着物を長持ちさせる保管方法まとめ!たたみ方や収納ケースでの保管方法も紹介|着物クリーニング専門「きもの辻」

着物や帯は高価なものですから、管理をしっかりしておく必要があります。着物を持つなら、どこにどう収納すればよいのか、保管する際には何に気をつければよいのかなど、大事な着物をしっかり管理する方法を知っておきましょう。 ■着物はどんなものに収納するのがベスト? 大事な着物を保管しておくのに最も適しているのは、桐箪笥もしくはケースです。着物が嫌うのは虫と湿気ですが、桐には独自の防虫成分が含まれており、防湿効果に優れています。また、天然木には自然の調湿作用があり、湿気を寄せ付けにくいという性質があります。さらに、桐箪笥には燃えにくいという特徴がありますから、高価な着物を保管するのに適しているのです。 桐製でない箪笥やクローゼットの場合には、天気の良い日に扉を開けて湿度を調節するとよいでしょう。収納ケースとしてはポリエチレン製や段ボール製もありますが、ポリエチレン製は通気性が悪いので着物が蒸れてしまいます。また、段ボール製ケースもありますが、紙が湿気を吸うので着物のカビの原因になることがあります。いずれの場合も、使用する場合は湿度に注意しておく必要があります。 ■収納する前にやっておかないと大変なことに!? 着物保管に桐ダンスがいい理由は?代用になるケースもご紹介! - 着物クリーニング・保管サービス「アライバ」. (お手入れ・虫干し) 着物は収納する前のお手入れが大事です。汚れは放っておくとシミになるので、しっかりチェックします。保管している間にシワにならないよう、正しくきれいにたたむことも必要です。 そして、きれいに収納した後も、定期的にお手入れが必要になります。年に1、2回程度は虫干しをしましょう。湿気の少ない季節を選んで、着物を吊るし干しします。一般に晴天が続いた冬の日に行うとよいとされています。干すのは天気のよい日の10:00〜16:00くらいまで。早朝や夕方などは湿度が上がるので避けます。また、日光にあたると色焼け・色あせするので陰干しします。 ■着物は「たとう紙」に必ず包まないとダメ? 着物を収納するときは、きちんと畳んだ上で1枚ずつたとう紙に包んで収納するのが一般的です。たとう紙に包まなくてはいけなという決まりはありませんが、収納するメリットは次のようにいろいろあります。 ・シワになりにくい ・シミがあっても他の着物を汚しにくい ・表に着物の種類を書いておけば、着たいものを探しやすい ・着物を汚さずに保管できる ■どんな場所に収納するのが良いの? (日当たり・湿気、防虫剤など) 着物を傷めるのは、なんといっても湿気です。湿気が多いと着物にカビが生えて着物地を傷めます。特に、日本は高温多湿なので湿気の注意を払う必要があります。 たんすにしまう時のしまい方にもひと工夫します。何段もあるたんすは、下段が湿気が籠りやすく、上段にいくにつれて湿気が少なくなります。ですから、虫がつきやすい着物や高価な着物は上段の引き出しにしまうようにします。 虫の問題ですが、正絹の着物は虫の心配はほとんどないですが、ウールの着物は虫の被害にあうこともあります。できれば天然成分の防虫剤を使って虫を予防しましょう。化繊の洗える着物は虫の心配はありません。正絹は正絹どうし、ウールはウールどうし、素材が同じ物同士でまとめておくと、防虫剤の使い分けなどができるのでおすすめです。防虫剤や乾燥剤を使う場合は、1種類にしないと薬剤同士が化学反応を起こして変色の原因になるので注意します。 また、日光の問題ですが、着物は日光にあたることで色あせします。ですから、日光があたらないところに保管します。 ■小物はどうやって収納すれば良いの?

プロ直伝!着物収納のコツと適切な保管方法をお教えします!! | 着物のブログ

たんすに収納するときのポイントが知りたい A.

着物保管に桐ダンスがいい理由は?代用になるケースもご紹介! - 着物クリーニング・保管サービス「アライバ」

それが 天候のいい日に箪笥を開けて扇風機を回す という方法です。 着物の出し入れをしなくても簡単に空気の入れ替えができるので 京都の着物お手入れ職人もおすすめしている方法です! ただ、たんすにしまいきりの着物や帯は、点検の意味もこめて年に一度は広げてみるのをおすすめします。 ■防虫剤・除湿剤を使用する際の注意 着物を入れているタンスに防虫剤や除湿剤を入れている方も多いと思います。 これさえ入れていれば大丈夫!と思っている方に気をつけていただきたいのは 着物を守るために入れている防虫剤が逆に着物を劣化させかねない 、という可能性です。 防虫剤・除湿剤の注意点 ■防虫剤の併用はとても危険! そのままだと着物がダメになる?正しい保管方法と干し方【徹底解説】 | 着物堂. 数種類の防虫剤を併用すると、化学反応を起こし、シミや変色の原因になることがあります。どうしても入れるならば一種類だけ入れるようにしてください ■直接きものに触れないように! 防虫剤によって着物が変色、シミができる場合があります。絶対に直接着物や帯に触れないようにしてください。 ■定期的な交換が必要! 市販の防虫剤・除湿剤は約半年ほどで交換が必要です。特に除湿剤は水分がたまると逆にそれがカビ発生の原因になります。 ■きものに匂いがついてしまう! 防虫剤や樟脳(しょうのう)を入れて、長くタンスにしまっているときものに匂いが移ってしまうことも。せっかくの美しい着物姿なのに、漂う匂いで残念な気持ちになってしまうのは避けたい所…。

そのままだと着物がダメになる?正しい保管方法と干し方【徹底解説】 | 着物堂

草履の保管は、本来下駄箱に収納するのが望ましいとされていますが、下駄箱にもスペース問題があり、なかなか草履まで収納できる余裕があるという方は少ないでしょう。では、どうやって草履を保管すれば良いのかということになりますが、草履を購入した時に付いてくる草履箱を再利用することで、草履をきちんと保管することができるのです。 草履箱は紙で作られているものがほとんどなので、そのまま置いておくと湿気を吸収してしまいます。中に草履が入っていれば、当然その草履も湿気に晒されることになり、次に使おうと思った時にカビだらけということになりかねません。 この湿気問題は、実は簡単な方法で解決できます。草履箱に1cm×1cm大の穴を2、3か所作るだけで良いのです。そうすることで、草履箱の通気性が良くなり、湿気が逃げやすくなります。 着物を綺麗に保管するコツは"虫干し" 着物を保管する上で気を付けなければならないことは「シワ」、「湿気」、「虫」の3点ですが、この3ポイントを一気に確認し、状態を良くする方法があります。それが虫干しです。 虫干しで虫も湿気もシワもオサラバ!

着物を長持ちさせる保管方法まとめ!たたみ方や収納ケースでの保管方法も紹介|着物クリーニング専門「きもの辻」

着物をいつまでも綺麗な状態で着るためには、「保管方法」が重要になります。大切に保管することができれば三代に渡って着ることもできます。では、どうすればいつまでも綺麗な状態で着ることができるのでしょうか?

振袖を着たあとも安心!着物の上手なたたみ方と保管・収納方法 | きもの永見

ちょっと暖かくなってきた日のお出かけに、着物を楽しまれる方も多いでしょう。最近では、鎌倉や京都などの観光地を筆頭に、着物や浴衣で観光地巡りを楽しむ若者も増えてきました。ところで、皆様は着た着物の管理はどうされていますか? 洋服のように洗濯機でジャブジャブ洗うことができない着物は、正しい方法で管理・保管していないと虫食いにあったり、カビの宝庫となったりしてしまいます。大切な着物をいつまでも楽しむためにも、正しい着物の保管方法を知ることは大切です。 今回は、昔ながらの桐ダンス保管の他にも現代の生活に合わせた、手軽な着物の保管方法をご紹介していきます。 着物保管の際に気を付けなければならないことは?

とは言っても、桐ダンスは高い!それにそもそも桐ダンスを収納する場所すらない!といった方もたくさんいらっしゃると思います。 そんな桐ダンスに取って代わる編集部イチオシの収納ケースをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね! その1*「無印良品」の衣類用収納ケース 「無印良品」の衣類用収納ケースに65㎝×40㎝×18㎝のものがあります。 洋服の収納に便利ということもあり、すでに使用されている!という方も多いのではないかと思います。 この収納ケース、実ははきものを畳んで最後に三つ折りにした時ちょうどすっぽり収まるくらいのサイズになるんです! また、18㎝の深さは袷のきものが5枚入れてちょうどくらいの大きさのため、重ねる枚数としても適切な量になりますね。 その2*「ニトリ」の2ウェイオープンBOX 40×55×18cmの着物収納にぴったりのサイズ感。 こちらの便利な点は開け方が2通りであること!使う向きに合わせて開けられるスグレモノなんです! その3*ニトリのスチールラック 幅65×奥行40×高さ90cmの着物収納のジャストサイズ。 これなら通気性を心配することなく、安価に収納が可能になりますね! 着物の数に合わせて、ラックの段数も選べます。 スチールラックはお近くのホームセンターで気軽に手に入ると思われますので、ぜひ検討してみてくださいね! 知っておきたい!着物収納の注意点 着物を着る際、知らない間にシミが出来ていたり、変な場所にシワが出来ていたり・・・。 収納ケースについてはイメージがいただけたことと思いますが、ここからは、実際の収納のコツ、注意点について学んでみたいと思います。 着る直前に慌てないために、着物のプロが教える収納術をまとめてみました。 次回気持ちよく着るために、ぜひチェックしておいてくださいね! その1*たたむ前に「風通し」を! 脱いだきものはすぐたたまずに、きものハンガーに掛けて風通しをします。 汗や体のぬくみを取るだけでなく、シワを伸ばす効果もあります。 どうしても取れないシワは、裏からあて布をして、軽くアイロンをかけましょう。 特に汗シミのつきやすい夏物の場合は、脱いだらすぐ、汗がついた衿に固く絞った濡れ手ぬぐいを当てて汗を取り、風通しをしましょう。 羽織は上に着るものですから、5分間ほど風通しをしたら、そのままたたんでもかまいません。 その2*着物は1枚ずつ「たとう紙」に包むこと!

May 18, 2024, 1:58 am