今週の本棚:『世界のおすもうさん』=和田靜香・文、金井真紀、文・絵 | 毎日新聞

内容紹介 「今日もどこかではっきよい!」 世界中から国技館に集まった少年力士たち、女相撲の大横綱、女子高校生の相撲部、スーパーマーケットを切り盛りする力士たち、沖縄角力の伝説の猛者、韓国シルムのプロ選手、モンゴル相撲の闘う人類学者……。相撲を愛するスー女(相撲女子)2人が出会ったのは、生まれた国も年齢もバラバラ、だけど一途に相撲を愛し、国籍、性別、社会環境を乗り越えて土俵に立つ世界の「おすもうさん」たちだった! データ取得日:2021/07/30 書籍情報: openBD

ベスト👍 『世界のおすもうさん』 | 教文館ナルニア国

金井真紀さんの前作。農協にいて農協の考えに反する農法を広めた道法正徳さんの話。ユニークすぎて笑えます。 金井さんは文章もいいけど、イラストというかスケッチも素晴らしい。 高野さんの納豆本。目からウロコの一冊でした。内藤順のレビューは こちら 。 アジアからアフリカへ飛んだ高野秀行。 「本・よみうり堂」で書評 を書きました。東えりかによる著者インタビューは こちら 。

今週の本棚:『世界のおすもうさん』=和田靜香・文、金井真紀、文・絵 | 毎日新聞

番付や部屋を飛び越えたら、こんな多様な世界があった ◆『世界のおすもうさん』和田靜香(文)、金井真紀(文・絵)(岩波書店/税込み1980円) 人呼んでスー女、相撲女子が「おすもうさん」を訪ねて歩く、異色のルポルタージュ。読みながら、何度も胸が熱くなった。相撲女子ふたりの視線と行動力には、相撲への思慕とリスペクトが溢(あふ)れてすがすがしい風が吹いている。 著者はふたり。ひとりは相撲女子を自任するライターで、「スー女コラムニスト」として活躍する和田靜香。もうひとりは中学、高校時代、相撲の面白さに目覚めて以来、相撲に入れ込んできた文筆家、イラストレーターの金井真紀。ふたりは三年前の夏、辺野古(へのこ)の新基地建設に反対する集会で意気投合し、「おすもうを入口に、世の中を覗いてみたらどうだろう」と考えた。

沖縄角力 生活と地続き 「世界のおすもうさん」で魅力紹介 辺野古・久米島執筆 金井さんに聞く | 沖縄タイムス紙面掲載記事 | 沖縄タイムス+プラス

「今日もどこかではっきよい!」 世界中から国技館に集まった少年力士たち、女相撲の大横綱、女子高校生の相撲部、スーパーマーケットを切り盛りする力士たち、沖縄角力の伝説の猛者、韓国シルムのプロ選手、モンゴル相撲の闘う人類学者……。相撲を愛するスー女(相撲女子)2人が出会ったのは、生まれた国も年齢もバラバラ、だけど一途に相撲を愛し、国籍、性別、社会環境を乗り越えて土俵に立つ世界の「おすもうさん」たちだった! ◇ 推薦のことば 体が小さくても、若くなくても、女性でも、どこの誰から生まれても、 相撲って取っていいんだよね! 星野智幸 さん 僕もモンゴル相撲日本大会(@代々木公園)を見に行ったことがあります。 無限ですね、イッツ・ア・すもうワールド!

2021. 04. 今週の本棚:『世界のおすもうさん』=和田靜香・文、金井真紀、文・絵 | 毎日新聞. 05 和田靜香文/金井真紀文・絵 四六判・ISBN 978-4-00-061457-3 イラスト:金井真紀 女子だけの相撲部がある高校を訪ねて、京都へ行った。土俵脇、制服姿のままキャッキャッおしゃべりする彼女たちの輪になかなか入り込めない。むむっ、若い子は手ごわい。でも、ぽつりぽつり語りだした彼女たちが言ったのは、女子のおすもうさんならではの悩み。小学校から相撲をはじめながら、ジェンダーの壁がずっとたちはだかってきた。それでも勝ちたい! とひたすら戦ってきたのだ。 (わだ しずか氏は、相撲/音楽ライター) おすもうさんに会うときはいつもドキドキするが、沖縄角力の取材で名護市辺野古に行ったときは別の意味で緊張した。集落は新基地建設容認派と反対派で分断されていて、出会ったおすもうさんはコワモテのうみんちゅ(漁師)。角力大会には地元キャンプ・シュワブの米兵も参加した。身を固くするわたしの頰を浜風が撫でる。あぁ、おすもうも海も、基地や戦争のずっと前からそこにあるのだ。 (かない まき氏は、文筆家、イラストレーター) タグ 著者略歴 音楽/相撲コラムニスト。著書に『ワガママな病人vsつかえない医者』(文春文庫)、『おでんの汁にウツを沈めて』(幻冬舎文庫)、「音楽に恋をして♪ 評伝・湯川れい子」(朝日新聞出版)など。相撲に関しては『スー女のみかた――相撲ってなんて面白い!』(シンコ―ミュージック・エンタテイメント、2017年)をはじめ数多くのエッセイ/コラムを執筆している。 金井真紀 文筆家/イラストレーター。著書に『世界はフムフムで満ちている』(皓星社)、『酒場學校の日々』(皓星社)、『はたらく動物と』(ころから)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『子どもおもしろ歳時記』(理論社)、『サッカーことばランド』(ころから)、『虫ぎらいはなおるかな?』(理論社)がある。任務は「多様性をおもしろがること」。 関連書籍

May 29, 2024, 12:08 am