体の移送や、電線を外周の環境から保護するために用います。配管材料の主な素材は、鋳鉄やスチールなどの金属と、樹脂やコンクリートなどの非金属です( 表1 )。両者の複合であるライニング鋼も用いられます。…… 2. 流体と配管の種類 配管内を流れる流体にはさまざまな種類があり、流体の種類によって配管名称が異なります。ここでは、液体配管、気体配管、粉体配管、配線保護用配管を紹介します。 ・液体配管 液体配管は、液体を流体とする配管です。水配管と油配管に分類できます。水配管の流体には、飲料水、雑用水、排水、熱源水などがあります( 図2 )。 図2:液体配管の分類 水配管の設置で留意する点は、管をできるだけ短くすること、配管の勾配に注意し空気だまりを作らないことです。設備の構造上の理由などで、どうしても空気だまりが生じてしまう場合は、空気抜き弁を取り付けます。冬季の注意点として、凍結により配管破損する可能性があります。 ・気体配管 …… 3.

水漏れ【※地中の水道管修理について】 -ここ6ヶ月の間水道検針で「水- 電気・ガス・水道 | 教えて!Goo

非金属管の種類と特徴 主な非金属管には、樹脂管、耐火二層管、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管の4種類があります。それぞれの特徴や用途について、詳しく見ていきましょう。 1:樹脂管 樹脂管は、樹脂を材料・材質とする配管です。代表的な樹脂管は硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)です。公共の建造物の埋設部分や、一般住宅などにもよく使用されています。 硬質ポリ塩化ビニル管は、広範囲の薬品に対して耐性があります。酸性土壌による腐食がなく、汚水の酸・アルカリの影響を受けず、硫化しません。軽量・安価で、切断や接続が容易なため、取り扱いやすい材質です。短所は、紫外線、溶剤、熱、衝撃に弱い点です。屋外で用いる場合は、耐候性(太陽光による劣化・変質に対する抵抗力)のある素材を選びましょう。地震対策として、可とう性(柔軟で折れにくい性質)のある伸縮継手などを用いることも必要です。表3に、主なポリ塩化ビニル管を示します。 表1:主な炭素鋼鋼管 名称 略号 規格の概要 硬質ポリ塩化ビニル管 SVP VU VPは一般的な流体の輸送配管に用いる。VUはVPより肉薄の管。 水道用耐衝撃性硬質 ポリ塩化ビニル管 HIVP 耐衝撃性がある塩ビ管。使用圧力は0. 75MPa以下。水道用配管として用いられる。 耐熱性硬質 ポリ塩化ビニル管 HT 90°C以下の水の配管に使用する。高温排水に対応するため、メーカー規格(JIS の規格外)も出ており、排水継手もそろっている。 2:耐火二層管 第3回:配管の付属品 前回は、素材別に見た配管の種類を紹介しました。今回は、配管の付属品について解説します。配管の付属品は、配管継手、弁(バルブ)、配管支持金具の3つに分類することができます。 1. 配管継手 配管継手とは、管と管を結合するための部品で、配管系の組み立てには不可欠です。JIS B 0151 鉄鋼製管継手用語では、配管(パイプ)の接続などに用いる継手と定義されています。主な役割は、流れの方向転換や分岐、集合、閉そく、管径の変更などです。継手は、配管設備で腐食が最も多く発生する箇所です。 ・配管継手の種類 配管継手は、用途や形状、材質などにより、多くの種類があります。継手の使用目的や、配管の種類に応じて、適切な継手を選定する必要があります。JISには、用途や材質(可鍛鋳鉄、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、鋳鉄、銅合金、樹脂など)、接続配管の違い(ねじ込み式、差込み溶接式、突合わせ溶接式、フランジ式など)によって、さまざまな管継手の規格があります。形状により分類した継手を10種類にまとめました。 ・エルボ 2.

配管設備の長寿命化 配管で最も大切なことは、できるだけ長く安全に使用できることです。長寿命化を達成するために大切なポイントは、大きく3点あります。配管更新を考慮した設計、配管設備の維持・保全・安全、使用環境に合わせた配管です。それぞれを詳しく説明します。 ・配管更新を考慮した設計 家屋やマンション、工場などには、数多くの配管が設置されています。建物を人体に例えれば、配管は血管に相当します。人体の場合、年を取るにつれ、血管は劣化し、コレステロールなどの老廃物が付着して閉そくし、血液の循環が困難になります。人体の血管と同様、建物の配管も劣化は避けられません。永久に耐用できる材質は存在しないため、配管材は消耗品であると考え、将来の配管更新工事がしやすいように、建物や配管設備の設計段階から対策を講じる必要があります。 ・配管設備の維持・保全・安全 ……

June 1, 2024, 9:42 pm