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国宝・重要文化財(美術品) 主情報 名称 : 片輪車蒔絵螺鈿手箱 ふりがな : かたわぐるままきえらでんてばこ 写真一覧▶ 地図表示▶ 解説表示▶ 員数 1合 種別 工芸品 国 日本 時代 鎌倉 年代 西暦 作者 寸法・重量 縦27. 3 横35. 5 高21. 0 (㎝) 品質・形状 錫の置口をつけた合口造の箱。表は沃懸地に螺鈿の片輪車を表し、付描をもって全面に波文を描く。蓋表は梨子中に巴文を散らし、身に車輪形銀製紐金物を打ち、内に菊花文金(銀)襴を… ト書 画賛・奥書・銘文等 伝来・その他参考となるべき事項 指定番号(登録番号) 00099 枝番 00 国宝・重文区分 国宝 重文指定年月日 1931. 03. 片輪車螺鈿蒔絵手箱 大蓮華. 14(昭和6. 14) 国宝指定年月日 1953. 31(昭和28. 31) 追加年月日 所在都道府県 東京都 所在地 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9 保管施設の名称 東京国立博物館 所有者名 独立行政法人国立文化財機構 管理団体・管理責任者名 解説文: 鎌倉時代の蒔絵手箱の中でも、量感に富んだ器形、よく整った文様の逸品である。同種の意匠になる平安時代の国宝と比較すると、その時代の趣向の差違が見てとれよう。雲州松平家伝来といわれる。

片輪車螺鈿蒔絵手箱 文化遺産オンライン

4cm、横33. 3cm、高13. 0cm 【品質・形状】口縁に錫縁を回らした被蓋造の手箱。甲盛りがあり、塵居を設け、身の長側面中央に車輪形透彫りの銀製紐金物を打つ。総体漆塗りに鑢紛を蒔いた平塵地とし、蓋、身の全面に流水に片輪車の文様を表す。波文は金、車輪は青金粉を用いて研出蒔絵とし、車輪の半数は螺鈿とし、一部には毛彫りを施す。蓋、身の内面は、淡い平塵地に金銀の研出蒔絵で蝶、鳥、松、桜、楓、埋め、橘、柳、菊、竜胆、薄、桔梗、女郎花などの折枝を散らす。 【所在地】東京国立博物館 【重文指定日】1931. 12. 片輪車螺鈿蒔絵手箱 文化遺産オンライン. 14 【国宝指定日】1952. 11. 22 【説明】片輪車文は平安時代後期の料紙下絵に少なからず見られるもので、当時よく好まれた文様である。本手箱では、叙景的な文様に装飾性を加え、優美な趣向を如実に示す。現在知られる平安時代の蒔絵螺鈿の遺例は数少なく、意匠・技法共に優れ、資料的にも貴重な作品である。 出典: 国指定文化財等データベース 一部抜粋 鑑賞ログ 2019年1月 東京国立博物館 常設展にて 漆工コーナーで久しぶりの写真OK国宝のような気がします。 外側は派手な雰囲気ですが、中は品の良い花鳥柄が散らされていました。

国指定文化財等データベース

(指定名称)片輪車蒔絵螺鈿手箱 1合 木製漆塗 縦27. 国指定文化財等データベース. 3 横35. 5 高20. 9 鎌倉時代・13世紀 東京国立博物館 H-4445 漆を塗った表面に金粉を密にまき詰め、切った貝をはめ込む「沃懸地(いかけじ)螺鈿」の技法で造られた手箱。蓋と身がぴったり合う合口(あいくち)造りで、口縁には錫の覆輪(ふくりん)をめぐらせ、身の側面に車輪をかたどった銀製の紐金具を付ける。表面には、漆の細い線に金粉をまく付描(つけがき)の手法で流れる水を表し、水に浸した牛車の車輪は切り透かした貝片を貼り付けてある。蓋の裏には、巴紋(ともえもん)が散らしてある。 手箱は化粧道具や料紙、文具などを納めた調度品の一つ。この手箱は、平安時代の作で同じ主題による『片輪車蒔絵螺鈿手箱』(東京国立博物館蔵H4282)に比べて量感に富み、金の色彩の強さが強調され、また、片輪車などの文様の配置が規則的になっていて、鎌倉時代の嗜好が感じられる。

(指定名称)片輪車螺鈿蒔絵手箱 1合 木製漆塗 縦22. 片輪車螺鈿蒔絵手箱(東京国立博物館). 4 横30. 6 高13. 5 平安時代・12世紀 東京国立博物館 H-4282 平安時代の漆工芸を代表する名品である。手箱としては小ぶりで、蓋を身より大きく造ってかぶせる被蓋造り(かぶせぶたづくり)となっている。片輪車は、牛車(ぎっしゃ)の車輪が乾燥して割れるのを防ぐため水に漬けた平安時代の情景を描いたものといわれ、和鏡や装飾経の料紙にも見られるこの時代に好まれた意匠である。 表面は、黒漆を塗った上に不整形な金粉を密にまいて地にし、水の流れとそこに浸された車輪は、金と青金(あおきん)の研出(とぎだし)蒔絵に螺鈿を交じえて描いている。研出蒔絵は、漆で描いた文様に金や銀などの粉をまいてから、さらに漆で塗り込め、乾いた後に研ぎ出す技法。また青みがかった金色の青金は金と銀の合金で、光線によって微妙な色調の変化を見せる。螺鈿は夜光貝などを文様の形に切って、漆を塗った器物に貼る技法である。 側面に付けた銀製の紐金具には、車輪形の透彫をほどこして意匠を統一し、蓋と身の内面にも、研出蒔絵で飛鳥や草花を散らしている。

May 19, 2024, 9:00 am