放射線技師 年収 大学病院

放射線技師の年収は、働く施設によって給料に違いはみられるものの、350万円~600万円ほどが相場です。 放射線技師の求人 は、X線やCT、エコーなどの画像診断に関わる医療機器があるクリニックや病院、健診施設等が中心となっています。放射線技師の年収を他のコメディカルと比較すると、臨床工学技士や臨床検査技師と同じ給与体系とされ、給与水準は大きくは変わりません。 就業する施設の規模や学歴による違いなどを含め、放射線技師の年収をあらゆる角度から比較していきます。 放射線技師の年収相場とは 放射線技師として働く人はどのくらいの年収を得ているのでしょうか。まずは、公的な統計をもとにみていきましょう。 放射線技師の平均年収と施設規模による違い 厚生労働省が発表している「平成28年賃金構造基本統計調査」をもとに、「決まって支給する現金給与額」を12倍し、「年間賞与その他特別給与額」を加えた形で平均年収を算出しました。放射線技師とエックス線技師の平均年収は、平均年齢38. 8歳で約524. 1万円でした。一般的には放射線技師の年収は350万円~600万円がボリュームゾーンといわれています。放射線技師の年収はここ数年安定し、景気に大きく左右されず、安定した収入が見込めますが、放射線技師が年収1000万円を目指すのは難しいのが実情です。 従業員の人数による規模別では、10人~99人の施設では放射線技師の平均年齢41. 8歳で年収約488. 1万円、100人以上999人以下の施設では、平均年齢39. 2歳で年収512. 7万円です。1000人以上が従事する施設では、平均年齢37. 1歳で553. 5万円となっています。 勤務する人の平均年齢の違いから一概には比較できませんが、大規模の施設になるほど、放射線技師の年収が比較的高いケースが多いです。基本給などの給料にも差がみられますが、大学病院などの大規模な病院では残業や夜勤、当直など時間外の勤務によって労働時間が長い傾向にあり、手当として反映されています。また、国公立病院で働く診療放射線技師の年収水準は高めです。 放射線技師の平均年収の年齢による違いは? 厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」では、放射線技師の放射線技師とエックス線技師の年齢別の収入のデータは男性のものしかないため、男性の年齢別の平均年収を同様に算出しました。 男性のみの平均年収の年齢推移のため、管理職の割合が多いこと、あるいは、出産や育児でブランクのある女性が含まれていないことから、やや高めに出ていると思われます。放射線技師の年収は20代では300万円~400万円台が中心で、30代では400万円~500万円台というケースが多いです。40代や50代では、管理職に就くことで年収がアップします。 放射線技師の年収に認定資格の取得は影響する?