グレース オブ モナコ 公 妃 の 切り札
《ネタバレ》 前半は意外にいい感じ。文化も言葉も生活水準もまるで違うところに嫁いだら、たしかに戸惑いと不安の連続だろうと。そこから健気にがんばって、何らかの自分の居場所を見つけていくのかなと勝手に期待していました。 ところが、中盤以降は大きく裏切られます。チマい陰謀物語が始まり、公妃はいつの間にか国家どころか国際社会も操るスーパーファーストレディになってしまいまいした。最後の演説や、その後のプロモーションビデオのような妙な数分間も含めて、ひたすら安っぽいだけです。 で結局、「公妃の切り札」って何のことでしょう? About: グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札. それを言うなら「公妃が切り札」じゃないですかね。「あんたが大将」のノリで。 【 眉山 】 さん [CS・衛星(字幕)] 3点 (2019-08-06 01:40:01) 13. 《ネタバレ》 素材としてこの伝説の人物に挑んだ意気は良いんだけど、構築の部分がまったくついていっていないというか・・・ニコール・キッドマンもティム・ロスも、公国の大公や大公妃の威厳や気品を纏うにまでは至っておらず、これではその辺の貴族のカップルと変わりがない。描写の方も、途中からは完全にB級サスペンスのノリになってしまっていて、これはむしろモナコ公国に対して失礼なのではないだろうかと思ってしまう。素材の特殊性に助けられて、一応最後まで興味をつなぐ水準にはなっていますが・・・。その辺の停滞感に風穴を空けているのは、時空をねじ曲げんばかりに割り込んでくるヒッチの存在。彼が絡んで衝突を感じさせるシーンのみ、緊張感が漂っている。 【 Olias 】 さん [CS・衛星(字幕)] 5点 (2019-06-12 00:23:13) 12. 《ネタバレ》 グレース・ケリーに似てないとしても、ニコール・キッドマンの美貌とセレブ感に、納得してしまう。 【 ゆっきー 】 さん [DVD(字幕)] 6点 (2018-04-30 09:48:44) 11. 《ネタバレ》 グレース・ケリーという一国のプリンセスとなった伝説の美人女優を演じるとしたら、やはり当代ではN・キッドマンしかいないでしょう。クール・ビューティな顔立ちや品のある佇まいなど、良く似ていると思います個人的には。 公妃の美貌を強調すべく、大変麗しく撮られているニコールであります。この人を見るといつもとりあえず綺麗だなあと思うのですが、本作では主人公は美人女優であることが肝になってますからそれはもう美しいこと美しいこと。特に相対する仏軍に差し入れに向かった妃は、彼女ならではの戦闘服姿でありまして神々しいばかりの華麗さ。その場の全員が息を呑む、まさに「The 女優」の圧巻の存在感でありました。 私人グレースの公国における迷い、悩みを織り交ぜて彼女の人生を描こうとしたのでしょうが、政治謀略話の筋書きが関わり過ぎてしまって、焦点がぼやけてしまいました。まさかドゴールがパーティでの女優の演説に心動かされて政治方針を変えたわけではありますまい。国の情勢に公妃が深く関与したかのような描写にはやや違和感を覚えます。 【 tottoko 】 さん [CS・衛星(字幕)] 5点 (2016-09-01 00:31:18) (良:1票) 10.
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」に関する感想・評価 / Coco 映画レビュー
女優として絶頂期にありながら惜しまれつつ引退したグレース・ケリー、カムバックを期待したファンもさぞ多かったろう。ヒッチコックの誘いに一度は考えたものの、ついに公妃としての道を貫く。そのままの伝記ではなく、事実に基づくフィクションであり、愛の物語である。この映画はすべてラストの彼女のスピーチのためにあると言ってもよいくらいだ。中盤がちょっとだけ中だるみになるような気もするけど・・・。 【 ESPERANZA 】 さん [映画館(字幕)] 7点 (2014-11-10 19:32:48) 4.
About: グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
17. この題名から高貴なモノを見せてくれるとワクワクしましたが、極めて単調で退屈な映画でした。オープニング10分は素晴らしい仕上りですが30分が過ぎる頃にはもうあくびが。。彼女の美しさを伝えたいのは理解しますが、アップを多用した抑揚のない仕上がりにはガッカリを通り越して眠たくなる始末。 他の方も書いてらっしゃるように、グレースの切り札じゃなくてグレースが切り札でしたね(わら)。この題材でいくなら本当にもっともっと脚本を頑張ってもらわないといけません。ティム・ロスの苦悩もあまり伝わらず、ヒッチコックや神父さんもイマイチ使いきれていない印象でした。 政治的な深みがほとんど描かれておらず、淡々と彼女の立場にのみスポットライトが当たっていた印象です。もしかしたら監督は彼女の美しさのみ記録したかったのかもしれません。ある人物の裏切りなどは安いTVドラマ風情ですし、肝心のラストのスピーチにも全く深みが無く、早く終わってほしいとすら感じました。(その後のPVも失笑もの) 「エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2007年)」の監督さんなので、作風自体は真面目で正統派です。 ひょっとしたら脚本が良かったら化けた映画なのかもしれません。題材が良かっただけに非常に残念な作品でした。 【 アラジン2014 】 さん [地上波(吹替)] 4点 (2021-02-02 17:56:58) 16. どこまでが史実なのか不明だが、それなりの脚色はあるようである。とは言え、政治に翻弄される女優出身の王妃としての役割・苦悩みたいのは上手く描かれていて、中々興味深い作品。小国モナコの政治的立場については全く知らなかったので勉強にもなる。。日本には元外交官の王妃が居るが、これまでは当初の目的が果たせず色々と思うように行かず病んでしまったようである。日本の王室は役割としては「国際親善」であり、王国の「外交」との違はあるものの、今後は自身の役割や振る舞いについては模索しながら最適解を見つけていくのだろうか?となどと比較しながら見てしまった。 15. ニコール・キッドマンさんの神々しい美しさに脱帽。 モナコ公妃グレース・ケリーさんを演じられるのはこの人だけだと確信しました。 しかし、内容は中途半端な印象を受けました。 私はモナコについて無知なので、知識としては役だったと思います。 【 たんぽぽ 】 さん [CS・衛星(吹替)] 6点 (2020-01-19 15:37:16) 14.