「転生したらスライムだった件」原作者×監督対談「物作りしたい人間には、ドンピシャで刺さる」 - エキサイトニュース

寺島 僕はマンガの"画面"を見るのがすごく好きなんです。単純に絵がうまいとかきれいとかだけじゃなくて、どういうふうにマンガとして描いているんだろうとか考えながら読むのが好きで。僕は小説を読んでいなかったので、小説ではどういう表現をしてこういう絵になったんだろうとか、逆の方向からの想像を膨らませたりして。それから小説を読んでみると「こういう部分を絵で補足していたんだな」とか、いろいろな発見が楽しめたので自然と繰り返し読みたくなる作品だなと思いました。 ──そういう楽しみ方もこの作品の魅力だと。 寺島 そうですね。コミックスも小説もそれぞれが相互に作用し合って、しっかりと「転スラ」という作品のパワーになっているなと、個人的には思っています。 地獄の苦しみを味わうことになりました (伏瀬) ──ちなみに伏瀬さんは、「転スラ」を連載していた、小説家になろうのコメント欄などを通してファンの方と交流されていたと思うのですが、こうして直接お会いになるのは初めてでしょうか? 伏瀬 以前マンガ版が連載されているシリウスさんの忘年会に参加させていただいたときに、居酒屋の店員さんに声を掛けられたのが初めてです。「本当にファンっているんだ」と思いました(笑)。あとはマンガの作画を担当してくださっている川上(泰樹)先生ですかね。最初にお会いしたときに「ファンです」と言ってくださって。 寺島 川上先生もそうだったんですね! 伏瀬 ちょっとリップサービスは入っているかもしれないですけど(笑)。でも本当に読み込んでくれているのはマンガから伝わってきています。 寺島 読んでいて、小説とすごく噛み合っているなと思います。 伏瀬 川上さんは、もう僕以上に詳しいんじゃないかなと。 寺島 得てしてファンのほうがよく知っているっていうのはありますからね(笑)。 伏瀬 そうなんですよね。ファンの中には「5周目入りました」とか言ってくださる方もいて、「僕ですら3回くらいしか読み返してないぞ!? 『転生したらスライムだった件(1)』(川上 泰樹,伏瀬,みっつばー)|講談社コミックプラス. 」みたいに思うこともあるくらい(笑)。 寺島 5周ですか、すごいですね! 伏瀬 書籍化にあたって書き直す際に、削った設定で自分が混乱した部分をファンが指摘してくれることもありましたね。書籍の発売日にAmazonのレビューに矛盾に対する指摘が書かれていて、そこで気付いたりとか。 寺島 よく見てくれていますよね。でもうれしいやら悔しいやら……。 伏瀬 そうですね。それでも3日以内に書き込んでくれるのは、確実にファンの方だと思うんですよ。だから真摯に受け止めるしかない(笑)。 ──Web連載のときからそういったファンの声は大切にされていたんですか?

『転生したらスライムだった件(1)』(川上 泰樹,伏瀬,みっつばー)|講談社コミックプラス

伏瀬 連載を始めた当初は、コメントに絶対返信しようと思っていました。実際に返信するのに2時間ぐらいかけたりして。 寺島 大変! 返信にもそんなに時間をかけていたんですね。 伏瀬 それでも、1日にコメントが100件ぐらい付いたところで、全部に返信するのは難しくなっていったんですけど。ファンの言葉は基本悪いことを書かれていても正論な場合が多いので、全部を切り捨てるのではなくて取り入れていった意見もありますね。 寺島 コメントを見て展開を変えたこともあるんですか? 伏瀬 「この先こうなるよね」みたいに展開を予想するコメントがあって、それが考えていた展開と同じだったことがあったんです。そのときは予想されたみたいになるのが嫌で展開を変えたんですが、その後の展開も大きく変えなくてはいけなくなって……。当時毎日連載していたので、地獄の苦しみを味わいました。二度と人の意見に流されるかと(笑)。 寺島 毎日の更新でそれはキツイですね(笑)。

アニメ「転生したらスライムだった件」特集 伏瀬(原作者)×寺島拓篤(Opアーティスト)対談 - コミックナタリー 特集・インタビュー

review 37歳のサラリーマン三上悟は、通り魔に刺されて死んでしまう。 しかし、人間としての記憶を残したまま、 スライム となって異世界の洞窟に転生。本来は最弱レベルのモンスターのはずが、「大賢者」「捕食者」などの希少なスキルを有して転生したこともあり、洞窟に封印されていた 暴風竜・ヴェルドラ と友達に。お互いに名前を付けあい 「リムル=テンペスト」 となると、洞窟の外の世界へと旅立つのだった。 可愛いらしい姿に似合わぬ戦闘力と知力を持ち、頼まれたら断れない性格のリムルは、ゴブリンやオーガなど多くのモンスターを危機から救い、仲間を増やしていく。 10月からスタートしたテレビアニメ 『転生したらスライムだった件』、通称『転スラ』 も2クール目に突入。先週放送された第15話では、主人公のリムルがついに建国! さまざまな種族が共存する 「ジュラ・テンペスト連邦国」 の盟主となった。クライマックスに向けて、ますます物語のスケールも大きくなっていく中、エキレビ!では、 『転スラ』 を生みだした原作者の 伏瀬 と、アニメの制作を指揮する 菊地康仁監督 の 対談インタビューを実施 。前編では、アニメ『転スラ』の丁寧な描写の秘密を探っていく。 2018年10月から放送がスタートしたアニメ『転生したらスライムだった件』。アニメの原作は『月刊少年シリウス』で川上泰樹が連載中の漫画版だが、その原作は小説で、原作者の伏瀬は漫画版の監修も行っている 役者さんの芝居をどんどん拾って、膨らませている ──原作者である伏瀬さんは、放送中のアニメをどのような気持ちで観ていますか?

今回は、 転生したらスライムだった件(転スラ)の原作者である、伏瀬さん についてご紹介します。 あんまり情報がなくて、 一体どんな人なのか? が気になったので、 伏瀬さんの情報 をまとめてみました。 また、伏瀬さんの転スラ以外の作品も読んでみたいと思ったので、 他に作品を書いていないのか、次回作の予定はあるのか といったことも調べてみました。 転生したらスライムだった件(転スラ)の原作者、伏瀬のプロフィール! まずは、伏瀬さんについて分かっていることを調べてみました。 伏瀬(フセ) 本名:不明 性別:男性 血液型:O型 職業:サラリーマン 趣味:MMO 自己紹介: 一応、社会人。 仕事が忙しい時と暇な時の差が激しい。 MMO大好きだったのに、現在難民中! するゲームも無い為、小説を書く事を思い至った!←今ここ 小説家になろうのマイページ より引用 転生したらスライムだった件(転スラ)の原作者、伏瀬のブログやtwitter 転スラの原作者、 伏瀬さんはブログやTwitterといったSNSをやられていません。 ですが、 小説家になろう内の活動報告ページ にて近況報告などをされています。 今回はそちらのページや、書籍での作者紹介を参考に、 伏瀬さんの経歴を以下にまとめてみました。 転生したらスライムだった件(転スラ)の原作者、伏瀬の経歴 それでは、伏瀬さんの経歴についてまとめていきます。 2013年2月20日:「転生したらスライムだった件」投稿 伏瀬さんは2013年2月20日に、「小説家になろう」へ 転生したらスライムだった件の第1話を投稿。 当時、活動報告でこのように書かれています。 初めまして! 小説はよく読むのですが、 書くのは初めてです! 週に二度程度の投稿ペースを守れるように、頑張っていきたいです。 「小説家になろう」を去年の4月くらいに知って、ずっと読む専門でやってきました。 感想を書きたいと思った事も何度かあったのですが、登録していなかった為今まで見送ってきました。 だから、感想は活動報告にしか出来ないものと思い込んでました。いやー、各小説に感想出来たのですね! 驚きです。1年近く気づかなかった… そんな自分ですが、生暖かい目で応援して頂けると嬉しいです! 活動報告より引用 なんと、 「転生したらスライムだった件」が初めて書いた小説。 それが現在では(アニメ化前時点で)550万部を突破ってものすごい。 序盤はプロットをあまり書かずに書いていた みたいですね。 確かにね、あったんですよ。プロット。 でもね、いつの頃からか、都市伝説になっていましたよ。 だってさ、14話くらいで1章終わるとかなってんの。 終わる訳ないだろ!

May 20, 2024, 10:03 am