電気代の基本料金はどれくらい?また電気代の仕組みとは

毎月、何気に支払っている電気料金。ライフラインとして必要な生活の固定費ですが、その内訳についてチェックしたことはありますか?電気料金には基本料金があり、使用料に応じて電気代を支払うシステムとなっています。考え方をしっかりと理解することによって、電気料金の節約も可能!電気料金の基本と料金を把握して、お引越しをする前にしっかり理解しておきましょう。 まずは基本から!電気料金の計算方法についてしっかりチェック! 毎月支払っている電気料金。では、どのように算出、請求されているのでしょうか? 月々の電気料金は、契約アンペア毎に設定されている「基本料金」に使用電力量によって算出される「電力量料金」の合計額に「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)」を足して算出されています。 「基本料金」は、電力会社が設定しているいわゆる電力の基礎単価。通常、一般家庭では10アンペアから60アンペアの間の7段階から選択し、契約しています。次に「電力量料金」ですが、電力使用量に応じて1~3段階に単価設定されており、電力使用量が多いほど単価はあがる仕組みとなっています。そこに、再生エネルギーの利用を促進するための負担金である「再生可能エネルギー発電促進賦課金」が加わり、月々の電気料金となっています。その他、最低月額料金の設定や、長期契約による年間割引などによって金額が前後します。 何アンペア?基本料金はアンペア数別に金額設定されています それでは、基本料金を左右するアンペア数別の金額設定をみてみましょう。九州電力の一般家庭向け電力プランでは、下記のように単価設定されています。 10アンペア 291. 60円 15アンペア 437. 電気代の基本料金とは?電気料金の仕組みと安くする方法をチェック|EGR. 40円 20アンペア 583. 20円 30アンペア 874. 80円 40アンペア 1166. 40円 50アンペア 1458. 00円 60アンペア 1749. 60円 つまり、アンペア数が低いほど電力単価が下がるという計算になります。 契約アンペア数は、電気使用量の検針表(電気料金のお知らせ)にも記載されていますし、ブレーカーの分電盤のリミッター(電流制限器)の色でも見分けることができます。九州電力では、10アンペアが灰色、15アンペアが赤色、20アンペアが黄色、30アンペアが緑色。40アンペアが茶色、50アンペアが青色、そして60アンペアが白色となっています。 実は意外と簡単!?電気料金の節約方法!

  1. 電気代の基本料金とは?電気料金の仕組みと安くする方法をチェック|EGR

電気代の基本料金とは?電気料金の仕組みと安くする方法をチェック|Egr

2020. 04. 17 最終更新日: 2021. 05. 23 電気料金の請求明細には基本料金の項目がありますが、この基本料金はいったい何のための費用なのでしょうか? 今回は電気料金の基本料金について、 基本料金がなぜあるのか 基本料金のない電力会社はあるのか 電気料金を節約したい時のポイント についてご紹介していきます。 大抵の電力会社の電気料金には基本料金が存在する 電気料金の基本料金は多くの電力会社のサービスに存在します。 基本料金はスマホや電話料金と同じように、一切使わなくても支払わなければいけない料金のことを指します。 では、この基本料金とはそもそもなぜ必要なのでしょうか?

電気料金の請求内訳をみてみると燃料費調整額という項目があります。月によって金額が増えたり減ったりしていますが、これはどのように決まっているのでしょうか。 目次燃... 続きを見る 4. 再生可能エネルギー発電促進賦課金 再生可能エネルギー発電促進賦課金 (再エネ賦課金)は、字の通り、再生可能エネルギーによる発電を促進するために電気使用者が負担する金額のことです。電気事業者が固定価格買取制度に基づいて再生可能エネルギーで発電した電気を買い取るための費用として使われます。 再エネ賦課金は、単価×1か月の電気使用量で計算されます。単価は、毎年、経済産業大臣が全国一律の単価になるように決定します。つまり、どこの電力会社であっても単価は変わりません。 5. その他の割引など 口座振替割引やガスとのセット割など、上4つに当てはまらない割引項目です。 東京ガスのガスとでんきのセット割、@niftyでんきの@nifty接続サービスやNifMoとのセット割、ソフトバンクでんきのソフトバンクの携帯電話や固定回線とのセット割などが当てはまります。 電気料金を安くするには 電気料金は上で説明した1. ~5. の要素で決まっているので、電気料金を安くするには1. のいずれかを安くするか、5. の割引を高くするかが必要です。それぞれの要素について考えていきます。 1. の基本料金を安くするには、契約容量を下げるか、基本料金が安い電力会社に乗り換えることが必要です。契約容量を下げると月に数百円安くなりますが、一度に使用できる電気の量が少なくなります。一軒家に住んでいて、子供が独立した後も契約容量はそのままという場合などに検討してみるとよいでしょう。また、電力自由化以降に参入した新電力の中には、地域の大手電力会社より基本料金を安く設定しているところもあります。そのような新電力に乗り換えるのも一つの手でしょう。 2. の電力量料金を安くするには、電気の使用量を少なくするか、料金単価が安い電力会社に乗り換えることが必要です。2. で説明した通り、電気使用量が多くて第3段階料金にかかっている場合は料金単価が高くなるので、電気使用量が多い人ほど有効です。 3.の燃料費調整額は基本的に各地域ごとに単価が同じで、燃料費の変動によってプラス調整もマイナス調整もあるので、この要素で電気料金の節約を考えるのは難しいです。 4.の再生可能エネルギー発電促進賦課金を安くするには、単価は全国で一律なので電気使用量を少なくするしかありません。 5.の要素については、自分が使っているサービスが電気の小売も行っていた場合はセット割などがないか調べてみるとよいでしょう。 以上より、電気料金を安くするには節電の努力をするか、自分に合った電力会社に変更することが必要です。節電の努力は環境のためにも望ましいことですが、電力会社を乗り換えるのが早くて簡単です。まずは 電力会社を比較 して、電力会社を乗り換えることから始めてみてはいかがでしょうか。 - 電気の基礎知識 Copyright © SBI Holdings Inc., All Rights Reserved.
May 13, 2024, 1:46 pm