いろいろある睡眠時無呼吸症候群の治療法 | 小杉ファミリークリニック

自分の状態と治療の意義を理解することが大切 多くの場合、SAS治療とは長い付き合いになります。 だからこそ、治療を始める前に自分のSASの重症度をきちんと把握しておくこと、治療の意義を十分に主治医と話し合っておくことが大切です。ご家族やベッドパートナーの理解も心強いでしょう。 治療方法には、症状を緩和させるもの(対症療法)と、根本的にSASの原因を取り除くもの(根治療法)とがあり、いずれも個々の患者さんの状態に合わせて最適な治療方法が選択されます。一概にどの治療方法が優れているということはなく、重症度や原因に応じた治療方法が適用されます。 治療とあわせて生活習慣も改善 治療方法に加えて、生活習慣の改善が必要になるのは言うまでもありません。肥満気味の方の場合は首・喉まわりの脂肪が気道を狭くしている可能性がありますので、減量も治療の一環になります。 また、鼻づまりや鼻の諸症状で鼻呼吸がしにくい場合には、まず鼻症状の改善から取り組む場合もあります。 ここでは、代表的な対症療法の「CPAP治療」・「マウスピース」、根治療法の「外科的手術」の3つをご紹介しましょう。 治療の種類 治療についてもっとくわしく知りたい方へ 治療についてよくあるご質問(FAQ)では、実際に多く寄せられるご質問に専門医がお答えしています。

  1. いろいろある睡眠時無呼吸症候群の治療法 | 小杉ファミリークリニック
  2. 睡眠時無呼吸症候群の治療について | 銀座コレージュ耳鼻咽喉科
  3. 睡眠時無呼吸症候群の治療~適切な治療を見つけるために~|睡眠医療センター|大阪回生病院
  4. 睡眠時無呼吸症候群の治療方法とよくある質問

いろいろある睡眠時無呼吸症候群の治療法 | 小杉ファミリークリニック

睡眠時無呼吸症候群の原因や重症度を調べたり、治療方法や処方を決定するためには十分な検査が必要です。在宅で行える簡便な方法もありますが、一般的には一晩入院して、いろいろな電極やセンサーなどの検査端子を身体に取り付けて眠り、睡眠状態を調べるポリソムノグラフィー(PSG)という検査を行います。 ポリソムノグラフィーでは、脳波と心電図、胸部・腹部の動き、鼻からの空気の流れ、動脈中の酸素飽和度などを連続して記録し、翌日に医師が診断します。 治療すると、どのような利点があるのか?

睡眠時無呼吸症候群の治療について | 銀座コレージュ耳鼻咽喉科

治療にはどのくらいの費用がかかりますか? 健康保険は適用されますか? 7. 睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、検査も治療も健康保険の適用を受けられます。もっとも一般的なCPAP治療の場合、治療費は月4, 500円程度です(3割負担)。 マウスピースについては一定条件の下で健康保険適用となります。適用除外基準などがありますので、直接医師に確認してください。 外科手術については手術内容によって費用も変わりますので、事前に医師に確認しておきましょう。 8. 薬や手術で治せますか? 8. 薬や手術の適用については患者さん一人一人の状況次第です。担当医とよく相談してください。 9. 骨格に原因があっても治せますか? 9. 小顎症が原因の睡眠時無呼吸症候群のケースでは、手術で症状が改善することもあります。ただ骨格だけが原因なのかどうか、慎重に見極める必要があります。専門医とよく相談してください。 10. 治療において日常生活で気をつけるべきことはありますか? 睡眠時無呼吸症候群の治療について | 銀座コレージュ耳鼻咽喉科. 10. 睡眠時無呼吸症候群は脂肪や組織の肥大によって上気道が塞がるなど、肥満(生活習慣病)との関連が強く疑われています。規則正しく偏りのない食事、適度な運動、禁煙など生活習慣病を予防することは睡眠時無呼吸症候群の予防につながります。そして、適正体重を保持すること、飲酒(とくに習慣的な寝酒)は控えることに気をつけましょう。睡眠薬も睡眠時無呼吸症候群に悪影響を与えることがあります。睡眠薬の服用については医師とよく相談してください。 11. 睡眠時無呼吸症候群の手術治療後しばらく経って、いびきと無呼吸が再開しはじめました。手術後に再発することがあるのでしょうか? 11. 再発の可能性は否定できません。手術前に狭窄・閉塞が起こっていたのとは別の箇所に新たな狭窄・閉塞が起きることもあります。 12. 昼間の眠気をなんとかしたいですが、検査の結果、今すぐに治療するほどではないといわれました。 12. 精密検査などで睡眠時無呼吸症候群としては問題なかったとしても、別の病気からくる眠気なのかもしれません。眠気を催す病気は身体的なものだけではありません。精神的な原因から昼間の眠気が生じているのかもしません。睡眠外来や精神科などで専門医にご相談ください。 13. CPAP治療は毎晩行わなければなりませんか? 13. CPAP装置は対症的に症状を抑えていますので、できる限り毎晩装着することをおすすめします。装着しない場合、無呼吸状態が発生するリスクが高くなります。出張などを気にかけていらっしゃる方も多いと思います。CPAP装置はカバンに入れて持ち運びできるサイズのものが多くありますので、お出かけ先でも使用されることをおすすめします。 14.

睡眠時無呼吸症候群の治療~適切な治療を見つけるために~|睡眠医療センター|大阪回生病院

睡眠時無呼吸症候群って治るんですか? 1. 重症度、原因によって治療法が異なってきますが、治療で症状をコントロールすることはできます。治療法には対症療法と外科的根本治療があります。対症療法では生活習慣の改善も大切になってきます。 2. 治療でいびきや眠気はなくなりますか? 2. 治療によって気道が塞がること、狭くなることがなくなれば、いびきは改善が期待できます。眠気は、治療で睡眠の質が改善されても量が足りなければ改善されないケースもあります。規則正しい食事や睡眠など、生活習慣の改善も必要になってきます。 3. 治療にはどのくらいの期間がかかりますか? 3. 重症度や原因、対症療法か外科的根本治療かという治療法の選択によって大きく個人差があります。対処療法では症状を抑えつつ体質改善にまで踏み込む必要があるケースもあって、慎重にしかし長期にわたって病気とつきあう必要があるケースもあります。外科的療法が可能なケースでは手術をして治療が終了することもあります。 4. 受診後すぐに治療を始められますか? 4. 問診後に簡易検査を受けていただく必要があります。検査の結果次第ですぐに治療をはじめるか、さらに詳しい精密検査による診断確定が必要かを判断します。どちらの検査も結果が出るまでに1週間ほどかかります。 5. 機械をつないで眠る治療は避けたいのですが、ほかに方法はありますか? 5. 睡眠時無呼吸症候群の治療~適切な治療を見つけるために~|睡眠医療センター|大阪回生病院. マスクとエアチューブを装着するCPAP療法はもっとも普及した治療法ですが、機械につながれて眠る不自由さを訴える方もらっしゃいます。 軽症のSASであればマウスピースを使用する治療法もありますが、中等症以上ではあまり効果が期待できないといわれています。また、歯周病などのトラブルを抱えた方、入れ歯を利用されている方の場合、適用できないこともあります。 一方、CPAP療法であっても鼻詰まりなどのトラブルを抱えていらっしゃる方ではうまく機能しないケースもあります。 いずれにしろ、ご自身の希望を医師に伝えていただいて、よく相談してみてください。 6. 痩せることで睡眠時無呼吸症候群は治りますか? 6. 首、のど回りの脂肪が増えて上気道を塞いでいるケースでは、痩せて脂肪をなくすことで症状が改善することが期待できます。ただし、その他の原因が複合的に症状を促進しているケースや中枢性睡眠時無呼吸タイプの場合には、減量してもほとんど効果が見られないことがあります。 7.

睡眠時無呼吸症候群の治療方法とよくある質問

CPAP装置が息苦しくて、マスクを装着していられません。 20. 空気圧が適正でないか、マスクのフィッティングが不十分である可能性があります。主治医に相談してみてください。また、患者さん自身に鼻づまりやアレルギー、花粉症などがある場合には、鼻の症状を薬でコントロールした方がいい場合もあります。これも主治医に相談してみてください。CPAP治療は長期間の治療になることが予想されます。少しでも不快感をなくすことはたいへん重要です。マスクの装着方法を確かめ、もしも合わないときには遠慮なく申し出ていただいて、別の種類のマスクを試すことも大切な治療の一環です。 21. 無呼吸の症状を和らげる方法はありますか? 21. 横向きで眠ることで、脂肪や肥大した組織の上気道への落ち込みを緩和することができます。抱き枕などを上手に利用して、横向きで眠る工夫をしてみてはいかがでしょう。

少なく見積もっても一般人口の1%、日本では120万人以上はいると考えられます。 「睡眠時無呼吸症候群」に年齢的な特徴はありますか? 一般的には40~60才代の働き盛りの人たちに多く見られます。 「睡眠時無呼吸症候群」は遺伝しますか? 睡眠時無呼吸症候群は遺伝病ではありません。 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は女性でもなりますか? 女性でも同様です。 子供でもSAS(睡眠時無呼吸症候群)になりますか? 子供でもSAS(睡眠時無呼吸症候群)になります。 はい。その原因としては、アデノイド・口蓋・扁桃肥大等が原因で上気道が閉塞していることが多いです。 子供が睡眠時無呼吸症候群のようなのですが? 大人と子供とでは治療方法にかなり違いがあります。 睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置しておくと体にどのような影響があるのでしょうか? 睡眠時無呼吸症候群は昼間の眠気が襲ってくることによる交通事故など有名ですが、寝ている間に低酸素血症を繰り返すことにより睡眠中に心筋梗塞や狭心症発作、不整脈を引き起こしたり、心臓に負担がかかり心不全になったりします。 睡眠時無呼吸症候群は予防できますか? 予防法はなかなか難しいです。まずは適正体重を維持しましょう。 SAS(睡眠時無呼吸症候群)睡眠中に呼吸が止まって死んでしまうのではありませんか? 無呼吸が直接の原因で死んでしまうことはありません。 SAS(睡眠時無呼吸症候群)は必ず自覚症状がありますか? 自覚症状が必ずあるというわけではありません。全く感じない方もいらっしゃいます。 さらに読む >

就寝中はずっとCPAP装置を装着している必要がありますか? 14. 就寝中はずっと装着していることが望ましいです。慣れないうちは外してしまいがちですが、治療効果を考慮すれば1晩に4、5時間程度の装着が望ましいといえます。 15. CPAP装置は購入するんですか? 15. 日本の医療保険制度ではレンタルが一般的な取り扱いです。マスクやエアチューブは消耗品ですが、これらは医療機関や在宅医療会社が供給します。健康保険が適応されますから、患者様が費用を負担することはなく、患者様にかかる費用は月1回の診療費のみとなっています。 16. CPAP装置の機械音が家族の就寝の邪魔になりませんか? 16. 家庭内で就寝時に使用するという機械の特性上、静音設計に配慮がなされていますが、音の感じ方には個人差がありますので、問題ないとは言い切れません。ただ多くのケースで、いびきの音よりずっと静かだと感じるようです。 17. CPAP治療でマウスをつけたり、一晩中空気が送り込まれたりしていて、気にならずに眠れるものでしょうか? 17. 違和感なく眠れるためにはフィッティングと空気圧調整が大事です。慣れないうちは空気の圧力やマスクが気になるものですが、きちんとしたフィッティングが行われていれば慣れてきます。気になる部分があるうちはこまめに主治医に相談して改善してもらってください。タイトレーションといって、治療開始時に1泊の入院で患者さんに合った機器の設定を行うこともできます。 18. 就寝中ずっとマスクを着けていて、顔の皮膚や鼻に異常は生じませんか? 18. マスクのフィッティングがうまくいっていない場合、顔の皮膚が赤くなったり、鼻が乾きやすくなったり、空気が漏れて目が乾いてしまったりするケースもあります。患者さんそれぞれに適切にフィットするマスクを選択することが大事です。また、鼻と耳は耳管でつながっているため、空気が耳に抜けて不快感を感じることもあります。この場合には空気圧の設定を調整するなどの対処をしてもらってください。 19. CPAP治療の効果は直ぐに出ますか? 19. 上気道が塞がらないように空気を送り込む治療ですので、すぐに効果を実感して熟睡できたと感じる方もいれば、なかなか効果を実感できないと感じるか違います。治療の目的は無呼吸状態を回避して、体も脳も十分に休むことができる質のいい睡眠を得ることです。睡眠の質は実感できないことも多いので、主治医とともに根気強く病気とつきあっていく覚悟が必要です。 20.

May 18, 2024, 8:30 pm