カール じいさん の 空 飛ぶ 家 感想

《ネタバレ》 風船で家が空を飛ぶ(一応浮力はあるからアリなのかな)簡単に目的地に着いちゃいました(もしかして『キング・コング』方式ですか)犬が喋ったよ(バウリンガルですな。懐かしい)飛行機まで操縦しちゃった!(キャシャーンのフレンダーみたい、ってオイ!)。ファンタジーにおける世界観の設定は、実に繊細です。一体何処までを"許可する"のか。作り手のセンスが問われます。例えば、和製人気ネコキャラはペットでネコを飼っているそうですし、アンパン○ンは、生物・非生物の人格設定がノールールです。前者は「どうかしている」と思いますし、後者は「どうかしているを通り越して何かスゲぇ」と感じます。本作の場合は、明らかに遣り過ぎでした。というより、ファンタジーというカテゴリー分けが誤りなのかもしれません。"じいさんは夢をみた"が常識的な解。冒険ブックに貼られていた夫婦の写真(一体誰が撮影したの? )がその証拠です。カールじいさんは、夢を見ながらひっそりと息を引き取ったと考えるのが自然な気がします。しかし本作のメインターゲット=子供たちは、そんな風に思うはずがありません。夢が叶って良かったね!という理解でしょう(ちなみに我が家の場合、9歳の娘はストーリーに違和感を抱いたようですし、5歳児は純粋に冒険譚として楽しんでいました)。では、現実的な解釈が正しくて、ミラクルな物語は嘘っぱちなのでしょうか?いいえ、違います。カールの人生を"結局叶わぬ夢を追いかけた虚しい一生だった"と捉えるか"日々の生活そのものが、秘境探検に負けぬ冒険だった"と受け止めるか。それを決めるのはカール自身に他なりません。ですからこの物語も、観客それぞれの受け止め方で、間違っていないと思うのです。そんな大らかさを持った物語でした。一つだけ断言出来るとすれば、自分の人生を肯定出来たのなら、それに勝る幸せは無いということ。カールじいさんは幸せ者です。きっとおデブの少年は天使だったんじゃないかなあ。 【 目隠シスト 】 さん [地上波(吹替)] 8点 (2014-12-23 15:25:16) 119. 《ネタバレ》 他の方が仰ったように冒頭10分は完璧。実写映画一本分の濃厚さでここだけを長編にしても良かったくらいでした。つまり、本編に入ってから段々尻すぼみになってしまったということ。確かに風船で家が飛ぶファンタジックなワクワク感がありましたが、いざ目的地に到着してみるとあとは迷走でそのまま挽回せずに終了。登場人物も女キャラがいないのでむさ苦しい。ボーイスカウトでなければならない理由もないし、冒険家が悪役になる理由もまずないかな(『地獄の黙示録』のカーツ大佐みたいなものか)。邦題で見ると肩透かしですが、原題の『Up』から見れば、主人公の再出発と掛けていると思います。それでも物足りなさが残りますが。音楽は素晴らしかったです。 【 Cinecdocke 】 さん [地上波(吹替)] 6点 (2014-12-21 10:58:51) 118.

『カールじいさんの空飛ぶ家』|感想・レビュー - 読書メーター

>minaさん、ほんと2Dでみて正解だったかもーって思いました! 最後のカールじいさんの言葉は、ほんと沁みました。 ★かずさん エリーとの関係が、凄く微笑ましくて、ほっこりしました。 あのシーンは、セリフがないのが良かった! かずさん、10分ほどでよく描いていましたよね。 リンク 以上、「カールじいさんの空飛ぶ家」について、公開当時の感想と、頂いたコメントを再アップしてみました。 お子様向けと思いきや、大人も楽しめて、ちょっとホロッとする素敵な映画なので、オススメです。 \こちらの記事もあわせてどうぞ!/ 【映画感想】「トイ・ストーリー4」(2019)こんな素敵なキャラが、4作目にして登場するなんて!4作目にして傑作かと 【映画感想】「魔法にかけられて」(2007)ディズニー最強プリンセス?によるミュージカルはセルフパロディも満載 読み込み中...

【映画感想】「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009)トンデモ設定で描くのは”現実社会にこそ真の冒険がある”とのメッセージ? | りりぃさん'S Room新館

最近BDで再見。見る人の好みで分かれるかもしれないけど、映画の出来自体はとても高い水準。さすがピクサー。感動シーンをまず最初に片付け(笑)、あとは次から次へと巻き起こるアドベンチャー。そして最後は笑顔になれる。こういう構成の映画も楽しくていいじゃないですか。悪役じいさんの決着の付け方が、「それでいいのか?」と思えるものだったので、ちょっとモヤモヤします。主人公の負の一面の象徴だったとしても、なんだかひっかかります。これだったら、BDに収録されていたもう一つのエンディングの方が好きでした(あれはあれで暗かったけど)。・・・けれど、ドジな子供や犬たちは愛嬌があって魅力的でした。こういうキャラを「ウザイ」「目障り」とはちっとも思わないですけどね。ジャージャービンクスすらウザイと思わないからかなあ・・・。 【 ゆうろう 】 さん [映画館(字幕)] 7点 (2013-08-13 11:22:56) 107. 主人公が失ったもの、そして得たものを切なく、上手く表現している。仲間になった犬や鳥が可愛い。 【 山椒の実 】 さん [地上波(吹替)] 5点 (2013-08-13 00:04:45) 106. 【映画感想】「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009)トンデモ設定で描くのは”現実社会にこそ真の冒険がある”とのメッセージ? | りりぃさん's Room新館. 最初の10分が良すぎて、その後ガックリ。偏屈じいさんとメタボ少年というキャラの魅力が薄い2人の大冒険。もっと心が和むお話を期待してたのに。 【 真尋 】 さん [DVD(吹替)] 5点 (2013-06-22 05:41:23) 105. 出だしがとてもよくて、ほっくりとした展開のお話になるのかと思ったら、完全なアドベンチャーものだった。 鑑賞する子供が飽きることを考慮したうえでのストーリーなのだろうが、奥さんとの思い出が単なる前振りになってしまったのは残念。 キャラクターはデフォルメがややきついが、絵はやっぱりきれい。 サブキャラの少年が、ギャーギャーうるさくてウザいのだけは閉口した。 【 MAHITO 】 さん [地上波(吹替)] 4点 (2013-06-06 06:48:21)

カールじいさんの空飛ぶ家 の レビュー・評価・クチコミ・感想 - みんなのシネマレビュー

かーるじいさんのそらとぶいえ アニメーション ★★★★☆ 31件 #ディズニー #歴代アカデミー賞受賞作品 総合評価 4.

カールじいさんの空飛ぶ家 2009年公開のアメリカ映画。原題は『Up』。ピクサー・アニメーション・スタジオ製作のアニメーション映画。日本でも同年公開。 (C) WALT DISNEY PICTURES / PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

あとカラフルで色彩的にもすごく楽しめました。 P. 『カールじいさんの空飛ぶ家』|感想・レビュー - 読書メーター. 「あやりん」さんからの投稿 2009-12-23 思った以上の出来でした。最初の15分で描かれているカールじいさんとエリーとの出会いや別れがすばらしく、まずそこで泣けてきます。旅に出てくる子供の性格はイマイチでしたが…話はよくできていて随所に笑いもありかなり楽しめました。 子供連れが多かったのですが騒ぐどころか皆しっかり見入っていて、気になりませんでした。 宣伝で受ける印象より質がかなり良いので、迷ってる方にはぜひオススメします! P. 「えーちん」さんからの投稿 なし 2009-12-20 最初の15分は確かに良く出来ていました。特に、年をとってからのエリーとカールはとても可愛かった。しかし感動もそこまで。鬱陶しい子供だけならまだしも、変な鳥や、喋る犬まで出て来てハチャメチャ劇の様相になったところで堪えられなくなりました。最後まで見れば感動できたのかな。 全31件、1/2ページ 前へ 1 2 次へ 関連作品のレビューを見る ブラック・ウィドウ ★★★★ ☆ 2 クルエラ ★★★★★ 2 ノマドランド ★★★★ ☆ 9 フィフス・エステート:世界から狙われた男 ★★★★★ 1 ナイル殺人事件 1 ( 広告を非表示にするには )

June 16, 2024, 1:52 pm