生活保護の扶養照会拒否、無視したらどうなる?絶縁や兄弟は? | 生活保護の総合情報(条件 申請 基準 他)サイト

扶養照会さえなければ、この国が好む「家族の絆」は損なわれずに済む場合も多いのだ。しかも、何度も声を大にして言っているが、扶養照会をして実際に援助ができる家族はほとんどおらず、全国平均でも1.

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そうとはいえ、扶養できる状況にもかかわらず、扶養をしなければならない事がわからない状況では、来るものを拒まず生活保護を認めなければならない状況にもなりかねません。 そこで生活保護法では、扶養義務者の資産や収入の調査は可能とされています。ただし、照会した先には回答の義務がありませんし、扶養義務者の同意書がないと回答を得られないというのが、今の現状です。 さらに扶養の程度についての基準がありません。「ふさわしいと認められる程度の生活を損なわない」というようになっていて、基準は不明確となっています。また、扶養能力が十分にあったとしても、扶養をする意思がなければ、その強制力は家裁で調停や審判をする以外にありません。 生活保護における扶養義務について|大阪市 参照元:大阪市HP(2015年12月、著者調べ) 扶養義務の問題点 生活保護での親族の扶養については、世間的に「子供が親の面倒を見るのは当たり前」とか「生活保護に頼る前にまずは家族が支えるべきだ」などを言う人もいます。しかし、本当にそうなのでしょうか?親には親の生活があり、子には子の生活があります。もちろん生活を一にしているのであれば話は別ですが。 生活保護を受ける前に、親族に頼るということが本当に良いことなのかどうかは、疑問です。それによって、家族や親族の関係が壊れてしまう可能性が高いとは思いませんか? もちろん余裕のある人なのであれば、問題がないかもしれませんが、もともと親族との関係が良くない場合などは、さらに悪化するのではないかと思うのです。 関係が良くない場合 生活保護制度では、親族による扶養に関してその給付よりも「優先する」というように定められています。これは、先に援助を受けて、その足らない部分を生活保護で支給するということになっています。 これが、親族の扶養が義務としての要件となってしまった場合、経済力がある親族がいるというだけで、本当に必要な人が生活保護を受けられなくなるという可能性も出てきてしまうのではないでしょうか。これは大変危険な問題だと考えられます。 その親族との関係が良好で、快く扶養を受けてくれるならまだしも、その関係があまりよくない場合は、問題が発生する確率が高くなるでしょう。 また、DVなどで離婚が成立していない夫婦関係の場合、その心持はどうでしょうか。親子の関係でも、虐待をされて育てられた親であったり、親から捨てられた状況の場合であったりした場合など、やはり良好な関係ではありませんね。そんな関係であるのに、扶養義務を突きつけられても、援助をする気にはなれないでしょう。 関係が悪化する事例 では、生活保護の受給にあたって、もともと良好な関係の親族であれば、その援助はスムーズにいくのでしょうか?

扶養義務の親族側の疑問について解説します。 勝手に自分の資産を調べられるのか →それはありません。 しかし改正された生活保護法では、例の芸人のトラブルがあったのが原因なのか 福祉事務所の扶養義務者への権限が強化されました。どういうことかといえば ・福祉事務所が必要と認めた場合、扶養義務者は必要な限度で、銀行や雇われてる会社に対して 資産や収入の状況について報告を求めることが出来る としました。 厚生労働省は 家事審判手続を活用してまで費用徴収を行う蓋然性が高いと判断されるような場合等に限定 としています。 明らかに扶養が可能なのにしていないケースは今後は問われる恐れがあります。 これは悪質だと考えるケース 芸人さんのように稼いでいて親にマンションをプレゼントしてさらに親は生活保護を受けていた としていたら、今後は問題になるかもしれません →改正された生活保護法の概要 父親・母親とは理由があって絶縁中・できることなら関わりたくない そういう場合でも扶養義務で生活保護で援助しないといけないのか?

May 19, 2024, 10:24 am