菱|ひし | 日本の家紋

家紋の種類 自然・文様紋 植物紋 動物紋 器物紋 文字・図符・建造紋紋 最終更新日: 2020-09-24

蔦|つた | 日本の家紋

壁を這うようにして葉を茂らせている植物・蔦(つた)。 「蔦」という名前は、「地面を伝って伸びる」という性質からついたと言われています。 「葵紋」で有名な徳川家も、8代将軍吉宗から使用するようになったとか。日本10大家紋と言われるほど使用者が多く、500以上にものぼるデザインがある「蔦紋」について学んでみましょう。 蔦紋とは?意味・由来を解説 蔦はブドウ科のつる性落葉木で、十大家紋の一つでもあります。蔦の文様は、平安時代から絵巻物や調度品に多く用いられるようになり、優美な姿と繁殖力が強いことから家紋として人気が出ます。 蔦はつるが特徴的な植物ですが、蔦紋は葉の部分が描かれることが多く、丸に蔦、鬼蔦、結び蔦、割り蔦、丸に三つ鬼蔦、菱に覗く蔦などバリエーションが豊富です。 使用地域は石川県新潟県、富山県などの北陸地方に多く、八代将軍吉宗が好んだ家紋として有名です。他には松平松井氏、松平大給氏、松永久秀、藤堂氏、椎名氏、高安氏などが使用しました。 10大家紋には何がある? 日本には、実に25, 000以上の家紋があると言われていますが、中でもよく使用されている家紋を「日本10大家紋」と呼んでいます。 そのうち、 【藤・桐・鷹の羽・木瓜・片喰】を5大家紋と呼び、【蔦、茗荷、沢瀉、橘、柏】を加えて10大家紋と呼びます。10大家紋の解説をまとめましたので時間のある方は是非チェックしてください!

丸に蔦紋(まるにつた):家紋のいろは

徳川幕府使用していた「葵紋」は、権威の象徴であったために「徳川家以外の者は使ってはいけない」と定められていました(一部例外あり)。 しかし、蔦紋はそれがなかったために庶民でも気軽に使うことができたのです。吉宗が愛した蔦紋にあやかろうと、多くの人がこの蔦紋を使用したために、蔦紋は使用する家も特に多くなりました。 蔦紋が10大家紋と言われ、今でも使用している家が多いのは、かつての徳川家の権威を伝えるものでもあるのです。 蔦紋の種類 蔦紋の基本になる家紋がこちら。 そして、蔦紋の中で一番有名なのもこの家紋。 大人気の戦国武将・松永久秀が使っているのがこの家紋ですし、同じくらい知名度のある武将・藤堂高虎が使用しているのもこの家紋です。 また、徳川家8代将軍の吉宗がつくった「御三卿」の裏紋として使わせたのもこの紋だったため、蔦紋と言えばこの家紋というイメージが強いです。 丸に蔦紋 蔦紋を丸で囲んだデザインの家紋です。 新選組で活躍した藤堂平助が使用していた家紋ですね。 日本海軍の東郷平八郎の家紋も、この「丸に蔦紋」です。 向かい蔦菱 蔦紋がひし形にアレンジしたもの。 二枚の蔦の葉が向き合っている様なデザインになっています。ひし形になるだけで、どこか荘厳さが出てくるような気がしませんか?

実家の家紋が「丸に蔦」です。そこから私の先祖のどんなことが想像できますか? 2人 が共感しています ベストアンサー このベストアンサーは投票で選ばれました 有名どころをあげるなら藤堂高虎に縁が有るかも・・・ってところですかね。 あとは、将軍連枝の松平家がよく蔦紋を使用していますから、全国に散らばる松平に縁があるかも知れませんね。 一番面白い想像は・・・遊女ですね。 この蔦紋は遊女にも人気のデザインでした。ほら、絡みつくイメージがあるからですね。 4人 がナイス!しています

June 13, 2024, 9:11 pm