傍 若 無人 いい 意味

言葉 今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「傍若無人(ぼうじゃくぶじん)」です。 言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。 「傍若無人」の意味をスッキリ理解!

「傍若無人」とは?意味や故事の由来、使い方の例文【英語・類語】 | 四字熟語の勉強.Com | 四字熟語の勉強.Com

この記事は、約 6 分で読むことができます。 あなたは「傍若無人」という言葉をご存じでしょうか。 日常的によく使う言葉ではありませんが、入試の際の頻出四字熟語になるので漢字や意味を勉強した方が多いかもしれませんね。 先日の新聞記事で、ある国の大統領を勝手気ままに振る舞う様子から「傍若無人な独裁者」と表現していました。 そんな「傍若無人」の使い方にあなたは自信がありますか?

(彼は傍若無人な態度だった) She behaves selfishly. (彼女は傍若無人に振る舞った) 1の例文では「arrogant」で傍若無人を表現しています。直訳は「横柄な、傲慢な」 2の例文は「selfishly」で表現しています。直訳は「自分勝手に」他にも「無礼な、あきれるほどの」という意味の「outrageous」も「傍若無人」の表現としていいと思います。 「傍若無人」の類義語 続いて類義語を見てみましょう。 厚顔無恥(こうがんむち) 唯我独尊(ゆいがどくそん) 傲岸不遜(ごうがんふそん) 放辟邪侈(ほうへきじゃし) それぞれ、「厚顔無恥」とは「厚かましくて恥知らずなようす」、「唯我独尊」とは「この世で一番偉いとしてうぬぼれること。まら自分のことしか関心がないようす」、「傲岸不遜」とは「思いあがって人を見下し、へりくだらないこと」、「放辟邪侈」とは「わがまま勝手な、悪い行為」という意味になっています。 全て自分の事しか考えていないという悪い意味で使われる言葉になります。 「唯我独尊」は仏教用語として「ただ自分だけが尊いこと」という人格の尊厳を表した意味も持ち合わせています。 「厚顔無恥」と「唯我独尊」の記事はこちらをご覧ください。 「厚顔無恥」の意味をわかりやすく解説。 「唯我独尊」の正しい意味とは? 「傍若無人」の使い方 最後に使い方を例文で見てみましょう。 「彼の傍若無人な態度には皆が呆れていた」 「その政治家はメディアには出さないが傍若無人で有名だ」 「圧迫面接とはいえずいぶん傍若無人な話し方だな」 「後輩しかいないからって傍若無人な態度をしてはいけない」 「傍若無人の振る舞いで、誰もついてこなくなった」 例文のように「〇〇ぶり~」「〇〇の振る舞い~」「〇〇な話し方」等のかたちで使います。 なりふり構わず自分勝手な行動をするときに上記のように使ってください。 「傍若無人」な態度 ここまで「傍若無人」についてご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか。 悪い意味として使われている言葉ですが、先ほど由来でご紹介した荊軻の話、「傍若無人」は実は元々批判的な意味ではなかったそうです。 むしろ陽気な様子から周りを明るくしたという説があるようです。興味深いですよね。 ぜひ参考にしてください。

May 18, 2024, 5:02 am