ひとり で し に たい カレー 沢 薫

新型コロナウイルスの影響で、 今「家から出ない」ことが何より尊ばれている。 つまり、時代が突然「ひきこもり」に追いついたとも言えるのでは? ソーシャルディスタンシングを常に実践、 かつ#Stay Homeでこそ輝く彼らにこそ学ぶべき。 脳内とネットでは饒舌な「ひきこもり」の代弁者・カレー沢薫がお届けする 困難な時代のサバイブ術!

『ひとりでしにたい(1)』(カレー沢 薫,ドネリー美咲)|講談社コミックプラス

いや、私自身もまだちゃんとできていなくて……。漫画だと好きに描けるんですけどね、 自分のことになると本当に難しいなと痛感しています。 意識して実家に帰る回数は増えたんですが、親が老後のことをどう考えているかというのは、まだ聞けていないです。 ただやっぱり、 コミュニケーションの回数をまず増やす 、というのは大事なことみたいです。ろくに交流していない子どもから突然「家を掃除してくれ」「遺書を書いてくれ」って言われたら、たぶん親も意固地になってしまうじゃないですか。日常的なコミュニケーションがある程度取れていれば、その延長線上で「そういえば……」と切り出せるのかなと。 ──『ひとりでしにたい』を親に渡す、というのもいいかもしれませんね。 ああ、確かにこの本がそのきっかけになったらうれしいですね。親が自主的に老後のことについて考えてくれるというのが、いちばん望ましいと思うので。 ──パートナーがいる方にとっては、相手との老後も大きな問題になってきますよね。カレー沢さんは、ご夫婦で老後について話されることってありますか? いえ、私もまだ、夫婦で話し合うところまではいっていないんです。この漫画自体は、夫も読んでるんじゃないかと思います。 でも最低限、向こうに介護が必要になったときどうされたいか、というのは聞いておきたいと思っています。もちろん、自分にできそうなことはかなえてあげたいんですけど、 相手の希望を全てかなえるのがパートナーや家族の役目であるとは絶対に考えない方がいいと思うんですよ。 「介護には絶対に外部の助けが必要」って経験者の方もみなさん言いますし、相手の面倒を一人で見るべきとは思わないようにしたいです。相手にもそう思ってもらいたいですしね。 自分なりに「コミュニケーション」「お金」「知識」のバランスを取る ──カレー沢さんと同年代でもある30~40代くらいの方が、いまから老後のために始めておくべきことがあるとしたら、具体的にどんなことだと思いますか?

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カレー沢薫 - Wikipedia

大まかなストーリーは私が考えて、小さなネタは原案協力のドネリー美咲さんの体験談などを使わせてもらったりしています。もちろん介護や終活にまつわる本や資料なども読みますが、私はTwitterをすごく見ているので、 Twitterで流れてきた介護の当事者の方のリアルなつぶやき なんかも参考にしていますね。 調査日に限って親がキリッとし出すのはあるあるらしくて、それもたしかTwitterで目にしたと記憶しています。やっぱり少子高齢化で親の介護に携わる方が増えているので、意識しなくてもエピソードが集まってくるんですよね。 ──なるほど。自分もですが、40代以下くらいの人たちにとっては、正直まだ"老後"や"孤独死"って遠いことのように感じてしまいがちな話題だと思うんです。カレー沢さんの作品じゃなかったらこのテーマの漫画は読んでいなかったかも……と思います。 テーマがつらくて読めないですっていう方も中にはいらっしゃるんですけど、「重いテーマではあるけど、漫画が暗すぎないので読みやすいです」といううれしい意見もあるので、ありがたいなと思います。暗いだけであまりにも救いのない話はわざわざフィクションで読みたくないと思うので、暗くなり過ぎないように、というのは意識して描いています。 ──ストーリー展開としては、会社の後輩の那須田くんという年下の男性が鳴海に好意を寄せているのかも……? というちょっとしたドキドキ要素もありますね。 実は、読者からは「なんだよ、結局男かよ」みたいな感想が届くこともあるんですが……まあそう言わずに続きを読んでください、というのは言い続けていきたいです。 恋愛や結婚をすることで老後も安泰、という話にしようとは決して思っていないので。 ただ、だからといって恋愛や結婚が馬鹿らしいと言いたい作品でもないんです。 ──主人公の鳴海は、人の話をちゃんと聞き入れる素直な人物として描かれています。ただ、一見しっかり者の那須田くんが慌てる様子を見て「こいつも大したことねえな」と内心で思うなど、"すごくいい子"というわけでもないのがリアルだなと感じます。 やっぱり主人公なので読者に嫌われてもよくないなと思うんですが、あんまりいい子過ぎてリアリティーがないのは違うなと……。「こいつも大したことねえな」くらいのことって、みんな声には出さないけど考えてるんじゃないかと思うので、そこも共感してくれる人がいるかもしれないな、と思いながら描いてますね。 家族の面倒は、絶対に自分一人で見ようとしない方がいい ──読者の方からは、『ひとりでしにたい』にこれまでどんな反響がありましたか?

この本、というか漫画は、100%正解かどうかはさておき、生き方を考える中での一つの選択肢なのかもしれません。 〇カレー沢薫さん 書く猫が可愛い漫画家さん。 スピリッツを購読していた際には、「猫工船」という漫画を描いており、ひたすら可愛くデフォルメされた猫たちが出てきます。 きみにかわれるまえに 表紙の線画 私の描いた花があまりにもイケてなかったせいか全部差し変わっとるな?それともミッドサマーを見本にして描いたのがバレたのか?

ひとりでしにたい - Pixivコミック

アラフィフ独女が「ひとりで愉快に死ぬ」ためにオタ活を推奨する理由 いまは遠隔オタ活だけど カレー沢薫さんの漫画『 ひとりでしにたい 』はなかなかパンチの効いた一冊だ。主人公は35歳の山口鳴海。彼氏ナシ、独身。慕っていた独身の伯母が孤独死し、衝撃的な姿で見つかったことから、「婚活しよう」と考え始めることから物語は始まる。しかし冷静な(実はその冷静さには裏があるが)同僚男性・ナスダに「結婚=安定ってありえませんよ」「結婚したらひとりで死なないのか」という、と現実を突きつけられるのだ。 結婚しようがしてまいが、誰かに、何かに依存せず、愉快に生きて愉快に死ぬにはどうしたらいいのか。漫画を読んだうえで、フリーライターの長谷川あやさんに考察してもらった。 『ひとりでしにたい』のリンクが送られてきた 編集者からちょっとこれ読んでみてと、この漫画のリンクが送られてきた。『 ひとりでしにたい 』(カレー沢薫)。なかなかインパクトのあるタイトルだ。「いったいなぜ私に?」「これを読んでどうしろと?」など、疑問が渦巻くがとりあえずは読んでみるとしよう。ヒマだし。 わたしにどうしろと?

いわゆるひとつのバリバリのキャリアウーマンで、優雅な独身生活、余裕の老後を謳歌していたかに見えた伯母がまさかの孤独死。黒いシミのような状態で発見された。その死にざまに衝撃を受けた山口鳴海(35歳・学芸員・独身)の人生は婚活から一転終活へ。死ぬのは怖い。だけど人は必ず死ぬ。ならば誰より堂々と、私は一人で死んでやる。一人でよりよく死ぬためには、よりよく生きるしかない。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生! 【商品解説】

May 13, 2024, 8:03 pm