離乳食 アレルギー 症状 口の周り
初めて卵を食べたら湿疹が出ました。アレルギーなのでしょうか? 小児科編・第17回 Wedge Infinity(ウェッジ)
何回確認する?
まさに今、あなたもそう思われたのではないでしょうか。 結論から言うと、 アレルギーを完全に予防することはできません。 しかし、アレルギーを出にくくする、出ても軽い症状で済むようにする方法はあるんです! 調理の段階できちんと加熱する アレルギー反応は、非加熱のものほど出る可能性が高くなるため、加熱することによりアレルギーを防げる場合があります。 初めての食材は少しずつ与える 少量ずつ与えれば、例えアレルギーがあったとしても重篤な症状に陥るのを避けることができます。 たんぱく質は焦らず慎重に進める たんぱく質は消化しにくく、アレルギー反応が出やすい食品。赤ちゃんの成長に合わせてゆっくり進めることでアレルギーのリスクが低くなります。 ひとつの食材を過度に与え過ぎない ひとつの食材を毎食与え続けるとアレルギーを引き起こす可能性があると考えられています。 アレルギーの有無に関わらず偏食は良くないので、バランスよく食べさせることが大切です。 上記の4つの項目をしっかり守ることで、アレルギーを出にくくしたり、症状を緩和することができます。 もうお気づきだと思いますが、どれも離乳食の基本ですよね。 離乳食の進め方は、アレルギーを考慮した進め方なんです。 アレルギーを少しでも防ぐためには、このように離乳食の基本的な進め方に沿って、ゆっくり進めていくのが重要と言えるでしょう。 さいごに いかがでしたか? あなたの疑問や不安を少しでも解決することができたでしょうか。 もし、あなたの赤ちゃんにアレルギーが出ても、落ち込む必要はありません。 赤ちゃんの時期にアレルギー反応が出ても、成長するにつれて軽くなったり、アレルギー反応が出なくなる場合も多いのです。 大切なのは、 自己判断をせず、医師の指示を仰ぎながら対処していくこと。 医師と相談しながら適切な対処をしていけば、必要以上に不安視することはありません。 また、アレルギーを心配して、過度に食事制限をしてしまうのも良くないこと。 成長期の赤ちゃんにとっては様々な栄養素が必要です。 アレルギーに神経質になり過ぎず、バランスの取れた離乳食作りを心がけていきましょう!