不正出血が鮮血!少量・大量・腹痛・更年期時の原因は? – 体や心の症状ブログ

健康メモ~広報ひらかた 2019年03月号~閉経後の不正出血 子宮からの出血で月経によるもの以外の出血を「不正性器出血」と呼びます。原因はさまざまで、ストレスや自律神経・ホルモン異常による子宮内膜の反応として出血が起こるものを機能性出血、子宮や膣の腫瘍やポリープ・炎症・外傷により起こる出血を器質性出血といいます。閉経後の出血は器質性出血が多いので、少量、回数が少なくても放置せず産婦人科を受診してください。また、定期検診時に超音波検査で発見できる場合が多いので年1回は受診しましょう。 【健康メモ~広報ひらかた】一覧をみる>>

閉経後の不正出血 病院へ行くタイミング

真っ赤な不正出血の場合、どういった疾患の可能性があるかを解説します。少しでも不安があるときは、早めに婦人科で検査を受けましょう。 子宮筋腫とは、比較的に多くの女性に認められる良性の腫瘍のことで、女性ホルモンの影響を受けて大きくなります。症状や大きさなどによって治療の有無が決まります。不正出血の他にも、過多月経や過長月経、生理痛、腹部膨満感、腹部圧迫感などの症状があらわれることがあります。 >子宮筋腫の原因や治療方法は?

鮮血の不正出血があるときの対処法は? 鮮血の不正出血があるときには、病院で原因をしっかりつきとめることが大事です。「出血量が少量だから大丈夫」と考えて様子をみてしまいがちですが、出血量によって重症度は決まりません。婦人科で診察を受けるのは勇気がいることかもしれませんが、思わぬ病気が隠れていることも考えられるため、できるだけ早く検査をうけて、何が原因で不正出血をおこしているかを確認しましょう。 ただの生理不順だと思って放置していると、不妊の原因になることもあるため自己判断は禁物です。日ごろからかかりつけの婦人科をみつけておくと、いざというときにも相談しやすく安心です。 >不妊症の検査と治療方法とは また、ホルモンバランスの乱れを防ぐために、規則正しい生活を意識することも大切です。過度なダイエットはよくありません。3度の食事はきちんと取り、栄養不足や栄養過多、栄養の偏りに注意をしましょう。ストレスにも気を配り、毎日の睡眠はしっかりと確保して疲れを翌日に残さないようにしてください。自分なりのストレス解消方法をみつけておくと心強いですね。 >ストレスが原因でおこる不調とは? 鮮血の不正出血は生理との区別を!基礎体温をつけましょう 鮮血の出血があったときは、まず生理かどうかを判断しなければいけません。自分でただの生理不順だと判断してしまうと、病気の発見が遅れたり、別の問題を引きおこしたりする可能性も。 生理に関わる女性ホルモンがきちんと分泌されているかを知るために、基礎体温をつけておきましょう。毎朝、基礎体温をつけることで生理周期を把握できるため、生活習慣を見直しやすく、ホルモンの乱れを予防することにもつながります。いざ不正出血で受診をする際にも、基礎体温の記録が診断をするうえで役に立ちます。忘れずに持参しましょう。 >知ってる?基礎体温の正しい測り方 【記事監修医】 西山紘子先生 社会福祉法人 恩賜財団済生会支部東京都済生会 東京都済生会中央病院/産婦人科医

May 18, 2024, 1:31 pm