竹取物語 不死の薬 論文

質問日時: 2009/11/08 13:08 回答数: 3 件 なぜ不死の薬を帝にだけ渡し、翁には渡さなかったのか? 不死の薬はだれもが欲しがる物だと思うので、不死の薬は恩の大きい翁に渡すべきだと思うのですが…。 このような設定にしたのには、何か作者の意図が絡んでいるのでしょうか? よろしくお願いします。 No. 3 回答者: sosdada 回答日時: 2011/03/06 22:52 「不死の薬を飲むと、今までの記憶も、喜怒哀楽の感情もなくなってしまう」とかぐや姫が言ってます。 事実、飲んだ直後、かぐや姫の顔から表情が消え、翁のこともすっかり忘れた冷たい目つきになりました。 そんな薬を、育ての親に渡せません。自分はお父さんのことを忘れてしまうが、お父さんは私のことを忘れないで。 11 件 No.

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竹取物語 不死の薬 メッセージ

1 teigan 回答日時: 2008/09/15 13:36 最近では竹取物語の原話は、古事記にまで遡るとの説(「垂仁記」のなかに「大筒木垂根王之女、迦具夜比売命」の一節がある)まで登場し、ますます出所の謎は深まるばかりです。 最古の写本とされるものがそれから八百年以上も下った安土桃山時代のものですから、その間にどんな思想が加わり、どんな脚色がなされてきたかは想像すること自体がナンセンスです。 今のようにネットで瞬時に情報が伝わる時代でもなく、そもそも字が読める人の方が少なかった時代が千二百年間、そして古事記以前となればこれ以前の書物は現存しませんから、もう解明は無理でしょうね。 せめて不死の薬の話が何時、どこで脚色されたか解明されない限り、答えは出ないのではないでしょうか。 1 お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて! gooで質問しましょう! このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

竹取物語 不死の薬 論文

さて、竹取物語も今回扱う文章で最後です。早く終わりそうなシリーズだったのですが、結果的にかなり長くなってしまいました。 次はやはり文法関係を扱おうかなと思っています。漢文も扱いたいのですが、ブログという形で扱うには、返り点と送り仮名の問題がかなりありまして…。やっぱり文法かな。 それでは、読んでいきましょう。かぐや姫はとうとう月へ帰ってしまいました。彼女が帝のために残したのが「不死の薬」。けれども帝は「かぐや姫がいない世の中で不死でいてもしかたがない」と言って、あることを命じます。それが次の文章です。 01)御文、不死の薬の壺並べて、 02)火をつけて燃やすべきよし仰せたまふ。 03)そのよしうけたまはりて、 04)士どもあまた具して (『竹取物語』より) ↓↓↓ 解説を読む前に、クリックして応援お願いします! にほんブログ村 01)御 文 、不死の薬の壺並べて、 ■文=読み ふみ/意味 手紙 訳)帝は、お 手紙 と、不死の薬の壺を並べて 02)火をつけて燃やすべき よし仰せたまふ 。 ■よし=こと ■仰せたまふ=読み おおせたまう(おおせたもう)/意味 ご命令になる 訳)火をつけて燃やすようにと、 ご命令になった 。 03)その よしうけたまはり て、 ■よし=こと ■うけたまはり=読み うけたまわり 訳)その 旨 を承って、 04) 士どもあまた具し て ■士=読み つわもの/意味 兵士 ■ども=たち ■あまた=たくさん ■具す=読み ぐす/意味 引き連れる 訳)使者が 兵士たち を たくさん引き連れて ちょっと短めですが、今回はこのあたりで。 それにしても、「不死の薬」って「死なない」だけですよね? 肉体は老いていくんですよね。 ここで手塚治虫『火の鳥』未来編を思い出した人はかなりのおっさん、おばはん。もしくはマンガ好き。 ドラゴンボールで、初代ピッコロ大魔王は「不死」ではなく、「不老」を選びました(単なる「若返り」だったでしょうか…)。「不老不死」を願えば悟空に負けることはなかったのに…という声もあるでしょうが、そうすると願いごとが二つになってしまいます。 そのあたりは、鳥山明のうまさというところでしょうか。当時、圧倒的な強さをほこっていたピッコロ大魔王が、「不老」によってさらに強くなる…。どこかギャグ要素のつよかった作品で「絶望」ということばが作品世界を支配した瞬間でした。 …余計な話がすぎました。それでは、復習をしっかりとしてください。まとめテストにまいります。 1)「文」の読みと意味は?

竹取物語 不死の薬 焼いた理由

もう一つの重要なアイテムが「竹」です。 竹もまた、神秘的な植物です。1日に1m以上も伸びることがあるほど成長が早いのですが、太ることはありません。 地上の竹が朽ちても、地下茎で結ばれている竹はまたすぐに生えてきます。「竹」もまた、永遠の生を得ているかのように見える存在でした。 このため、古来から、竹は地上界と異界を結ぶものと考えられていたようです。 さて、お話は最後に飛んで、かぐや姫は月へと帰っていきます。 そのとき、愛する帝と翁に残すのが「不老不死」の薬です。実は、月の世界が不老不死なのはクスリのお陰だったというわけです。そして、そのクスリは地上の人にも効果があるというのです。ちょっと、ビックリするような話ではないですか? ところが、地上の人々はこの不死の薬を焼き払ってしまいます。 地上の人にとって、懸命に生きること、ときには病に苦しむこと、徐々に老いること、そして別れを悲しむこと、いろいろな辛さを乗り越えて暮らすことこそが、人を人としているものだと分かっていたのでしょう。 平安時代、今から1150年くらい前につくられた物語です。

質問日時: 2008/09/15 12:18 回答数: 2 件 竹取物語の終盤、かぐや姫は不死の薬を遺して月へ帰ってしまいます。 しかし、なぜ不死の薬を地上に遺したのでしょうか。そもそも、なぜ天人は不死の薬を持ってきたのでしょうか。 月はいつまでも輝き続けるものではなく、満ちては欠けを繰り返す天体です。 かぐや姫は、月にいたころとはあまりに違う(と思われる)三寸ばかりの姿で発見されました。これは、月の変化の象徴ではないでしょうか。 そして迎えの夜、月から来た心無い天人は、成長したかぐや姫(=満月? )に不死の薬を飲ませようとします。 ここが疑問点です。満ち欠けを繰り返すのが月だとするならば、なぜ天人はかぐや姫の変化を止めようとするのでしょうか。 月の薬ならば、永遠に変わらない「不死」ではなく、転生を確実に行う物になると思うのですが。 ・・・書いている内に、天人が非常に怪しく思えてきました。 また、天人はかぐや姫が薬を遺すのを阻止しようとします。これも深読みすると、地上人には知られたくない何かがあったのでは・・・? ご回答よろしくお願いします。 No.

May 31, 2024, 11:40 pm