『「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール』|感想・レビュー - 読書メーター

時間の流れと一致させているか? それはあなたの属する集団だけの習慣ではないか? 重要な事柄から順に説明しているか? それは日本固有の習慣ではないか? 世界共通か? 受け手の風俗、習慣に一致しているか? 単に、あなたが思いついた順番に情報を羅列していないか? あなたの期待通りの順番で受け手が読んでくれる保証があるのか? 全体の流れ(情報受信順序)を把握できているのは、あなただけではないのか? それぞれの情報間に相互依存関係はないのか? それを伝える前に、前提となる情報を与えているか? どれを先に読むべきかの順番を受けてが理解しているか? 見て欲ほしい順序があるのなら、それを受け手に伝えているのか? 「言葉」ではなく、「意味」を訳しているか? 【読書感想】「分かりやすい表現」の技術. 原文の内容を理解するための時間を確保しているか? 原文の書き手に内容の確認を十分行ったか? 原文の意味を完全に理解しているか? 原文の文構造に囚われていないか? 原文と一対一の訳にしなければならないと思っていないか? 同じ意味をもっと別な表現で短く言えないか? 文脈から分かる部分は省略できないか? 意味不明なので、原文にはない説明文を加えるべきではないか? 参考文献一覧

【読書感想】「分かりやすい表現」の技術

視覚特性(見やすさ)を重視せよ 「見分けやすさ」は「分かりやすさ」に直結する 視覚効果を考慮することは「分かりやすい表現」の重要なポイント ルール14. 自然発想に逆らうな 蛇口の"赤色"はお湯、"青,白"は水、自然発想で分かっていることがある ルール15. 情報の受信順序を明示せよ テーマパーク内で順路を示さないのは、入場者を迷わすようなもの これと同じように、情報にも伝える順序がある ルール16. 翻訳は言葉ではなく意味を訳せ 翻訳作業は、原文の「意味」を理解して、その「意味」を日本語にすること このため原文を理解する英語力、テーマを理解出来る知力、自然な日本語を書ける日本語力が必要 著者:藤沢晃治 出版社:講談社

こんにちは。ブログやニュースを読んでいると「次の記事へ」と「前の記事へ」に毎度悩む あさよるです。 どっちが古い記事で、どっちが新しい記事なのかわからないんですよね……。 かくいう当あさよるネットも、我ながら見難いなぁと思いつつ、良い改善法にたどり着けず、半ば放置状態でありますm(__)m 「分かりやすい」「見やすい」というのは、とても大事です。せかっく大事なことを話していても、人に伝わらないと意味がない。 その内容が、人の命に関わることも多々あります。 非常口の案内とか、消火器の置き場所とか、みんなが知っていないといけません。備品として、混ぜるな危険の洗剤や、薬剤、薬品だって、各家庭・会社で常備しています。 「自分は知っている」常識だって、全員が同じ知識を持っているわけではないこと、忘れちゃいけないんです。 「自分はわかる」と「みんながわかる」 自分にとっては自明の事実であっても、すべての人も同じとは限りません。 よく、さっぱり意味のわからない説明文や、不案内な案内板、何度読んでも趣旨が分からないお知らせなどなど、世の中にはヽ(`Д´)ノワーッとなる瞬間がありますw ローカルな話になってしまいますが、あさよるの住んでいる大阪の街をウロついていると、地下鉄や地下街の矢印に惑わされますw あさよるの場合:肥後橋線なんば駅から南海なんば駅を目指すと、毎度「え、ここ、どこ! ?」と怯んでしまう出口に排出される。土地勘なかったらヤバイw 街中の案内には、改善点アリなものにたくさん出会います。公共性の高いもので、多くの人が目にします。しかも、勝手知ったる地元民ではなく、常に土地勘のない人が利用するものです。「初見で分かる」ことが大切です。 避難口を示す間取り図や、緊急時の案内など、絶対全員が理解しないといけません。「ここ、どこ! ?」ではいけません。 そんなBad Designばかり集めたサイトもあります。ネタとしても楽しめるので、ぜひご一読をw 参考リンク: Bad Human Factors Designs 専門に勉強してきた人には、初歩的!? 日頃から「分かりやすい表現」を意識している方にとっては、本書『「分かりやすい表現」の技術』に書かれる内容は周知の事実かも?

June 13, 2024, 11:51 am